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棚卸資産の評価

会計学の勉強をしています。 棚卸資産の評価基準について質問です。 私が持っている本には、通常の販売目的で保有する棚卸資産は取得原価で、トレーディング目的で保有する棚卸資産は時価で評価するとあります。また、低下基準は廃止されたともあります。 しかしインターネット上には、棚卸資産の評価は低下基準に一本化されたとの記述が結構多くあるのですが、これはどういうことなのでしょうか?私の解釈の仕方、勉強の仕方が悪いと思うのですが、ご教授ください。よろしくお願いします。

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  • usikun
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回答No.2

低価基準(低価法)とは資産の取得原価と時価を比較し、いずれか低い方の価額を 期末資産の評価額とする資産の評価基準です。 有価証券に関しては「金融商品に関する会計基準」 (平成11年1月22日 企業会計審議会、最終改正平成18年8月11日 企業会計基準委員会) に従って貸借対照表価額が算定されており、従来の低価基準の適用はありません。 また、棚卸資産についても、「棚卸資産の評価に関する会計基準」 (平成18年7月5日 企業会計基準委員会) が公表され、通常の販売目的で保有する棚卸資産は、期末の正味売却価額が 取得原価よりも下落している場合には、収益性が低下したと考えて 帳簿価額を正味売却価額まで切り下げることになります。 一般人には低価法と上記の方法の違いが解り辛いと思います。 だから一般向け書籍には低価法に一本化(時価の下落が貸借対照表価額の 下落に繋がる)と書いた方が解り易いですし、会計人には正確に 従来の低価法という考えを使う場所はなくなり、新たな低価法っぽい評価方法を 使うことになったと記載してあるのではないでしょうか。 決算短信などを読むと有価証券の評価方法は低価法ではなく「時価法」と書いてありますし 棚卸資産の評価方法は 「原価法」(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法により算定) と書いてます。 つまり会計学のお勉強的にはこれら低価法っぽい方法は低価法ではないのです。 棚卸資産だとあくまでも原価法の一環といった形。 実務家の間では割と話題になった話です。 これで解ったでしょうか。

回答No.1

いちばん難しいた棚卸資産の評価を勉強している。偉いです(^・^)あのね?この説明は口頭でも難しいので簡単に書いておきます。2~3日はかかるから空を飛んでおいで(^^♪ ☆たな卸資産の評価の方法は いくつもある方法から選んでよいが,継続的な適用が何より大事であります。 期末に棚卸した商品の金額を30万円多く計算すると,利益も30万円多く計算されることになります。 売上原価=期首棚卸高+当期仕入高ー期末棚卸高・・・・これたいせつ。 これは,数量を間違えて多く数えたというだけでなく,残った商品一つ一つの値段をどうつけるかでも,棚卸額が異なってくるのです。 つまり,棚卸資産の評価は売上原価の計算に直接影響する大切なことなので,会計原則や税法でもいくつかの方法を定めて,会社がそのうちから一つを選ぶようにしています。 評価法には原価法(買った値段)と低価法(原価と時価の低いほう)の二つがあり,原価法はさらに,つぎのようないろいろな方法があって,どれによるかで棚卸評価額が異なってきます。 (1)個別法(2)先入先出法(3)後入先出法(4)総平均法(5)移動平均法(6)単純平均法(7)最終仕入原価法(8)売価還元法 会社の実態に適した方法をとればよいのですから,事務処理や在庫管理に一番便利であると同時に,税務上最も有利な(=低評価になる)方法を検討すべきでしょう。 もちろん,今期末のプラスは来期のマイナスになって表れます。 誤字脱字はごめんよ(^・^) 棚卸し資産の評価の方法・原価による評価の方法(1)(2)(3)・原価法による評価の方法・棚卸差額の処理のしかた・在庫管理の合理的なやり方・棚卸の実際(1)(2)(3)・不良品・滞留品の処理の仕方・評価損の計上のしかた等々ありますが,これらも勉強してください。

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