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HTMLについて、教えて下さい
ずっと独学でXHTMLを勉強していたのですが、気が付けば今はHTML5になっていました。 どうゆう進化をしているのか全然分からないのでお聞きしたいのですが・・・・やはり基本のXHTMLがあって、それからHTML2→3→4→5と内容が少しづつ変化していっているのですか? 勉強していくのなら、2345と順番にしていかないと分からないのでしょうか? *CSSもCSS→CSS2→3としていったほうがいいのでしょうか? HTMLがどう変化しているのかさえ分からないので的はずれな質問かも知れませんが教えて下さい。
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- Chaire
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SGML-XML-HTML に関しては、以下の図が分かりやすいと思います。 http://norman.walsh.name/2011/03/26/HTML-XML-Prague --- ある所に SGML という師匠がいました。SGML 師匠の教えは難解で、弟子たちはなかなか理解できませんでした。 SGML 師匠の授業を外からのぞき込んでいた小僧がおりました。この小僧はなかなかの切れ者、SGML 師匠の教えの中で、世間で使えそうな部分を中心に拾い集め、独自に HTML 塾を開きました。HTML 塾は第 4 世代まで発展します。 SGML 師匠にも優秀な弟子がいました。その名は XML 師範。師範は SGML 師匠の難解な教えをコンパクトにまとめ、誰でも使えるようにしたため、いっきに有名になりました。 第 4 世代になっていた HTML 塾も、XML 師範の教えを受け、XHTML 塾の第 1 世代 として再出発します。 ところが、XHTML 塾の第 2 世代で内紛が起きました。もともと HTML 塾は実用性重視。そこへ高名な XML 師範がお墨付きを与えたということで、入塾希望者がわんさかやってきました。そのことが、もとから HTML 塾にいた学生には面白くない。だって、新しい学生は実用性よりも、理想論ばっかり(に見えた)からです。 XML 師範としては、XHTML 塾が現実と理想を統合した新たなステージに立つことを望んでいました。しかし結果的に、XHTML 塾から現実派の学生が飛び出すことになってしまいました。塾を飛び出した現実派の学生は、自分達こそ HTML 塾の第 5 世代であると主張し、HTML5 同盟を立ち上げます。その後、自分達は絶えず進化するという決意を込めて、世代を数えない「HTML」同盟と名前を変えました。 こうして XHTML 塾から抜け出した HTML 同盟ですが、中には XML 師範を尊敬もしている学生も多く、XHTML5 活動なんてのもやっています。しかし、基本的に HTML 同盟は SGML 師匠~XML 師範の正統から外れ、独自の道を行くことを選んだのでした。 一方、現実派の学生が抜けた後の XHTML 塾。理想派とはいえ、第 1 世代は穏健派が多く、急進的だったのは第 2 世代。しかし、これらのゴタゴタでやる気をなくした第 2 世代は退塾。今は穏健派の第 1 世代が XHTML 塾を守っています。 --- CSS 校長は、生徒の個性を大切にします。 印刷が得意な子、プレゼンが得意な子、朗読が得意な子、色使いの上手な子など、生徒にはそれぞれ向き・不向きがあります。そこで CSS 校長は 3 つのコースを設けました。 第 1 コースは教養課程。「CSS ってどんなもの?」を広く浅く教えます。ちょっとした作業であれば、これで十分です。 第 2 コースは専門課程。生徒は「印刷科」「プレゼン科」「朗読科」などに振り分けられ、それぞれの個性を伸ばします。学科をまたいで重なる授業も多く、結果として卒業生は総合的な実力を兼ね備えます。 第 3 コースは研究課程。ここは第 2 コース以上にたくさんの細かい分野があり、生徒は徹底的な専門教育を受けます。分野が多すぎて全体像が見えなくなり、ともすれば専門バカになる危険もありますが、しかしその分野についてのプロフェッショナルであることは確かです。 現在、CSS 学校では第 2 コースの組織改編がひと段落したところです。第 3 コースは講師陣の興味にあわせてのんびりやってきましたが、最近は上述の HTML 同盟から第 3 コースを履修する学生が増え、新講座を作りたいという講師も増えています。増えすぎた第 3 コースの講座をどうまとめるかが、CSS 校長の新たな悩みです。
- ORUKA1951
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XHTMLは、その理想は認めるにしても、ウェブの実情と離れた方向に進んでいるのではないかということで、ベンダーサイドからWHATWGがW3Cとは別にHTMLの新しいバージョンの設計に取り掛かって、W3Cもそれに同調してXHTML2の策定を中止して、HTML5の策定に向かっていると理解しています。 HTMLは、HTML3.2以前のものは、学術的興味でもない限り学ぶ必要はないでしょう。 HTML4.01(最終)は、ブラウザベンダーがユーザーの囲い込みのために設けた独自の要素や属性が、HTMLの本来の目的 【引用】____________ここから HTMLは、どんな環境からもWebの情報を利用できるようにすべきだという方針の下に開発されている。例えば、様々な解像度や色深度のグラフィックディスプレイを持つPCや、携帯電話、モバイル機器、音声入出力機器、帯域が広いコンピュータや狭いコンピュータ、等の環境である。