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リレーを使わない回路図を教えてください
- 市販の「音声スイッチキット」を使用して音を感知してストロボを光らせたいが、リレーのタイムラグが遅れるため、リレーを使わない回路図を教えてほしい。
- 10年以上前にトランジスターとダイオードの2〜3点の部品を使用してスピーカー出力を利用する非常に簡単な回路を作ったことがあるが、覚えていないため、詳しい回路図を求めている。
- 手元には「2SC1815」という部品があり、初心者であるため市販キットの組み立てが限界だと感じている。この部品を使用して可能な回路図を教えてほしい。
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>これ単体で作動するのでしょうか? この回路に電源をつないで、ケーブルAとBにストロボを接続すれば動作するはずです。ただし、電源を入れた直後しばらく(数秒)はトランジスタQ5がONになってしまうので、ケーブルAの途中にスイッチを設けて、普通はスイッチOFFにしておいて、撮影準備OKになってからスイッチをONにするようにしてください。 >スピーカー出力にトランジスターの「B」と「E」を直結(無謀?)して「C」と「E」にストロボを直結(電池なし)しました。結果、大きい音でストロボを発光させる事が出来ました そういう方法でも動作します。「B」と「E」の間の電圧(アンプの出力電圧)が0.6V以上になればトランジスタがONになります。しかし、あまり大きな電圧を入れると、「B」と「E」の間の間に過大電流が流れてトランジスタが壊れるので、アンプ出力と「B」との間に1kΩくらいの抵抗を入れたほうがいいです。抵抗を入れることで過大電流を抑えられます。 オーディオアンプを使った方法でも、アンプの電源を入れた直後に「ボコッ」というポップ音が出る場合は、音がなくてもストロボが動作してしまうので、ケーブルAとストロボの間にスイッチを設けて、普通はスイッチOFFにしておいて、撮影準備OKになってからスイッチをONにするようにしてください。添付回路のQ1とQ2がアンプに相当するので、他にマイクアンプを持っていれば、Q1とQ2の部分をマイクアンプで置き換えてもいいです。
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- inara1
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添付回路で動作確認しました。 ケーブルAの部分と電源(6V)間に抵抗(1kΩ)とLEDを直列に入れると、ポンと手を叩いた瞬間にLEDが点灯し、約1秒後に消灯しました。LEDが点灯している時間がON時間ですが、この時間は C4 の容量または R9 の抵抗値を大きくすれば長くなります。回路シミュレータでこの回路の動作を見てみると、信号が入ってからトランジスタ(Q5)がONするまでの遅延時間は、入力信号の周波数が1kHzの正弦波では 2ms程度、100Hz のとき 10ms でした。 この回路では、Q1とQ2で音声信号(交流成分)を 1000倍くらいに増幅しています。Q3 はバッファ(エミッタフォロア)です。Q3 のエミッタ(E)に出てきた信号をダイオード(1N4148)で半波整流し、C4 で平滑化しています。Q5 とQ6 はC4 の電圧が 1.2V 以上になったとき(充分大きな音が入ったとき)にONになります。Q5 とQ6 をダーリントン接続しているのは、Q4 のベース(B)電流を極力小さくするためです。音声が途切れると、C4 に蓄えられた電荷は R9 で放電されて、Q4 のベース電圧が下がり、1.2V未満になると Q4 とQ5 がOFFになります。したがって C4 の容量が大きいほど、R9 の抵抗値が大きいほどゆるやかに放電されるので、ON時間が長くなります。
補足
とても詳しい回路図を有難うございます。 恥ずかしい話ですがこれ単体で作動するのでしょうか? AとBにストロボを接続すればいいのでしょうか?オーデオアンプは必要ないのでしょうか? 自分なりの実験結果をお知らせします。 スピーカー出力にトランジスターの「B」と「E」を直結(無謀?)して「C」と「E」にストロボを直結(電池なし)しました。 結果、大きい音でストロボを発光させる事が出来ました。 アンプの出力が小さいのでしょうか?スピーカーは8Ω8Wの5cmです。 つい最近、電子回路に興味が湧きすっかり嵌ってしまいましたが初心者の悲しさで何もわかりません。よろしくお願い致します。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 先日(4/13)「リレーが作動する時間を遅延させたい」のタイトルで質問しましたところ適切な回答を頂いて、再び補足しようと思っておりましたが「教えてgoo」の操作が不慣れの為、締切となってしまいました。 あれから部品を揃えて回路図(とてもわかり易い)の通りにて組立てましたところ、私が望んでいた遅延回路基板が出来ました。この場をお借りしてお礼を申し上げます
- inara1
- ベストアンサー率78% (652/834)
ストロボケーブルに流れる電流の大きさは分かりますか?2SC1815 は最大 100mA 程度の電流しか流せないので、それ以上の電流を流すには 2SK2961 などの MOSFET を使う必要があります。それと、ストロボケーブルのどちらからどちらに電流が流れるか分かりますか?ストロボケーブルを1秒間くらいずっと短絡してもストロボは正常動作しますか? 電流の大きさや向きが分からないのであれば、添付図の回路で実験してみてください。ケーブルAから外部に電流が流れるようになっているのなら、スイッチを押したときにストロボが動作します。スイッチを押したままでもストロボが正常動作するかもこれで確認してください。何度か動作させてもトランジスタが壊れなければ2SC1815でも大丈夫でしょう。 ケーブルBがマイク回路の GND になりますが大丈夫でしょうか(マイク回路の電源を電池など、電気的に浮いたものにするのなら問題ありません)。音はコンデンサマイクで拾うのですね?トランジスタだけでできると思いますが、実際に設計して、手元の部品で動作確認してみます。ちゃんと動作したら回路図を添付します。マイクから2m程度離れたところで軽く手を叩いたときに動作するような感じでいいでしょうか。
補足
早々と有難うございました。 (1)電流の大きさはわかりませんが電流の流れる方向は分かります (2)短絡すると、その時は光りますがそのまま短絡し続けても充電しています、2SC1815で大丈夫でした。 (3)マイクはコンデンサーマイクで2メートルで作動OKです よろしくお願い致します。
- TarChang
- ベストアンサー率25% (406/1574)
こんにちは。 各仕様が分からないので、簡単に書きます。 回路に対して、ストロボの電気使用量が大きいため インターフェースとしてリレーが使用されています。 簡単に変えれるかは別としてですが、このリレーを より高速な仕様のリレーに変えれば済みます。 (高容量なトランジスタは、めちゃ高い!) 例 http://www.fa.omron.co.jp/product/family/996/index_r.html 動作時間は0.5ms以下です。 個人的な意見ですが、5msと0.5ms。 数値だけを見ると10倍の差が有りますが 違いが体感できる様な差とは思えません。
補足
>個人的な意見ですが、5msと0.5ms。 数値だけを見ると10倍の差が有りますが 違いが体感できる様な差とは思えません。 瞬間撮影ですのでこの違いが大きく影響します。 なるべく「ゼロ」に近い方がベターです。
お礼
とてもわかり易いご回答を何回も頂き本当に有難うございました。 さそく部品を揃えて作ります。 アンプが必要なくて出来るのは最高です。