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スイッチングHUBの役割とは?
- スイッチングHUBは複数の通信トラフィックを同時に処理することができ、LANケーブルの差し替え時にOFF,ONが必要なのか疑問です。
- スイッチングHUBはポートごとにMACアドレス、IPアドレスを特定し、1対1の通信が可能です。
- しかし、実際にはLANケーブルの差し替え時にOFF,ONしなくても正常に使えるのはなぜでしょうか?
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端折りながらですが、列記しますね <その一> L2スイッチはL2の機械なんで、IPアドレスは覚えません。 覚えるのはMACアドレスだけです。 このIPアドレスへ届けるにはこのMACアドレス宛に送らなきゃ・・・っていう判断は、L2スイッチではなくてPCなりRTなりL3の装置が行うことです。 <その二> 自分(以下スイッチA)の中で、このポートの先にこういったMACアドレス達がいるよーっていうテーブルを持ってます。 当然、ポートの先にさらにスイッチがあってパケットも流れたことがあれば、そのスイッチ配下機器のMACアドレスも保持しておきます。 ポート2の先にL2スイッチ(以下スイッチB)があれば、こんな感じですよね PCa-(port1)スイッチA(port2)----(port1)スイッチB(port2, 3)-PCx, PCy スイッチA port1: a port2: x, y スイッチB port1: a port2: x port3: y <その三> 本題のon,offしないでテーブル情報が保たれる理由ですけど、 まず殆どのL2スイッチが、ポートのリンクダウンを契機にそのポートのMACアドレス情報をクリアしちゃいます。 さっきの続きでいくと、スイッチBからport3を引っこ抜くとこうみえるわけです。 スイッチA port1: a port2: x, y スイッチB port1: a port2: x port3: 空っぽ でも、たしかにこれだとスイッチAは、まだMACアドレスをクリアできていませんよね。 この状況でスイッチAのport8に今抜いたPCをさすと、次のように動いて・・・ スイッチAのport8とPCがリンクアップ ↓ 殆どのNW機器(含むPC)が、新しくリンクアップしたポートに対して自分のMACアドレスを大声で叫びます。 詳細を調べたい場合は、是非 「Gratuitous ARP」 で検索してみてください ↓ スイッチは最後に受け取ったMACアドレスの情報に基づいてテーブルを再構築します。 結果、こうなります。 スイッチA port1: a port2: x port8: y スイッチB port1: a, y port2: x port3: 空っぽ (この辺がANo.1さんの回答につながるわけですね) <その四> ANo.1さんの仰っている「時限」は、エージングタイマとか呼ばれてます。 これは機器によって設定が異なるし、物によっては弄れたりもするので、一概にどのぐらいとは言えません。 Catalystっていう有名な商業用製品は確か300秒ぐらいだったと思います。 <その五> では、ここまでの情報で常にスイッチのon/offいらないかというと、そんなこともありません。 「殆ど」と書いたように大声で叫ばない輩がいたりしますし、そういう時はエージングタイマの寿命を待つか手動でon/offが必要になるわけですね。 でも繋ぎ買えたPCから通信始めようとしたら結局パケット流れるので、家庭内用途ではあまり気にかからないと思います。
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- boss-den
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詳しい方なのかそうでないのか良く分からない質問ですね。 既出ですが大事な点で以下の解説にも影響する為再記しますが、 普通のスイッチングHUBが覚えるのはMACアドレスです。 覚えられる件数は、メーカーが公開している仕様「学習MACアドレス数」 です。 MACアドレスはネットワーク機器につけられた番号で、全ての機器で 異なります。正確にはネットワークの接続別に全て異なり、 例えばPCで、無線LANと有線LANポートでは異なりますし、 有線LAN2ポート搭載の場合そのポート毎に異なります。 スイッチは、ポートごとに接続先のMACアドレスを覚えて、宛先が決まって いる場合は無駄な通信をしなくて済む仕組みです。 さてここで漸く回答なのですが、ケーブル抜き差しだけで スイッチをOFF-ONしなくても通信が確立する理由は、切断された時点で MACアドレスを忘れるから、です。 有線LANの場合は、ケーブルを抜けばそのポートのリンクが切断されるため その時点で、そのポートで覚えていたMACアドレスを忘れます。 例えばスイッチとLANケーブルで接続していた機器がPCだとします。 ・ケーブル接続して通信している状態では、PCのMACアドレスを覚えている ・ケーブルを抜くと、スイッチはPCのMACアドレスを忘れる(破棄) ・ケーブルを再接続した場合、PCがIPアドレス取得などで通信を開始し、 その時にデータがスイッチを通るわけだが、そのデータを見て、 スイッチはPCのMACを覚える(学習) ※データにはMACアドレスが記載されてます ・正常に通信できるようになる PCが通信しない場合は、スイッチと再接続した時点ではMACアドレスを 学習できません。しかし何かが接続されていることは分かっているので、 別の機器が通信しようとしたときに知らない宛先だと、それが誰かを問合せ ます。その時にPCが反応して通信が開始される時にMACアドレスを記憶する、 というロジックです。 そのため、通常ではケーブルの抜き差しでも通信は復旧します。 理論上、ケーブル抜き差しで復旧できないケースは以下の通り。 A---[スイッチ]---B A,Bが機器、---は有線LANケーブルとして、 ・スイッチ側がリンクの切断を認識できない状態で、B側のケーブルが抜かれる ・別ポートにケーブルを再接続しても、B側から一切通信しない ・その状態で、AからBへ通信しようとする この状態では、スイッチはBの所在が変わったことを認識できないはずで、 誤った状態を保持し続けるはずです。そのため以前Bが接続されていたポート に対し通信しようとしますが、通信が確立しないためエラーになる可能性 ありそうですね。 スイッチにはエージングタイムというのがあり、その時間が過ぎると 学習したMACアドレスを一旦破棄します。 時間はスイッチ装置に依存しますが、大体の製品は5分程度じゃないかと。
- sholmes
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>スイッチBのPort1:にaとありますが、この意味がわかりません。 便宜上書いたこの構成だったとした場合 PCa-(port1)スイッチA(port2)----(port1)スイッチB(port2, 3)-PCx, PCy PCaとスイッチB配下間でパケットやり取りした経緯があれば、スイッチB Port1:a になる筈・・・という意図でした。 この手のネットワークで一番基礎として挙げられそうなのは次の知識でしょうか。 ・MACアドレスはL2の情報。 L2スイッチ間では情報が共有され、L3(RTやPC)を挟むと分断される。 この仕様をよく、「ブロードキャストドメインを分割する」とか言います。 上記の構成図だとスイッチAとスイッチB間にブロードキャストドメインを分割するものがないので、基本的にMACアドレスは筒抜けになります。 これをなんとかL2で分割する技術の代表がVLANですが、今回は考慮していません。
- ShimoHayha
- ベストアンサー率26% (33/124)
>…なので、つまり、LANケーブルを差し替える場合、HUBのOFF,ONは必要になるということだと思われます。 ここで書かれていることは 「スイッチングHUBに挿しているLANケーブルを差替える場合、そのHUBの電源のOFF,ON は必要になることだと思われます」 、、、と、解釈して回答しますね。 結論から言うと、LANケーブル差替えの際にスイッチングHUBの電源をOFF,ONする必要はありません。 なぜなら、今まで使われていたポートに別の機器が繋がれたら、そのポートはMACアドレスを学習しなおすからです。
お礼
ありがとうございます。 ポートにはLANケーブルが刺さりますが、その先には「別HUB」があることも考えられ、相当数のIPが存在するものと考えられます。つまり、差し替えたという正確な判断ができないと思うのですが・・・。
- angkor_h
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そのlanに存在するMACアドレスの周知は、電源を入れた端末の広告によります。ネットワークが切断されて再接続した場合も同じ。 SW-HUBは宛先MACが不明の場合は全ポートに出力して応答で収容先を学習しますが、その記憶は時限付きだったと思いますが… ##うろ覚えです…
お礼
ありがとうございます。 >電源を入れた端末の広告によります。 広告? どういう意味でしょうか? >記憶は時限付きだったと思いますが… 時限付であれば、可能ですが・・・。すぐに使用できるとは1分くらいの時限なのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 スイッチA port1: a port2: x, y スイッチB port1: a port2: x port3: y ですが、スイッチBのPort1:にaとありますが、この意味がわかりません。もう少し解説お願いします。
補足
ありがとうございます。 LANケーブルを抜いたとき、Portの切断情報が取得でき、それにより、そのポートでかをクリアできるということがわかりました。