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リレーの接点抵抗
リレーの接点抵抗測定を行ったときに、良否判定する基準の数値がありましたら教えてください。 また、接点抵抗をテスターで測定した場合と電圧降下法によって測定した場合ではどのような差があるのでしょうか?
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>リレーの接点抵抗測定を行ったときに、良否判定する基準の数値がありましたら教えてください。 メーカーのカタログ(仕様書)記載の方法で行います。 例えば、オムロンのMY2型では 「DC5V 1A 電圧降下法による。」となっています。 http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/my_ds_j_4_8.pdf テスターでは正確な値が測れません。 リレーの接点は表面に酸化被膜が生じる事が有ります。酸化皮膜は絶縁体です。 この被膜を破るためにはある程度の電圧/電流を加える必要が有ります。 テスターの電圧は1~2V程度のものが多く、酸化被膜を破るだけのエネルギーはありません。 テスターでNGのものでも規定の条件ではOKになるものが有り、メーカーはこのようなリレーを不良とは認めてくれません。 もし、微小電圧/微小電流用に普通のリレーを使うと出荷の数年後に不良の山になる可能性が有ります。
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ご説明ありがとうございます。