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精神障害患者総数と患者調査の見方
- 精神障害患者の総数と患者調査の見方について調べています。
- 『国民の福祉の動向』によると、平成17年の患者調査により、約303万人が精神疾患により入院または外来治療を受けていると推計されています。
- 平成20年の患者調査では、精神及び行動の障害による入院と外来の総数は550.7千人であり、これに神経系の疾患を足しても303万人にはなりません。患者調査の統計を見る必要があります。
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回答にはなりませんが、参考程度まで。 「精神疾患」の定義次第が、どのようになっているのか。 厚生労働省には、「疾病、傷害及び死亡分類」というのがあります。 また、「社会保険表章用疾病分類」というのもあります。 視点を変えると、WHO(世界保健機関)が定めた、ICD(国際疾病分類)というものがあります。 厚生労働省は、基本的にこれを基準にしています(イコールではなく、≒です)。 DSM(アメリカ精神医学会)が定めた分類があります。 これが、「精神疾患に関するガイドライン」になっており、精神科医は、これに基づき診断しています。 私が言いたいのは、診断はDSMを使い、統計はICDを使っている。 だから、当然ながら一致しないのです。 質問文にある「精神及び行動の障害」「神経系の疾患」というのは、ICDの分類です。 これ以外にも、「中毒」の中にも精神疾患も含まれるものもあるでしょう。 あくまで「患者調査」なので、医師の診断病名によりカウントされるでしょう。 このクスリを処方するには、この診断名にしなければ、保険扱いにできないという理由により、少し変えることも現実問題とすればあるでしょう。 文章があまり上手ではありませんので、本意が伝わるかわかりませんが、一応の説明といたします。
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タイトルの「精神障碍者総数」を調べるのは、基本的に無理だと思えます。 病気だという自覚や強制的に病院に連れてこられなければ、患者になりません。 精神病だが、引きこもりの方は精神病ではない。 精神病だが、軽いので精神鑑定にならず、一般の窃盗の常習者で刑務所にいる。 根本的な問題は、「精神疾患」の範囲、病気の分類方法がいくつもある。 「精神疾患」という概念が、国によってちがうということです。 国連のWHOが決めてもので、全世界が従えば、統計もうまくいくだろう。 しかし、アメリカの学会が決めたものが、国連を無視して日本の精神科医の診断に使われている。 「疾病を分類するのが、いかに難しいか」ということです。 「自立神経失調症」という病気がありますが、これは、日本独特の病名です。 世界にも同じような症状があるが、分類のされかたが違うだけで、別の分類に名前を変えて存在しています。 また、厚生労働省はたくさんの統計をもっているが、使い方により、加工を加えている可能性もある。 だんだんど、本来の質問から横道にそれてしまいますね。
お礼
度々ありがとうございます! 内科、外科の診断や分類ならいざしらず、 精神障害の分野になると病名や診断は文化や国によって 違ってきてしまうんですね。 統計も何十種類もありますが、 こちらが不勉強なせいもあるのですが、 もっと使いやすいものがあればなあと。。 そして報告書や白書にも何の統計のどの部分かを 明記してくれればさらに使いやすいのになあと思います。 こちらもなんだか横道にそれてしまいました(笑) いろいろとありがとうございました。(*^_^*)
お礼
ご回答ありがとうございます(>_<) >私が言いたいのは、診断はDSMを使い、統計はICDを使っている。 >だから、当然ながら一致しないのです。 ふむふむ、なるほど( ..)φメモメモ ちゃんと統一してやってくれや厚労省ってことでしょうか(-_-;)? 国民福祉の動向には、患者調査のデータからって出典が記載されているので、 必ずしや見つかるはずとページをめくっているのですが、まだ半分も確認できてないですORZ でも国民福祉の動向は平成17年度の患者調査を使用しているんですよね。 平成20年度患者調査もできてるのに…。 書きはじめたころはまだデータができていなかったということでしょうか…。 なんだか愚痴になってしまいました(-_-)。すみません。。 ありがとうございました(*^_^*)