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太陽電池の大幅普及で地球の温度は上昇?
「太陽光発電の疑問」 太陽光発電は太陽エネルギーの中の「光のエネルギー」を電気に 換えているわけですが、電気エネルギーは大部分が最終的には熱エネルギーになります。 今まで使われずに、宇宙に帰っていた光エネルギーを大量に 使うようになると地球に取り込まれる熱が増加し温暖化が加速 されませんか。 屋根の上に太陽電池を付けるくらいならまだしも、海洋や砂漠に 並べたら大丈夫なのでしょうか。
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- aburakuni
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回答No.2
太陽光が地球に降り注ぐ事により、そのエネルギーが直接暖められる以外に光合成等で地球内に留まります。 何れにせよエネルギー量は不変なので、地球が反射か輻射で宇宙へ放出する以外はすべて同じ事ですね。 現在言われているCO2排出削減については、その輻射を温暖化ガスが減らしてしまう事と、数十億年の間の光合成により溜め込んできたエネルギーの変換物である炭化水素(化石燃料)を燃やして熱エネルギーにすると言う事を抑え様と言う意味があるとされています。 従って、太陽光利用で化石燃料の消費が抑えられる分は、温暖化ガスの排出と熱エネルギー放出が少なくなる訳です。 太陽光パネルは黒いので、確かにその面積の反射は抑えられますから、氷のある部分に設置するのは問題でしょうが、砂漠については設置メリットの方が多いでしょうね。
お礼
多くの方々から早々とご解答をいただきありがとうございました。 私の質問の仕方が悪かったため、誤解や意図しないコメントがありましたので 補足させていただきます。 原子力や化石燃料に替えて太陽光発電にすれば全てはハッピーでしょうか? 現在使用中の電力を減らさず太陽電池にすると *太陽電池を作るには膨大な電力が必要です。 *日本の国土は70%が森林、10%が農用地、4%が湖や川であることを考えると 太陽電池を設置出来る場所は限られます。 *世界的に見ると砂漠などがありますが、砂漠に比べ太陽電池は「黒体」に近いので 太陽熱もより多く吸収します。私の質問の光発電よりこのほうが問題かも知れません。 なお、「電気エネルギーを含め全てのエネルギーは最終的には(不可逆的に)熱になる」 というのは物理学の根本法則の一つ「熱力学第二法則」で自明です。