楽譜を見て弾くとき、頭の中では何が起こっていますか?(バイオリン)
バイオリンを習っている者です。楽譜見ながらすらすら楽器(バイオリン他)が弾ける方にぜひお聞きしたいことがあります。
【質問】
楽譜を見ながらバイオリン等の楽器を弾いているとき、あなたの頭と指は次のうちどちらの動きをしていますか?
(1)目に飛び込んだ音符の配置が、頭の中ですぐにドレミに変換されてから(つまり視覚情報が言語情報に置き換わってから)、指が動く。
(2)目に飛び込んだ音符の配置が、頭の中で指板上の指の位置のイメージに変換されてから、指が動く。
【質問の背景】
交響曲など長いバイオリンパート譜を練習する際、私だけ非常に頭が疲れます。脳がフル回転している感じです。その割には初見も譜読みも遅く、フラットが4つもついているともうノロノロ運転です。何でなのか、今習っているバイオリンの先生に相談した結果、私が変な楽譜の読み方をしているせいではないかという結論になりました。
バイオリンを始めた時の先生は、音符をドレミで読む代わりに、指板を押さえる指の位置を覚えて曲を弾く指導をする方でした。それで曲を弾くことが出来るようになったので、今でも楽譜をドレミで読むことはせず、音符の位置と指板の指の位置とを連動させて曲を弾いています。ただしこの方法は、時間をかけて1曲を習う個人レッスンでは通用しますが、1ヶ月で交響曲の全楽章を一通り弾けるようにするアマオケのような環境では通用しない感じがしてきたのです。
音符の位置と指板の位置とが連動すれば、頭の中でドレミに変換する操作が入らないだけ楽譜を弾くのが速くなりそうに思いますが、実際にはこの方法で弾くと、非常に頭が疲れるし、弾くのが遅くなります。他の人も同様かと思っていましたが、どうやら先生も先生の知り合いの方もそんな弾き方はしていないし、ドレミで読まないで楽譜を弾くことを不思議がっていました。そこでネットを利用して広く皆さんの頭の働きを教えていただこうと思いました。またこの方法でバイオリンを習っている方がいましたら、楽譜をドレミで読めなくとも困らないものなのかどうか、教えていただけないでしょうか。
なお私の方法の弱点は他にもあります。蝶々~蝶々~♪のような非常に簡単な曲でさえ、曲全体が1オクターブ上がったら、その位置に音符が書いてなければ弾けなくなります。また、シャープやフラットが複数ついている調になると、5線からはみ出した音符に対しては半音の上げ下げを忘れてしまいます
【追加の質問】
音大では、楽譜をドレミで読むソルフェージュという科目があるようですが、音符をドレミに変換するこの訓練は、楽譜を弾く際にも有効だから取り入れられた訓練なのでしょうか?楽譜に音符で曲が示してあるのに、なぜ音符をいちいちドレミという音声に変換する必要があるのでしょうか?明快な理由をご存知の方がいましたら教えてください。