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博士課程就職|なぜ厳しい?企業の採用状況から見る博士の就職事情
- 博士課程の就職については、厳しい面もあるが企業の採用状況も改善されており、博士を採用する企業も増えてきている。
- ただし、大学で公開される就職状況が修士と博士を一緒くたにしているため、具体的な情報が分かりにくいのが実情である。
- 学んだ分野が直接就職に活かせない場合でも、博士がもつ問題解決能力やプレゼン能力、コンピュータースキルなどは他の学位に比べて優れている。
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- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
そう。 知らないことを解決するときに、どういう方法を取るかとかね。 博士クラスの人は、このサイトでは、ほとんど質問しないでしょ? 学士や修士を目指すレベルの人は、山ほど質問してるけどね。 解決の仕方を知っている、というのは、とても大きなアドバンテージです。
- kappa_ena
- ベストアンサー率24% (13/53)
皆さんおっしゃっているように、 ・「研究生活を通して磨かれた、問題提起から問題解決までの一連のスキル」は「リーマン生活を通して磨かれた、問題提起から問題解決までの一連のスキル」に劣る ・「学会などを通して訓練されたプレゼン能力」は「商談などを通して訓練されたプレゼン能力」に劣る ・「多少のコンピュータースキル」は「現場で使うエクセルスキル」に劣る と覚悟してておくべきでしょう。学費を払うお客さんと、給料を貰う使用人とでは、鍛えられ方が違うと想像しておくべきでしょう? 企業も博士を採用するようにはなりましたが、それは競争環境が厳しくなり、新規分野に進出する際には(一から企業内で開発するのではなく)それを専門とする博士を即戦力として採用する方が安上がり、と気付いたからです。決して、企業が博士課程にビジネス教育の効果を認めたからではありません。どんなに余裕がない企業でも、博士課程よりはましなビジネス教育をしていると自負しているのが普通でしょう。そもそも、博士の就職状況が改善した最大の理由は、博士課程に進学する人が減ったからです。 学んだ分野が直接就職に活かせない場合は、企業側からすれば二浪一留の修士と同じ扱いと言ったら言い過ぎでしょうか? 企業は年齢の高い応募者を、「専門に囚われすぎて視野が狭くなっているのではないか、適応力が衰えているのではないか、蛸壺に安住していたためにコミュニケーション能力に劣るのではないか」という疑いの目で見ます。そこで、「科学的な方法論により根っからの企業人とは異なった観点からの問題設定・解決ができる」というアピールに加えて、「地頭がよく柔軟で呑み込みが早いことが研究における斬新な発想に結び付いた」、「他大学や他大研究室の教授とも親しく議論し協力を仰ぐことができる人柄がその発想の検証を可能とした」、「英語で説得力のある文章をで書くことができたので研究が一流誌に掲載された」などをアピールするのが良いと思います。 まぁ、そんなアピールができるようなら、アカポジにも難なく就けるでしょうが・・・
- gn_drive
- ベストアンサー率22% (175/789)
> 学んだ分野が直接就職に活かせないとして、博士の就職はどのようなものでしょうか? 有名な「博士が100人いるむら」と確認した人が居ます。 http://blackshadow.seesaa.net/article/3501658.html この人の調査だと「技術職(主に工学系の人が就く仕事)の就職者数は約1200人(博士卒の8.8%)」とあります。 良くなったとして、倍もいかないしょう。 > 博士がもっているのは以下の物ぐらいですよね?また、修士と比べてどうですか? >・研究生活を通して磨かれた、問題提起から問題解決までの一連のスキル >・学会などを通してプレゼン能力 >・多少のコンピュータースキル どれも修士卒業レベルと博士卒業レベルと比較しても仕方無いと思います。 比較するなら、 修士卒で企業で3年キャリアを積んだ人や 学卒で5年キャリアを積んだ人、 高専卒で7年キャリアを積んだ人と 博士卒業者(あなた?)を比較するべきです。 そういう同学年と就職したら競うのです。 特に高専でも、旧帝大へ進学率の高い高専から就職し来ている人は優秀で、就職後の頑張りが違いますよ。 企業で社内プレゼンや社外発表、特に手ごわいコンペチタと競っている商談や怒り狂っている客先に対してトラブル対応時の技術説明などでもまれた方が力付くと思いませんか? 就職面接をする人は、あなたがあなたの大学の博士課程まで進学できた学力は判っているのですから、その学力をひけらかすより、その学力を活かしてどう会社に貢献してくれるのか、そういう可能性が見たいのです。 なんとなくこの文面見る限り大学関係のアカデミックポストに就職した方が良いような気がします。 学歴や偏差値に関係なく、優秀な人は優秀です。 学歴なんて何の役にも立たない現実を味わったときの挫折感にあなたが耐えられるのか、少し心配します。学歴や偏差値が活かせる分野で就職した方が良いのではと思います。
- momizi1459
- ベストアンサー率0% (0/2)
