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プリンタインク、カラーとモノクロ、コストは異なる?
お世話になります。 プリンタのインクのコストについてですが、昔は「カラーは高いからモノクロで印刷しなさい」という話をよく耳にしました。 でも最近では、よく考えると、カラーインクのカートリッジも黒のカートリッジも大体同じくらいの値段がついています。 そうしますと、カラーでもモノクロでもコストは同じなのでしょうか。 それとも、カラーは濃度が関係するので、やはり異なるのでしょうか。 ご存知の方がおられましたらよろしくお願いいたします。
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プリンタの修理屋です。 状況をどのように考えるのか、それだけの問題でしょう。 リーマンショックが起こる少し前に、トヨタの偉い人が多くの関係者が集まった会合の挨拶で「最近のプレゼンはやたらにカラフルで一件見かけはよいけど、中身がないものが多い。自分達が若い頃は全部モノクロの資料で上の人にキチンと伝えることができた。何が何でもパワーポイントとカラープリンタで作るというのはいかがな物か・・」という内容の発言があったとか。 その直後、事務機業界には軽いトヨタショックがあったのは言うまでもありません。 レーザー複合機の場合、モノクロの機械なら高くても100万円以内で入手できますけど、カラーになると200万円は必要です。 その時点で機械の価格差分がコストに跳ね返るわけです。 見易さを考えるとカラーの場合は注釈なども多く入ることはありますね。こうなると、紙の上の汚す面積は平均的に広くなります。 さらに、カラーのプリンタはシアン、マゼンタ、イエローの合成ですべての色を表現します。 赤だとマゼンタとイエロー、緑だとシアンとイエローといった感じです。 面積は同じでも使うトナーは2~3倍になることがあります。 ですから、トータルのコストはカラーのほうが高いという理屈は間違っていません。 インクジェットプリンタの場合、モノクロ専用機が絶滅状態ですから、機械の価格差のコストアップはありませんね。 「カラーインクのカートリッジも黒のカートリッジも大体同じくらいの値段がついています。」・・・これはどんな機種なのかで変わってきますけど、一般的な4色、独立インクタイプのものなら、モノクロのときは黒のインクだけを使いますけど、カラーのときは3色で合成します。無条件で3倍か可kると館上げておいても良いでしょう。(例外はありますけど) また、モノクロとカラーという2種類のカートリッジしか使わない機種もありますけど、カラーカートリッジは仕切られて3色のインクが入っているのが普通です。 外寸が一緒、価格が一緒ですから、各色のインクの量は1/3程度。印刷可能数は黒カートリッジの1/3程度になってしまうのが普通です。 結局は高くつくわけです。
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- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
どちらもすでに回答がありますが 質問の前半は、 企業で導入していたタイプの、カウンタチャージの問題です 原稿に1文字でも赤があれば、カラー料金を請求されてしまうというやつです。 質問の後半は、 買取のプリンタ(一般には家庭用ですが)での問題で 印字可能な枚数が比較的明確なレーザープリンタの消耗品で計算すればわかります。 しばらく前のレーザプリンタでは、各色とも5%印字で消耗品の印刷可能枚数を表示していました。 (5%印字とは印字部をドットとして紙の片隅に集めると紙全体の5%がその色になるというやつです) 例えば、ブラックトナーが 7500円/2200ページ その他のトナーが 9000円/2200ページ 大容量でブラックトナーが14600円/5000ページ その他のトナーが15000円/5000ページ いずれも定価(リコーのカラーレーザの例) http://www.ricoh.co.jp/IPSiO/spc/320/support/supply.html 黒1文字とマゼンタ1文字とでは、黒が安くなります。 混色文字で各トナーを混ぜたとしても、黒が安くなります。
お礼
インクの場合もトナーの場合に近い感じで、カラーのほうがやや高いと考えておいたほうがいいかもしれませんね。ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 トナーの場合とインクの場合とではまた異なるとおもいますが、 インクの場合も、独立タンクで考えた場合、大体同じ感じになるのでしょうか。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
インクタンクは、全色一体型、各色バラバラタイプと、色々あります。 黒とカラーが一体型のインクタンクになっているプリンタの場合、どれか1色でも空になれば、インクを丸ごと交換しなければなりません。 黒ばっかり印刷している所為で、黒だけ先に無くなれば、それでインク交換です。 なので、こういうタイプの場合は、どの色も満遍なく均等に使うのが、最もコストダウンになります。 各色バラバラにインク交換できるプリンタの場合も、黒ばっかり使っていると、思わぬ所でコストアップに繋がります。 プリンタの印字ヘッドは、定期的にインクを噴出しないと、乾燥したりして目詰まりします。 極端に使用頻度が低い色があると、印字ヘッドのその色だけ目詰まりしやすくなり、コストの大幅増加になります。 目詰まりの頻度が高くなれば、ヘッドクリーニングの回数が増え、クリーニングにより捨てられるインク量が増えます。 クリーニングでも直らない目詰まりの場合は、印字ヘッドの修理交換になり、インクの十倍以上の費用が掛かります。 そういう訳で、各色バラバラのタイプでも、どの色も満遍なく均等に使うのが、最もコストダウンになります。
お礼
確かに目詰まりすると逆にもったいないですね。カラーの頻度は減らしつつも、バランスよく使用していきたいと思いました。ありがとうございました。
確かに家庭でのインクジェットプリンターなどは同じですよね。ただ企業などはメーカーとメンテナンスパック契約を結んでいまして、プリントした枚数のカウンターで料金が加算されていく契約も多いです。その場合白黒だと1枚5円、カラーだと1枚20円などカラーの方が高い場合がほとんどです。カラーだと写真印刷などでトナーを大量に使う場合が多いからというのもあるので、そのような料金設定にしていることもあるのではないでしょうか。コンビニでも白黒コピーとカラーコピーでは料金の差が数倍あります。 レーザープリンターのトナーやインクジェットプリンターのインクの同量辺りの当たりの原価は今ではほとんど変わらないかもしれませんね。
お礼
コンビニや、メンテナンスパック契約だとカラーが高いことを考えると、カラーのコストが高いということが確かに伺えますね。インクの場合も、なんとなくですが、カラーのほうが高そうだということがわかりました。ありがとうございました。
お礼
独立型であっても、3色の混合なので、やはり若干高くなるのかもしれませんね。「事務機業界の軽いトヨタショック」というエピソードも興味深く、楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 確かに機械自体のコストも見過ごせませんね。参考になります。 補足で質問ですが、カラーインクが独立タイプで、 たとえば内容が全く同じ文字だけの書類のとき、 (1)文字をすべて黒にした場合 (2)文字をすべて赤にした場合 (3)文字をすべて紫にした場合 では、黒の時に使うインク量を仮に100としますと、赤だけを使った場合でも文字数が同じなら赤インクの量を100使うならば、コストは同じになるのかもしれないと思ったのですが、どうなのでしょうか。カラーは黒よりも余分に(たとえば120とか)消費する感じでしょうか。 また、紫の場合は、赤と青を混ぜますが、赤のインクを50、青インクを50を混ぜる感じであれば、やはり合計100でコストが同じになったりはしないのでしょうか。 細かくてすみませんが、もしご存知でしたらお願いいたします。