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qpopperのログについて教えてください
- qpopperのログについて知りたいです。
- /var/log/messagesに1時間ごとにメッセージが出力されています。
- なぜ出力されているのか、messagesに出力される理由を知りたいです。syslog.confやinetd.confも関係しているのでしょうか。
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> 1. メーラーを立ち上げっぱなしにしているなど、 定期的にメールチェックを行うようなソフトを動かしていませんか? ---man qpopper より抜粋--- OPTIONS (略) -s Turns on statistics logging using syslog(8) or trace-file. At the end of each popper session, the following information is logged: username, number of messages deleted, number of bytes deleted, number of message left on server, number of bytes left on server. ---和訳--- 統計情報をsyslogに出力するようにします。popperのセッションが終了するごとに、以下の情報をログに書き出します。 ユーザー名、削除したメッセージ数、削除したバイト数、サーバに残っているメッセージ数、サーバーに残っているバイト数 ---抜粋ここまで--- inetd.conf で、qpopper に -s オプションを付けているため、上述の情報がログに書き出されているわけです。ログが不要なら 「qpopper -s」の-sを削除すればよいでしょう。 >2. syslog.confの指定では、条件に合致する全てのログファイルにメッセージが出力されます。 「!qpopper」という「プログラム qpopper が出力したもの」という条件で、qpopper.log に出力していますが、これは他の条件でのログ出力を禁止するものではありません。 qpopperのデフォルト設定では、このStatsメッセージはfacility/priorityが local0.notice で出力されます。local0.noticeは > *.notice;authpriv.none;kern.debug;lpr.info;mail.crit;news.err /var/log/messages この「*.notice」という条件に合致するため、/var/log/messages にも出力されることになるのです。 qpopper.log に出力したものは、/var/log/messagesには出力させない方法ですが、 syslog.confの設定では、「プログラムを指定した除外」はできませんので、 facility を指定して「local0は除外する」ような設定を行うことになります。 > *.notice;authpriv.none;kern.debug;lpr.info;mail.crit;news.err;local0.none /var/log/messages のように、「;local0.none」を追加すれば、local0.* で出力するqpopperのログは/var/log/messages には出力されなくなります。
お礼
明快な回答ありがとうございます。 すごくわかりやすく、すぐ解決できました。 1. についてですが、過去の qpopper ログから発生日時や、 アクセス元の情報から、某 web メールの自動受信設定が原因でした。 申し訳御座いません。 2. については、-s を除外しても良かったのですが、向学の為、 syslog.conf の設定を下記のように修正して対処しました。 *.=notice;local0.none;.... /var/log/messages 余談ですが、設定ファイルが qpopper.config.sample のまま、 /usr/local/etc にありましたので、それを見て local0 がデフォルトなどの 内容を把握できました。 そもそも設定ファイルの雛形があるなんて初めて知りました。 動作に問題ないので結局、そのまま(sample のまま)にしています。 素晴らしい回答ありがとうございました。 勉強になりました。