その3の補足質問への回答 理系といっても幅があると思うのですが。大学での研究分野が就職先に直結していないにも関わらず、博士が有利だということでしょうか? だとすれば、何を求めて博士を企業は採用したのでしょうか?科学的なものの考え方でしょうか? 質問ばかりすみません。 薬学の人が製鉄会社を受けたり、生物学の人がIT企業を受けたりするなど 特段の事情がない限り、そんなには不利にはならないと思いますよ。 研究分野が就職先に直結していなくても、博士課程出身の社員を雇うということ自体に 価値を見いだして、満足する会社もありますし。(老舗の中堅どころの会社に多い考え)
そもそも考え方が偏見に満ちている。 >博士がもっているのは以下の物ぐらいですよね? じゃあ修士や学士が博士より優れていることって何? 視野が広いこと?・・・ そもそも博士課程に学生を進学させるには、教員は悩む。 確かに就職口があるかと。 教員から言わせれば、博士課程修了者には関連する研究分野に就職させたい。 しかし、そううまくいくとは限らない。 だから、博士を取ってもその研究能力を生かして、分野が違えど頑張ってほしい。 正直言って、修士や学士よりはある分野での研究能力を持っている分、本人がうまく転換できればできることも多い。 少なくとも、 >何を求めて博士を企業は採用したのでしょうか? というようなことを質問者が言うのは単なる偏見だと考える。 質問者は博士号を持っているのでしょうか? より高い見地を経験していない人が言うのだったらはなはだ失礼な質問であると私は思う。 世の理解なき企業の動向に流されているだけのように思うが。
- momizi1459
- ベストアンサー率0% (0/2)
理系なら、博士の方が有利ですよ。 骨董品の壺が例え実用的には価値がないように見えても あるだけで無限の価値観を付加するのと同じような感じです。 とある大手製鉄会社の説明会で、博士課程の人が 出掛ける前、実験の準備に手間取って昼食食べていないから 説明会の最中、ずっと「腹減った」とか独り言を言っていると 会社の人がスティックタイプの甘いお菓子を出してくれたほどです。
お礼
理系といっても幅があると思うのですが。大学での研究分野が就職先に直結していないにも関わらず、博士が有利だということでしょうか? だとすれば、何を求めて博士を企業は採用したのでしょうか?科学的なものの考え方でしょうか? 質問ばかりすみません。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
挙げられた長所ですが、頭に、 ビジネスでの と、つけると、企業自身が同じ年数、OJTなどで教育した方がスキルとして上でしょう。教育する余力があるならですが。 汎用スキルで、博士が修士や学士に勝てるとは思わない方がいいです。 むしろ、科学的なものの見方、科学的なものの調べ方など、ごくごく当たり前のスキルの方で、勝負しないと就職は成功しないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 分野に限らずとなると、勝っている可能性があるとすれば科学的なものの考え方ですね。
- yumacky
- ベストアンサー率53% (7/13)
まず、以下は個人的経験なので一般論とは違うかもしれないのでご了承ください。 大学で院にいた頃に就職活動で企業の採用担当の方といろいろ話をしましたが、 ・企業は博士課程ともなると修士よりも遥かに専門性を求めてくる。 ・院の研究と畑違いのところに就職が許されるのは一般的に修士まで。 と聞きました。実際、当時ドクターにいた先輩が就職を検討していましたが 「業種が絞られる。。」とこぼしていました。 ------ >そこで質問なのですが、学んだ分野が直接就職に活かせないとして、博士の就職はどのようなものでし>ょうか?博士がもっているのは以下の物ぐらいですよね?また、修士と比べてどうですか? ------ と書かれてますが、基本的に博士過程まで修めた方は研究分野に直結した業種の就職が メインになるのではないかと思います。もしくは大学や研究機関に残るか。 ※企業からしたら、即戦力でないのだったらより若い社員を採用したいでしょうね。 ※ドクター出ると実際相当な年齢なので。 質問主様の知りたい情報ではないかもしれませんが、ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。大学でやってきた研究が活かすせるのは実学に近い研究をやってきたところでしょう。その人たちは大学の研究を一生懸命すれば、大学でなくても企業に就職できます。ただ、学術的な研究をやってきた博士たちにとっても就職先は大学だけでは足らないはずです。今、アカデミックに拘らずに企業に就職すればいいのにという意見を博士の就職問題の解決策として云われていると思うのですが。
補足
博士のブランドが役に立たないと少しは思うからこういう質問が出るとおもうのですが。 ですから役に立たないなら、何を活かして会社に就職するというのか?です。 他の方もおっしゃられるように、「企業人にはできない考え方」がその一つでしょう。 「アカデミックポストに就職したほうがいい」と仰っていますが、それが厳しい現実があるからこそ、「民間にも目を向けて、就職したらいい」という意見がでるのではないですか。