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宮城県沖地震の震源域が破壊された意味
- 宮城県沖地震の想定震源域が、今回の大震災によって破壊された可能性が高いとの見方があります。
- 破壊されたとは、溜まっていた宮城県沖地震のエネルギーが開放されたという意味です。
- この破壊によって、宮城県沖地震の震源域に大きな変化が生じる可能性があります。
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2です。 今回の地震では、南北400km、東西200kmの大きさの断層が最大で20m近く動きました。 宮城県沖地震の震源域はこの範囲内に含まれていたのです。 地震というのは震源の周囲一点で起きるかのように思われていることが多いのですが、 実は、亀裂の入った最初の点を震源というのであって、断層のずれは面で起きます。 今回の地震はあまりに広い範囲の断層が連鎖的に動き、宮城県沖地震の震源とされていた 領域がずれてしまったことになります。 今回の地震によって、宮城県沖地震の心配どころではなくなりました。 現在でも東日本のいたるところで地面が東に引っ張られ続けています。 したがって、今まで動かないといわれていたところにひずみが生じてしまいました。 今後10年ぐらいはM8クラスの余震、誘発地震に注意する必要があります。 実際に、今回の地震を上回るスマトラ沖の地震(M9.1)では、もう6年もたちますが、 M7~8クラスの余震が度々起きています。
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- michael-m
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素人なので正確な所は判りかねますが・・・ 従来プレート上の地震は、テレビなどで描かれているように一方が沈みこむ力で上になるプレートを巻き込んでいきます。 例えば下敷きの一辺を固定し、その対極の辺に掌を軽く当て、そのまま下にさげていきます。すると下敷きは最初は曲がって生きますが、やがてズズっと滑り出し、あるとき急激に元に戻ります。 2005-2008年で、茨城沖、宮城沖ではそれぞれ90%/30年以上の確率で地震が起きるといわれ、三陸沖では70%前後だったと思います。 そして既に2008年に宮城・三陸連動地震の可能性も示唆されており、その際のマグニチュードは8クラスとなっています。 実際にはこの三つが同時的に発生したわけです。 破壊というのは表現が難しいですが、プレートの巻き込みによる歪みは解消されたが、同時に数多くのひずみも生じたと考えるべきでしょう。 例えばプラスチック消すゴムを曲げていくと、ある瞬間割れます。これがプレートひずみの解消です。 しかし同時に幾つもの割れ目が発生します。これが新たに生じたひずみです。 多くの余震や関連地震はプレートひずみの解消によって生じたひずみや、影響を受けてひずみが大きくなった断層が原因の地震です。 つまり従来のモデルであるひずみの解消以上に、何が起きているかわからない。だから破壊と表現していると思います。 従来から見つかっている断層は測定も可能ですが、新たに幾つの断層が生まれ、どれくらいのひずみを持っているかは全く予測不可能です。でもその多くは小さいはずですが、同時に動けば地震そのものは大きくなります。既に複数の箇所で同時多発的に余震が起こり、実際には小さな地震でも速報システムが誤作動を起こしています。 26年周期の宮城県沖地震がどう変化するかは今後の地殻変動を見ていかなければ判らないでしょうが、起きないという事はありえません。
- jiyouneko961
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私も素人で詳しくは分かりませんが 新聞記事によると、三陸沖地震、宮城沖地震、南三陸沖地震、福島沖地震、茨城沖地震 これらの海溝型地震が予測されていました その地震が連動して今回の震災になったようです 平安時代に宮城沖と福島沖の連動型地震があったようですそのときはM8だったそうです (貞観地震)福島と宮城で地質検査津波の痕跡があったようです 今回の地震はM9と巨大なエネルギーでした、最大で30Mのずれと4~5M隆起が生じたそうです 地球は生きています、破壊された所は自然治癒するはずです 以上にずれや隆起が生じた場合は安定した位置に戻ろうとするはずです これが余震だと思います スマトラでM9を超える地震がありました、その1年後だったかなまたM9クラスの地震が発生しています 巨大なエネルギーが放出された後にその歪を修正する地震があっても不思議ではないような気がします 用心に越した事はありませんから