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震源について
地震の震源は活断層が動いたり、ずれたりする事で起きるものと理解しております。 このたびの東日本大震災のように、プレートの淵に溜まったエネルギーが放出される地震は プレート境界型地震と、新聞の解説には書いてあります。 活断層型地震と、プレート境界型地震の二つの原因に分けられるのでしょうか。 もう一つの質問ですが、二つの原因は、いずれも長さを持った帯状に存在するように思えますが、 震源地の報告は点として表現されています。これはどうしてでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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地震はおっしゃる通り、地下の岩石が破壊されて、ずれることで起きます。 その結果として、ある面で破壊が起こり、それが断層として現れます。その断層のうち、最近何回も繰り返して動いた断層が活断層です。プレート境界型地震でも、地下では大きな断層が形成されているわけで、断層が動くということでは基本的に違いはありません。 ただその場が違い、性格も異なるところがあるため区別されています。 活断層型地震と質問者が言われているのは、おそらく内陸浅いところのプレート内で起きる地震のことで、一般にM7級程度、ただし陸地の浅いところで起こるので、局所的に大きな被害が出ます。活動周期はやや長い(数百年から数千年)ことが多いですね。一方、プレート境界型地震はM8級以上の大地震になることがおおく、揺れや津波で広い範囲に被害を与えます。比較的短い期間(数十年から数百年)で繰り返すのも特徴です。 地震は「長さを持った帯状」とおっしゃるとおりある大きさを持った断層面がずれることでおこります。たとえば国土地理院の http://www.gsi.go.jp/cais/topic110313-index.html に見られるように、地殻変動から断層の大きさ、深さ、傾斜などを推定しています。また地震波を解析して断層面の広がりや破壊過程を調べることも行われています。実際にはある大きさを持った断層が壊れて動いているわけです。 よく言われる震源地という言い方ですが、これは学術用語ではなく、マスコミ用語です。「震源」が平面と深さをもった地球内部のある点を意味し、その真上の地球表面を「震央」といいます。 震源は、地震波の始まりの部分を使って決められる場所で、地震を起こした断層の最初の壊れ始めた点を示します。震源は早く決めることができるので、どこでどんな地震が起きたかを理解するのに重要です。日本では0.1度単位、深さ10km単位の荒い精度でよければ数分程度で決めることができます。
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- rukuku
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こんばんは 実際には ・震源域 ・震源地 の2の言葉があります。 震源域は地震の原因となった断層の場所です。 長さと幅を持った範囲になります。 ただし、震源域を正確に特定するには時間がかかります。 大きな地震では、24時間以内の余震の震源地がある範囲とおおよそでは 一致すると聞いた事があります。 震源地は震源域の中で、最初に地震が発生した場所です。従って、地図上では点で表されます。 地震は震源域の中で一斉に起こるのではなく、最初にどこがで起こった地震が広がっていきます。 その、最初に地震が起こった場所が震源地です。 震源地も特定は簡単でないと思いますが、震源域の特定と比べれば容易です。 日本の場合地震があれば次に津波に警戒する必要があります。そのために、震源地と規模(マグニチュード)を短い時間で求めるためのシステムが整備されています。 そのような事情から、通常の報道では、「震源地」という点の情報になっているのだと思います。
お礼
良く理解できました。有難うございました
- iesi14
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とりあえず、後半の質問から。 考えてみてもらえれば分かるけど、たしかにプレートは帯状のものですが、それぞれの部分部分において動きやすさとかは異なります。 それにプレート自体の移動はゆっくりなので、帯状よりも点で一部がずれるということが多いようです。 ちょっと広範囲がずれるにしてもそこは一点と解釈しているようで・・・・ まあかなり昔に聞いた話なのでもしかしたら知識が欠落しているかもしれませんがw そもそも質問者さんが想定されている一連の帯がすべて地震でずれることになったら、大地震どころじゃない気がします(笑
お礼
理解できました。有難うございました。
お礼
とても解りやすい回答で、有難うございました。