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Windows Server 2003 CALのライセンス確認方法と問題解決手順
- Windows Server 2003を使用している場合にCALの確認方法と問題解決手順についてまとめました。
- CALを60購入しているにもかかわらず、クライアントPCからファイルサーバのフォルダにアクセスできない問題が発生しています。ユーザ数が10を超えるとアクセスできなくなってしまうため、CALが足りない可能性があります。
- ライセンスログサービス(LLS)が削除された場合にもCALが使えなくなる可能性があります。ライセンスの確認ができない場合は、LLSが正しく実行されているか確認してください。足りないCALに関しては、足らない数を確認し、必要に応じて追加購入する必要があります。
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まず、Windows Server 2003のライセンスモードおよびCALについての考え方を理解して下さい。 http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/howtobuy/licensing/caloverview.mspx 「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」または「同時使用ユーザー数モード」を環境に合わせて選択することになります。 「同時使用ユーザー数モード」の場合は、Windows 2003に購入した分のライセンス数を設定します。 ※この数は設定自体はどのような値でも設定出来ますが、契約違反ということになります。 また、「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」の場合はさらにデバイスCALかユーザーCALかを決定する必要があります。 ※デバイスCAL、ユーザーCALをWindows側に設定する必要はなくあくまでも契約上のことです。 >アクセスできないメッセージには、”コンピュータへの接続数が最大値に達しているため、これ以上のリモートコンピュータに接続できません。”と出ています。 これが出るのは、「同時使用ユーザー数モード」の場合です。 インストール時のデフォルトは「同時使用ユーザー数モード」なのでそのまま深く考えずに設定してしまったのかもしれません。 [コントロール パネル] の [ライセンス]から現在のモードを確認して下さい。 >サーバでライセンスの確認をしようとしたら、”○上でライセンスログサービスが実行されていないか、○にアクセスできません。”と出てライセンスの確認が出来ません。 これは[管理ツール]の[ライセンス]ですね。 上とは別のツールで、ライセンスを管理する上での補助的なツールです。 デフォルトはサービスが無効になっています。 管理者自体がCALの管理が出来ていれば使用する必要はないです。 (というか使っているところをほとんど見たことがない) 現在のライセンスモードの確認がまず先ですが、質問者さんの環境ではPC台数分のCALが購入されているようなので「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」の方が適切ではないかと思います。 (環境が全部判っていないので一概にはいえませんが) 現在が「同時使用ユーザー数モード」でそのまま使用するのならば、[コントロール パネル] の [ライセンス]で、数を正しく設定して下さい。 http://support.microsoft.com/kb/308597/ja ライセンスモードを変更する場合は注意して下さい。