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建て替えか、リフォームか
築50年の古家の建て替えを計画し、設計士と契約した直後に大震災が起こりました。今後、どのように進めるべきか悩んでいます。原発事故が終息しないこと、今後続く余震、直下型東海沖地震の発生が近づいてきていること等を考えると、建て替えは延期した方がいいように思います。しかし、今度3/11級の地震が起きたら倒壊する心配のある家で様子見するわけにもいきません。建材不足で高騰しているという話も聞きます。とりあえず、耐震リフォームをして、今後の災害に備えた方がいいでしょうか。お知恵を貸してください。
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質問者が選んだベストアンサー
築50年ではまず基礎から補強しなければならず(無筋のため)相当な費用がかかるのと、耐震リフォームは震度6強程度の地震で、建物が倒壊せずに命を守れるという仕様であり、地震後にそのまま軽微なリフォームで済み続けられるという仕様ではありません。 宮城県で不動産業と設計事務所を開設していますが今般、地盤の影響を受けなかった築15年以内程度の一般住宅はほぼ軽微な被害で収まっています。(内装関係の割れや亀裂、外壁の一部、基礎の一部程度) 木造などでも現在は構造用合板を壁や床に張る仕様での施工が多いですから、設計士さんが介入されての家作りであるならば、木造であっても構造検討されますので、新築をされた方が安心でしょう。 今回の地盤による被害ですが、元田や畑などの軟弱地盤はもとより、山を造成したような古い団地での土留め崩壊や地盤ごと一方方向に流れる様な(小さな造成上の切り盛りの断層が動いた)被害が多く、軟弱地盤の対策は現在、地盤改良などの技術で十分に対応できていると思いましたが、山の造成に関しては、完全に切って造成された部分以外は(山を上りきった平坦な地域)、安心できないというのが本音です。 質問者さんの建設地の地盤を良く調査され、対策されることをお勧めします。 ぎりぎりセーフな耐力の場合は、何らかの改良を行ったほうが安心ですね。
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- kei1966
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建て替え計画をすすめていたのなら建て替えましょう。 原発の終息っていつまででしょうね。今の甘いといわれるスケジュールでも1年近くかかりますが、付近に住めるのは10年単位先の話です。東海沖地震もくるくると言われてこない地震のひとつですが、それより前に思いもよらない地震が来ないとも限りません。大地震の後に大地震が続かないという約束も誰もできませんしね。 耐震リフォームも数百万からの額がかかります。 しかし、耐震設計され、地盤も考慮した措置をする今の住宅に住む方が材料の健常度から言っても安全率は高いのではないでしょうか? 確かに手も足りなくなるでしょうし、材料もあがるでしょうが建て替えの方向がよしと思います。 せめて、今回の災害にさらに備えるべきことはないか建築士と確認しあって手や材料を確保して建て替えすることをお勧めします。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。質問するのもお礼するのも今回が初めてで時間がかかってしまいました。一人で悩んでいましたが、親切な回答をいただき気が楽になりました。ありがとうございました。
- dekacho
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建て替えを進めることを推奨します。日本で住むなら何処でも地震リスクはつきまといますし、地震以外も火事や水害などのリスクはあります。免震や耐震の家に住んでいても箪笥が倒れてきたりもします。リフォームして耐震性を高めることはできますが、対策は費用見合いとなるため、お金を掛けて漫然とした不安を抱えて過ごすよりも、建て直して地震保険に入ったほうが良いと考えるからです。今から計画しても完成するのは早くても秋口になると思いますが
お礼
ご親切な回答ありがとうございました。お礼の仕方がわからず、時間が経ってしまいました。これから設計士さんと会います。前向きにいきたいと思います。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。三人の方のアドバイスを受け、光が見えてきたような気がします。設計士さんと会う前に心構えができました。自分の気持ちを正直に伝え、このまま計画を進めていくことにします。