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スペアナのRBWについて
RBWを変化させていくと、”信号レベル”が変わるのですがこれはスペアナが壊れているのでしょうか? 確か、シグナルジェネレータ(以下SG)とスペアナを直接接続してSGの入力レベルは有る値に固定したまま、スペアナのRBWを変化させてもスペアナに表示される”入力レベル”は変化していなかったと思います。 ところが、例えば”ノイズ”をスペアナにて観測するとRBWの変化に伴い”入力レベル”が変化してしまいます。 この理由がわかる方、教えて下さい。
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- se223
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RBWは内部のフィルターの帯域幅になります。ノイズの計算式に√4KTRBというのがありますがお解かりでしょうか? Bは帯域幅です。つまり帯域幅が狭くなればノイズは小さく計測されます。純粋な信号で、RBWの範囲に入っていれば表示のマグニチュードは変わりません。
- sunspot_number
- ベストアンサー率47% (81/170)
まずスペクトルアナライザ(以下スペアナと略す)のノイズフロアレベルはRBWの幅に比例します。 つまりノイズの電力レベルは帯域幅に比例します。ですからRBWを狭めるとノイズフロアレベルは下がるわけです。 増幅器などの回路素子は温度に応じた雑音(熱雑音)を発生します。RBWを狭くすればそれ以前の段で発生したノイズの大半を減衰する事ができそれで最終的に表示されるノイズフロアレベルが下がります。 ご使用のスペアナの取り扱い説明書の定格とか性能諸元とかのページに載っているはずです。 例えばアドバンテストのだと「振幅仕様」の「ダイナミックレンジ」の項目に「平均雑音レベル」として載っています。 SGだと出力レベルがスペアナのノイズフロアレベルより十分強ければRBWを変えても掃引時間がそれに対して適当なら表示されるピークレベルは同じです。 あえて苦言を申しますが、 スペアナにしろオシロスコープにしろ実際にご使用になっているのでしたらその取り扱い説明書が存在するはずです。 ぜひまずはマニュアルをご覧下さい。普通は測定器のマニュアルを読んで理解した上で使うのが当たり前です。 意味が理解できないで測定するのは目的意識の欠如で、その行為は無意味です。 何かを測定するという行為には、何を見極めたいか、何を見つけたいかと言う目的があります。測定器はあくまでもその手段でしかありません。 今はただ勉強中で与えられた事を解からないままにやってらっしゃるのでしょうね。どうぞ挫けずに頑張って下さい。(^_^)/
お礼
はじめに、ご教授ありがとうございます。 お恥ずかしいことですが、スペアナにしろオシロにしろ測定器の”マニュアル”を読んだことがございません。 与えられたものが”多機能”過ぎて十分に理解もできず”ただ何かわからず測る”という行為だということは自分でも十分わかっております。 紹介して頂いた本を購入しました。読むまでに時間がかかります。 当該質問の2番目の方のご指摘いただきました通り、中間報告などしたいと考えております。 お時間下さい。 今はただ勉強中で与えられた事を解からないままにやってらっしゃるのでしょうね。どうぞ挫けずに頑張って下さい。(^_^)/ 応援の言葉、ありがとうございます。