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円建てと外貨建について
- 外国債券の外貨建と円建てのしくみについて理解しましょう。
- 円建ての外債は為替レートに依存せずに外貨建と同じように外債を購入できますが、どのようなしくみで運用されているのでしょうか?
- 円建て商品はリスクをどのように制限しているのでしょうか?円高時に買うと得や損はあるのでしょうか?
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#1です。 外債に限らず、投資は基本的に売買差益を狙いますので、考え方は同じです。 円高の時に買って、円安時に売り抜けることも一つの考え方ですが、今が円高かどうかは、過去と現在の比較でしかないので、何とも言い難いですね。 $=100円から$=80円となっている今は、$=100円から見たら円高と言えますが、例えば来年の今頃に$=70円だったら、$=80円の時は円安だったことになります。 恐らく、外債中心の投資信託か、CFDなどでのトレードを念頭にしたご質問だと思っているのですが、そう言う状況であれば、基本は外債は外貨建てで取引を行って、FXで自らヘッジするのが良いかと思いますけどね。
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- simotani
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海外の政府が円建て債券を発行して円を調達します。 これを自国通貨に換算して利用する場合もあります(為替スワップを使い自国通貨建てより低い金利に出来る場合)。 が、円建ての借金の借り換えや、円で日本に投資を検討する場合には円で借りた方がいい時もあります。 この3ヶ月足らずで1割以上円高になり、円の借金は元金が1割以上増えた形になります(固定利率だから利子も1割増)。 でも貸した方は円ベースだから得してません(ドルを円転して投資した人は得します)。 逆に発行時点より円安になった時点で買い戻すと為替差益が出ます。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
いわゆるサムライ債のような「円貨債」についての為替リスクのお尋ねですね? それはわかるのですが、どうも、何か勘違いなさっているようですよ。(それとも私の勘違いかなぁ) > しかし実際にはどのようなしくみで運用しているのでしょうか? これの主語は何でしょう。 <債券を発行した会社> 発行によって得た「円」を、日本から部品を円で買う場合に使うとか、その時点のレートで米ドルや自国通貨に換えて、何かを買ったり、工場を建てたりします。 自分で、自分が発行した債券を持つ、ということはありませんので、自分で発行した「円貨債券」を運用する、ということもありません。 <発行を手伝った証券会社> 債券を一般の買主に売って、手数料を取って、終わりです。運用はしません。 <債券を買った証券会社、一般個人など> 利金の「円」を懐に入れて、その後、その「円」を何に使うかは、会社・人それぞれ。別な債券や株を買うかもしれませんし、機械をかうかもしれませんし、競馬に賭けるかもしれません。 満期までに価格が高くなれば売ってもいいですし、満期になれば買った額(円)で発行会社が買い戻してくれるから、安くなったら持っていればいい。それを運用と言うなら運用ですけど、何もしていないと言えば、なにもしていなくてよい。 ちなみに、日本で円貨債の価格が途中で上下するのは、為替のせいではなくて、金利の関係(もっと高い金利の預金・債券等が出ると安くなり、もっと低い金利の預金・債券等しか出ないと決まると高くなる)や、発行会社の倒産(不払い)リスクのせい、などです。 > 証券会社はどこでリスクを制限しているのでしょう? どっちの証券会社でしょう。 <発行を手伝った証券会社> 債券を一般の買い主に売って、手数料を取って、終わっています。債券は手元を離れていますので、倒産リスクも為替リスクも全然ありません。 <債券を買った証券会社> 例えば1口1万円で買った債券は、途中でそれより高くなれば売ることもあるでしょうが、売る機会がなくても、満期に発行会社が1口1万円で引き取ってくれるだけなので、(発行会社の倒産などのリスクはありますが)為替リスクはありません。 ----- 円貨債で、「あー、失敗した。円安のときに発行するんだった」とか、為替リスクが問題になるのは、発行会社だけですけど、それは問題にされていないのですよね?
- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
追伸 発行体は債券(借金)で資金を集め、事業等に使います。 事業の利益や国債なら将来の税金が返済原資になります。 資金の出し手である投資家が買いやすい手法で集めるのは、必要な資金が集まりにくい場合に使います。
- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
当然発行体は為替リスクを受けます。 円建て発行は円の基準金利(JGB)にプレミアムを付ける形で金利を定めます。 よって海外の発行体でも信用リスク等のプレミアム比率は変わりません(日本政府より良い格付けなら国債より低金利)。 証券会社は基本的に引き受けによる手数料収入で食べていますから、全額売り切るのが原則。 上場外の債券だから中途換金の買い取りリスクを負いますが、買い取り価格を下げて調整します。
- tom900
- ベストアンサー率48% (1239/2534)
外債などが円建ての場合、為替レートによって、外債の価格は変動しますよ。 外債などをその国の通貨で購入した場合の為替レートを反映させて円換算しているだけです。 但し、常に変動する為替レートによって、外債の円換算の価格が変動しないように、基準計算レートが当日の朝に金融機関で独自に設定されるだけです。
お礼
ありがとうございます。 簡単な説明でよく分りました。 要は円高に左右される。すなわち 状況によるでしょうけど 円高時に購入するのは悪くない選択と言える。 外貨建と基本変わらない考え方でよいということですよね?