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内部被曝とは、被曝した量を毎日被曝してしまうこと?

内部被曝した場合、体内で被曝し続けるってことでしょうか? 例えば、5ミリシーベルト内部被曝してて、半減期が30年なら、30年間、毎日5ミリシーベルトの被曝にさらされつづけるってことでしょうか? ベクレルで言うとどのくらいからがやばいんでしょうか? 今の暫定規制値の野菜は非常に高い数値にしてますけど、どうしてですか? 魚なんかのほうが高くしても良さそうなのに・・ おねがいします。

みんなの回答

  • ww0
  • ベストアンサー率36% (53/147)
回答No.5

他の人たちの回答に付け加える形で、書いときます。 体内被曝量を計算する時、摂取した放射能量を、体内の放射線による被曝量に変換しなければならないのですが、、(つまりBqからSvへの変換) この時、放射性物質の自然半減期と体内半減期が放射性核種によって様々であり、 放射性核種が人体内でどこに蓄積されるかも様々であり、 人間個人の寿命も様々でありますので、 こんなてんでばらばらな事象を物理化学的な物理量で正確に変換するのは不可能かつ無意味である為、 ざっくばらんな医学的な推定手法によって、仮説的に変換しておきます。 この変換時に用いる係数がよく出てくるICRPの線量係数です。 バカでもチョンでもこの線量係数を使う事によって、何でも分かったようなフリが出来るという、変な風に便利なものであります。 この係数は談合的な会議による決定かなんかなんでしょね。 ↓ ----------------------------- 核種   半減期  経口摂取 吸入摂取 I-131    8日    2.2E-8  7.4E-9 Cs-137  30年   1.3E-8  3.9E-8 Sr-90   29年   2.8E-8  1.6E-7 Pu-239 2.4万年  2.5E-7  1.2E-4 ----------単位(Sv/Bq)--------- Bqに線量係数をかければ、摂取から「50年間」に受ける被曝量を計算できるようにしてあります。 ここで放射性ヨウ素131の「人体内」半減期は6日間程度ですので、50年後には人体内から全く消滅してしまう訳ですが、ICRPの談合的な係数が50年間に渡る積分的被曝量といえども、人体内のその実態は放射性ヨウ素の摂取からの1ヶ月2ヶ月にて大よそ全ての被曝は完了してしまいます。 ですので、食べた直後にウワっとばかりに50年分を被曝してしまう… という感覚ですかね。 また、人体内半減期のずっと長い放射性物質なのであれば、長い期間に渡って少しずつ被曝していく原理ですね。 (ちなみにセシウム137の人体内半減期は150日前後) このICRPの線量係数は、長期間に渡り継続的摂取を行なう際の目安の目的で作成されたと思われ、、、 つまりは、100Bq/Kgの放射性ヨウ素汚染されたホウレン草を毎日300gずつ食べていった際の被曝量計算に役立つように… 作られてると思われます。 それから魚と野菜では規制値は変わってませんよ。。と思いましたが。 飲料水・牛乳 ヨウ素300 セシウム200 野菜・肉・魚・(米) ヨウ素2000 セシウム500 初めは魚や肉には放射性ヨウ素の規制値は設定されてなかったのですが、確かコウナゴor食肉から高濃度の放射性ヨウ素が検出されたので、慌てまくって突如のごとくに肉・魚類にも放射性ヨウ素の規制値を設定しました。

  • 35to1
  • ベストアンサー率30% (45/146)
回答No.4

 僕は素人なので、あくまで参考までに。 「内部被曝」の基本的な考え方は仰る通りです。  半減期が有って無い様なプルトニウムを仮に吸い込んだとすると  それが1日で5ミリシーベルト浴びる量であれば  一生毎日5ミリシーベルト浴びることになります。  でも一般的に内部被曝が数値として言われる場合は  50年分を予め算出して今被曝した事にして出される様です。  なのでニュースで「内部被曝 5ミリシーベルト」と報道されたら  それは50年かけて被曝する総量だと思ってよいです。  ところで「半減期30年」というのは 「30年で放射能力が半減する」という事だと思います。  これは急に減るのではなく30年かけて徐々に減っていくため、  仮に半減期30年の放射性物質を吸い込んでソレが1日5ミリの線量でも  30年間毎日5ミリの被曝というワケではなく、  30年目ぐらいには毎日2.5ミリ浴びるという計算になります。  ついでに、  この回答では「一日5ミリ」と一日当たりの量で話をしていますが、  報道でよく言われいているのは  一日当たりではなく一時間当たりの量なので念のため。  ベクレルについては解りません。すみません。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.3

>内部被曝した場合、体内で被曝し続けるってことでしょうか? 基本的には体内被曝は続きますが、少しずつ減っていきます。 (1)放射性物質の半減期による減少  ヨウ素131は半減期が8日間で、かなり速いペースで減少します。 セシウム137は半減期が約30年です。 (2)個体の代謝による減少  体内の物質は全てが滞留するわけでなく、代謝や循環により体外に 排出されます。ヨウ素は甲状腺に集まり、排出されにくいですが、セシウム などは比較的排出されやすいです。ストロンチウムなどはカルシウムと類似 元素であるため、骨に蓄積されて排出されにくいです。 (3)γ線の透過  γ線は強い透過作用があります。そのため、体内で発生したγ線は20~30%は 体組織を通過して体外に出ます。 >5ミリシーベルト内部被曝 内部被曝量はシーベルト(放射線のエネルギー)ではなくてベクレル(放射性物質の量) で計測します。また、上記(1)~(3)の理由により、放射性物質の種類によって、 1ベクレルが何シーベルトにあたるかは異なります。 ちなみに、ヨウ素131の場合は1000Bqで22μSvになります。 以下のURLで計算してみてください。 http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php   >今の暫定規制値の野菜は非常に高い数値にしてますけど、どうしてですか? 食物の放射線の汚染度は〔Bq/kg〕で表します。 従って、葉物野菜のように面積が多く放射性物質を吸着しやすく、質量が少ない 野菜の値が大きくなります。また、魚や肉のような外部との接触が少なく、質量が 大きい食材の値が小さくなります。 従って、野菜が高い目に設定されている訳ですが、肉や魚に高い数値が出ると 周辺が重大に汚染されている結果であると言えます。また、放射性物質の生物濃縮に ついては詳しい研究がありません。コウナゴで高いBqを示していますが、これから イワシやカツオなどがどのようになるかは未知数です。

回答No.2

  http://memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php それは勘違いです 「シーベルト値は体内に取り込んだ放射性物質が体内に存在している間に人体に影響を及ぼすと思われる線量。」 つまり、半減期30年の物質で5ミリシーベルトとは、30年で半分、60年で1/4だから、60~80年間で被曝するのが5ミリシーベルトって事です。 でも食料で今日5ミリシーベルト食べ、翌日も5ミリシーベルト食べると合計は10ミリシーベルトになります。  

noname#137719
noname#137719
回答No.1

違いますよ。 半減期を過ぎると放射線は半分に減りますけど、半減期が過ぎる前の日は100%で、当日に50%になる訳ではありません。 半減期に向かって減少し50%になります。さらに半減期が過ぎると50%の半分、さらに…という感じになります。 http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-genpatsu-2.htm

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