- 締切済み
災害と非常通信
昔は台風や洪水があると、アマチュア無線による非常通信の手柄話がよく新聞に載った記憶があります。このごろは聞きませんけど。今回の東北の地震、津波、原発では、そういう話はないでしょうか? お聞かせください。 なかでも興味があるのは、モールス通信です。アマチュア無線をしている方々から「モールスは究極的に単純な通信手段だから、他の手段がだめになる非常時に有効だ」という話をときどき聞きます。そのような場面は今回の東北の災害で、実際にあったでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- y0OilIo1lm
- ベストアンサー率39% (83/210)
NO5です。素人名なものですからほとんど空想的な発想かもしれませんが、基本的にはどんな場合でも非常手段はシンプルなもの、何時でも、誰でも、確実に使えるものが良いのではないかと思っています。平時にいろいろと研究しておく必要があるとは思います。 その他にも非常時の手段としては鏡で光を反射する方法などもありますし、これらは国家プロジェクトとしてシステム作りをしておいても良いのではないかと思っています。確かに携帯電話は便利ですが基地局がアウトになればどうにもならいです。古式ゆかしい『鏡』など良いと思うのですが、、、。モールス符号を覚えられない一般人にもすぐに理解できそうなプロトコルを平時に用意し訓練しておけばなかなかのものになるのではないでしょうか?
- y0OilIo1lm
- ベストアンサー率39% (83/210)
素人なのですが「モールスは究極的に単純な通信手段だから、他の手段がだめになる非常時に有効だ」という箇所はその通りだと思います。 簡易な無線機があればいいですが仮に無線機がなくても電気を短絡させることなどにより「モールス信号」を一応は飛ばすことができるのではないでしょうか?もちろん周波数やどこまで届くかとか傍聴してくれる人がいるのとかいろんな問題があると思いますが。どうなのでしょうね。もし可能ならそのようなシステムを平素から訓練しておくのがいいでしょうね。
お礼
昔の火花送信機ですね。出る電波が汚いので使用禁止になってますけど、そんなことは言ってられない場面もありそうな。その場合、受信はどうするのですか?
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
ANo3です。 エマージェンシー・コンテストとは、日本アマチュア無線連盟(JARL)で主催する、非常通信の予行練習のようなものです。 私は、居住地に近い渡良瀬遊水池の奥深くにテントと無線アンテナを張って、無線機と発電機を持ち込んで本格的に非常通信の予行練習をしましたが、相手局は自宅の無線機ばかりでした。 多くの無線局と交信する事でポイントが稼げ上位入賞者は賞状が貰えるだけですから、関心が薄いのかも知れません。 ただ、私のように発電機(2台所有)を持ってるアマチュア無線家は滅多にいないようです。 そして、最近のアマチュア無線機はVHF帯やUHF帯を使うハンディー機が多いですから、通信距離も数10km程度と頼りないのです。 本格的なアマチュア無線家は、遠距離通信が出来るHF(短波)帯を高出力の無線機を使うので日本全土は勿論、海外とも交信出来ます。 このような、アマチュア無線家は現状のアマチュア無線界に嫌気を感じてアマチュア無線を離れました。 ですから、アマチュア無線家が非常通信で活躍する事は期待出来なくなったと思うのです。
お礼
> 最近のアマチュア無線機はVHF帯やUHF帯を使うハンディー機が多いですから、通信距離も数10km程度と頼りない 数十キロなら、たとえばトラックどうしで避難経路を教えあうにはじゅうぶんだろうと想像します。もしかしたらそんな話が聞けるかな、と思いました。
補足
> 渡良瀬遊水池の奥深くにテントと無線アンテナを張って、無線機と発電機を持ち込んで 様子の想像がつきました。ありがとうございました。
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
この度の大震災で被災地の学校校庭にSOSの文字が大きく書かれてたのが印象的でした。 SOSというのは、モールス信号で「…---…」と打ちますが、遭難の意味です。 非常の場合は「---…---」と打ちますから、OSOになります。 ただ、アマチュア無線を趣味してる人の多くはモールス信号を知りません。 殆んどのアマチュア無線家が音声で通信してますので、非常通信の場合は「Emergency(エマージェンシー)」を冒頭に叫ぶことになります。 電波法では、非常通信の場合は免許の範囲を超えて通信する事を許されてますので、免許されてない送信出力や周波数を使う事が出来ます。 以前、アマチュア無線を趣味にしてた頃に、エマージェンシー・コンテストに何度か参加した事がありましたが、アマチュア無線家にも関心は薄い印象でした。 しかし、災害によって孤立した地区や通信網が遮断された場合にはアマチュア無線は心強い通信手段になります。 それにしても、SOSは遭難通信で、非常通信はOSOだという事が世間一般的に認知されてないのが残念ですね。 恐らく、多くのアマチュア無線家も知らないと思います。 モールス信号は、過去の通信手段になってしまったのです。 アマチュア無線も免許が簡単になり過ぎて地に落ちましたから、期待出来なくなりました。
お礼
> 災害によって孤立した地区や通信網が遮断された場合にはアマチュア無線は心強い通信手段になります。 そうかもしれません。その具体的な事例があれば、と思います。
補足
> アマチュア無線を趣味にしてた頃に、エマージェンシー・コンテストに何度か参加した事がありましたが、アマチュア無線家にも関心は薄い印象でした。 それはどんなことをするのですか?
- Shin1994
- ベストアンサー率22% (551/2493)
今回はネット電話が活躍したそうですよ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000077-san-soci それに、携帯がこれだけ普及したので逆にアマチュアの無線使用者を見つける事すら困難な時代です。
お礼
> ネット電話が活躍した なるほど、メールが届くならパケットは届いてるんですからね。
補足
> アマチュアの無線使用者を見つける事すら困難 トラックの運転手とか、鉄砲撃ちが使ってるのをよく目にしますが。
- misawajp
- ベストアンサー率24% (918/3743)
携帯電話が普及していますから出番は非常に少なくなっています さらに通信相手が必要です アマチュア無線人口は大幅に減少しています それらを勘案すると、全く無かったわけではないでしょうが、特筆できるような活躍は無かったのではと推測します(有意義な非常通信を行うには発信受信双方に相当な技量と経験が必要です)
お礼
> 特筆できるような活躍は無かったのではと推測します そうかもしれません。だからこそ推測でなく、具体的な事例があれば、と思います。
補足
> 携帯電話が普及していますから出番は非常に少なくなっています 今回の災害では携帯があまり役に立たなかったと聞いています。私も九州から東京に連絡を取ろうとして電話も携帯もつながらず、e-mail で何とか間に合わせました。
お礼
今回、アマチュア無線、特に cw が非常通信に役立ったという具体的な事例は結局、みつかりませんでした。来月の CQ 誌あたりに何か載るかもしれません。それを期待して、とりあえずは締めさせていただきます。 ご回答くださったみなさん、どうもありがとうございました。