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[Introduction to HTML 4 (ja)( http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/rec-html401j/intro/intro.html#h-2.2.1 )]より とかけ離れていったこと、そのために 【引用】____________ここから Webページのプレゼンテーションを向上させようという・・・【中略】・・・テクニックは、特定の人々、特定の時代状況でしか成り立たず、すべての人々、すべての時代状況において成り立つものではないのだ。こうしたテクニックの例を挙げよう。 ★メーカー独自拡張のHTMLを使う。 ・・・【中略】・・・ ★HTMLでページを作らずにプログラムに頼る。 こうしたテクニックによって、Webページはより複雑化し、限られた環境にしか適応しなくなり、相互運用性問題に悩まされることとなり、障害を持つ人々にアクセス障壁が設けられてしまう。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[Style Sheets in HTML documents (ja)( http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/rec-html401j/present/styles.html#h-14.1 )]より という反省から、「HTMLとしては最後の仕様」としてまとめられたものがHTML4.01でした。XHTML1.0は、HTML4.01をそのままXML化したもので、XHTML1.1は「HTML4.01に過渡的仕様として残っていた非推奨」をすべて取り除き、ルビなどのわずかな要素を付け加えたものでした。XMLですから、 ・他のXMLの規格仕様(SVGやMathML)も使えること ・当然他のアプリケーションからも使える ことで、HTMLはもう出来ないはずで、今後はすべてXHTMLに移行するつもりでした。 ところが、そうではないとベンダーが主体となってW3Cとは別に新しいHTMLの仕様を作り始めて、W3Cもそれに同調--合流かな?--してHTML5にエネルギーを集中することになった。 ただ、HTML5のロードマップでは、勧告予定が2022年という遠い?未来であるため、HTML5の現在進行形はチェックする必要がありますが、完全にそれに移行するのは時期尚早でしょう。ブラウザの対応や新しいブラウザの普及を見ながら取り入れられるものは取り入れていくことになるでしょう。XHTMLは捨てられたわけではなく、HTML5では両方の書き方が出来ますが、それはXHTML1.1の進歩ではなく、やはりHTML4.01からの進化です。SVGやmathMLはHTML5で使えますが、他のXMLを共存される場合や独自のタグを使いたいときなどはHTML5をXML方式で記述することになります。 CSS3もほぼ同様な状況ですから、ブラウザの対応状況を見ながら試験的に利用していくことがしばらく(10年は)続くでしょう。 だとすると、今しっかり学んでおくことはHTML4.01strictだという結論になるでしょう。なぜなら、HTML4.01は過去のHTML(特に3.2)を否定して誕生したものですが、その後のXHTML1.1も、HTML5もHTML4.01strictを土台にしているのですから。 ★ 特に文書構造に従ったマークアップ あれほどHTML4.01で非推奨と言ったのにいまだに使い続けられている・・ ★ デザインはスタイルシートで行う ★非推奨は「ユーザーエージェントは理解できなければならない」が「著者は使うべきでない」 の3点を重視しておくこと。その点ではHTML5の現状を追跡するのはとても役立ちます。それを見るとHTML4.01で決定的に不足していた構造化のための要素やセマンティク(意味のある)要素が大幅に増えています。 section,header,hgroup,article,aside,figure,nav,time・・・ これは、HTML4.01で<div class="header"><div class="article">のように使われていたものを独立させたと考えて良いでしょう。 HTML5 differences from HTML4 ( http://www.w3.org/TR/html5-diff/ ) (邦訳) HTML5 における HTML4 からの変更点 ( http://standards.mitsue.co.jp/resources/w3c/TR/html5-diff/ ) HTML4.01strictをきちんと理解していたら、「この変更点だけを追跡」すれば事は足ります。 具体的には <div class="wrapper"><div class="left">ではなく<div class="section">とか<div class="nav">と・・・
- kmee
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> 基本のXHTML XHTMLはXMLとHTMLを合成したようなもので、それぞれ別に進化してきたものが融合したものです。 これを「基本」と言っていいかどうか... > 勉強していくのなら、2345と順番にしていかないと分からないのでしょうか? あなたが、HTML史の研究者ならそうするべきでしょうが、そうでないのなら、むしろ、使いたいもの、あるいは最新のものだけを勉強した方がよいでしょう。 規格を決めようとしたけど、結局決定するまえに廃棄されてしまったバージョンとか、最初期にしか使われてなくて、現在はまず見ることの無いバージョンとかもあります。 タグや属性は「後方互換(過去のものはそのまま使える)」ではなく、各バージョン独立と言えます。例えば、fontタグはHTML3.2まではありましたが、HTML4では非推奨となり、HTML5では廃止です。それなら「fontというのがあったが今は使えない」と覚えるより、「そもそも無いもの」として覚えないのがよいのでは。