- ベストアンサー
放射性物質の行く末
ある食品に、放射性物質セシウムが検出されたとします。 例えば、この放射性物質がわずかな量で食しても影響がないとしても、気持ちがいいものではありません。 この食品が例えば魚だった場合、放射性物質はその魚の体内にあるわけで、除去のしようがないと思います。 そこで、この魚を廃棄し、ごみ焼却場で焼却された場合、放射性物質はどうなるのでしょうか? 放射性物質が出る原子炉は相当な高温環境であることを考えれば、焼却によって分解されるものではないように思います。 質問 1.灰又は煙と一緒に空気中に飛散するのでしょうか? 2.そうであるとすれば、ある一定期間その放射性物質はどこかで存在し続けるのでしょうか? 3.飛散を防ぐために他の処理方法はあるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ダイオキシンや青酸ガスが特定の分子構造によって毒性を発揮するのに 対し、放射性物質であるヨウ素131やセシウム137は元素であるので、 どのようにしても分解したり破壊したりすることはできません。 (1)一部はカムリになり空気中に飛散し、一部は灰になって残ります。 この割合は焼却温度によって変化します。 ヨウ素は昇華点が115℃なので着たになりやすく、プルトニウムなどは 融点が3000℃以上なので灰に残りやすく、セシウムはその中間です。 (2)かならずどこかに存在はします。 一番良いのはどこかに閉じこめて半減期の5倍くらいを待つことです。 (3)飛散を防ぐためには放射性物質を含むものを定められた場所で保管するしか 方法がありません。 ただし、魚のような現時点で低レベルな放射性物質を含むものに関しては 得策ではありません。普通に焼却処理となるでしょう。微量で有れば、 木や石炭にも放射性物質は含まれているのです。
その他の回答 (1)
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
残念ながら, あなたの体の中にも「放射性物質」は存在します. いかなるものであっても「それがあったら必ず毒」ということはありません. どんなものでも「そのものに応じた量」があってはじめて毒になるのです.
お礼
ありがとうございました。
補足
放射性物質の行く末については、わからないということでかすね。。。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 元素なので分解などされないのですね、よく理解できました。 今回の事故で食品に含まれた放射性物質は、半減期をすぎ長期間またない限り、ずっと存在し続けるわけですね。。。 こわいですね。 ありがとうございました。