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沖合の地震。津波の心配あるなしはどうやって分かる?
東北関東大地震の被災者の方、心よりお見舞い申し上げます。 先ほど(27日22時40分ごろ)も宮城県沖で地震があったようです。 テレビの速報で 「津波の心配はありません」 とのこと。 沖合といいましょうか、海での地震で、津波の心配「あり」「なし」はどうして分かるのでしょうか? 場所?揺れの大きさ?? 当方、素人です。 出来るだけ分かりやすくご説明頂けると助かります。 よろしくお願い致します。
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震源地と大きさです。 ●震源地 - 海の断層地震でないと、大きな波動になりません。内陸部では津波はムリ。 ●大きさ - マグニチュード6以上でないと、大きな断層が動きません。よって、群発余震の津波は小規模。 津波が起きるには、大きな波動が必要で、海底の陥没が最も簡単に津波になります。即ち、陥没した海面が下がる、そこに海水が集まる、海岸では引き波となる、その反動で津波が広がる、海岸に近づくに沿って海底が浅くなるから波動が上下に大きくなる、震源地では波動が続くので2~4波のほうが波動が同期して大きくなる・・・パターンです。 よって、津波を見に行くな、とか、引き波に注意しろ・・・は、第2波以降が大きいので危ないです。 (観測で50cm程度の潮位を観測とかありますが、三角波の高さではなく、台形波の高さですから、海面全体が盛り上がっていることに注意してください。台形波とは、長周期の三角波です。ですから、津波は波ではなくて、水の壁の連続です。)
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- kv2007
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気象庁「津波を予測するしくみ」 http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/know/tsunami/ryoteki.html 基本的には,・震源が海域 の地震で震源が比較的浅く・マグニチュードがおおよそ6以上の地震 の場合に津波の恐れがあると思えばいいかと思います.揺れの大きさではなく,地震のマグニチュードが判断基準です. 実際の警報は,地震を関知すると位置とマグニチュードをまずある程度の精度で決めて,あらかじめシミュレーションしておいたデータを参照して,該当すれば注意報,警報が出ることになります. 揺れの大きさ,つまり震度が小さいように感じても津波は大きいこともあります.一つには津波は遠くまで伝わることがあること,もうひとつはゆっくり断層が動いたときには人間には揺れはあまり感じなくても海底の地形変化が大きいことがあるからです. 1896年の明治三陸地震は揺れが小さかったのに大きな津波が来た地震の例です.こういう地震は揺れは大きくなくても,揺れの継続時間が長いので,そういう地震には注意が必要です.
お礼
ありがとうございました。 何となく・・何とな~くではありますが、明治時代の地震、江戸時代?の富士山噴火など、 人間の尺度で「昔の出来事」と捉え、自分の時代には関係がないことの様に思ってしまいます。 地球規模でみれば、明治も平成も大して変わらないんだと思います。 防災への意識を高めているところです。 ありがとうございました。
- yuyuyunn
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お礼
ありがとうございました。 参考になりました。 地震に限らず、防災への意識を高めているところです。
お礼
ありがとうございました。 >三角波の高さではなく、台形波の高さですから サーフィン映画の「ビッグウェイブ」のような波ではなく、もっと地味な体積の大きい波ってことですね。 素人のイメージですが、相対的に見て「陸より高い波が来る」ではなく、「海より低い陸地」とイメージしたら何となく恐ろしい感じが分かりました。 防災への意識を高めているところです。 ありがとうございました。