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中・長期的な地震災害ボランティアについて

今回の東北大地震のためのボランティアで、中・長期的にわたる支援を考えている広島の40代主婦です。実際ボランティアされた方や、詳しい方にお聞きしたいことがあります。よろしくお願いします。 【復興期の現地】に行ってできる活動をかんがえて、情報を集めています。 自分の居住地での募金、節電、物資支援などはだいたい終えたあと、できることをしたいと思っています。被災地でのボランティアは未経験。 ふだんは地元で数種のボランティア経験があります。 1.どこかの組織に入って活動する方が、安全でじっさい支援に役立つでしょうか? 公共団体等への参加も、予定しています。そこでの活動か、個人での活動か(現地でボランティアセンターで登録など)迷います。 2.現地では寝袋や登山用具に近いものを準備と聞いています。寝袋を使ったことがないため心配です。仮設住宅ができ避難所の生活がなくなった時期は、遠隔地からのボランティアはどういった場所に宿泊できるでしょうか。 3.できる活動内容は家事全般、軽作業、そうじ、保育など。そうした活動は中・長期的な支援に含まれるでしょうか。それとも介護、医療、教育関係などなにかの専門資格が求められるのですか。 4.長期にわたる支援は、どういった種類のものが考えられるでしょう。たとえば自宅に戻った後も被災地と連絡、つながりをもつなど。被災地に知りあいはいません。 ほかに考えられる活動方法や、知っておいたほうがよい事柄などありましたら、教えて下さい。

みんなの回答

  • 517hama
  • ベストアンサー率29% (425/1443)
回答No.2

現在の災害活動でもコーディネーターをしているものです。 NO.1の方と重複する部分もあるかとは思いますが、ご了承ください。 今回の災害について言えば復興期と募金や節電、物資支援は別物です。 理由は確かに今回の災害が起因ではありますが、被災地特有の問題ではないからです。 もちろん被災地で物資支援は必要ですが、物資支援が終わったから復興期ではないので・・ 1どこかの組織に所属するほうがいいのか  特に経験の無い方はその方が安全だと思います。被災地では思わぬけがや問題が発生します。  また、今回のように広域災害であり、被災地域への足が難しい中にあっては、現地への往復も事故に遭いやすいと思いますので、ボランティア組織などの足を利用したほうがいいと思います 2寝袋や登山用品が必要か?必要なくなった時期にはどうしたらいいのか?  基本的にボランティア活動はすべて自己完結型です。被災地で復興したにしても、衣食住はすべて自分で用意すべきです。用意が無く現地に踏み込んで、結果として人を頼ったことで被災者と同じです。そうして入ってきたボラが結局は被災者を一人増やすだけの人になってしまいます。  もちろん、旅館などがある地域では、その地域がそれこそ復興期に入っていけば宿泊できるかもしれませんが、そういった地域で何をするのかが今度は課題になると思います。  いま、私の仲間達も、現地にある拠点の会議室などで寝袋で寝ています。食事も自分たちで持って行ったモノを食べています。それが被災地域での大抵の状況になります。 3活動内容で中・長期的な支援ができるのか?  できます。どんな活動でも短期よりは中・長期の方が喜ばれます。10人の人が3日づつやって30日持たせるのと、一人のひとが2週間続けてするのであれば後者の方が喜ばれると思います。それは、その人に任せることができるし、いちいち新しい人に説明する必要が省け、その分の力や時間を他に生かせるからです。  もちろん専門の技術や経験があるひとは有効ですが、その活動があって出来るかどうかは別問題です。 場所によってはどんなに専門的な技術が必要でも、生かせないこともありますので・・・ 4長期にわたる支援  基本的に被災地としてつきあっている以上、まだまだ中期的なものだと思います。  長期的にするのであれば、その地域が復興できる支援をすることです。一番いいのはお金を落とすことだと思います。その地域のモノを積極的に購入する。その地域に旅行に行って、観光してお金を使う。  そういったことが長期的にできる支援だと思います。  阪神大震災から15年以上経過しましたが、いまでも支援は必要としています。でも、それはよその地域からできるものではないです。被害にあったかたがたの心のケアであったり、震災孤児の生活支援であったり様々ですが、数週間単位でできるものではありません。そこに必要なのは年の単位での共存となります。 こういった質問もよく見かけますが、izumisann11にとって中・長期とはどの位の期間を考えているのかを書かれると、もっと具体的な回答がもらえると思いますよ。復興期ということばでも、既に発災直後から復興に向けて動き始めていますが、認識としてはまだまだ復興期ではないですしね

noname#141699
質問者

お礼

いま活動されている方からの貴重なアドバイスをありがとうございます。 1.やっぱり組織に入っているほうが情報も正確で、活動するにも効果が高いのではと、おなじく思います。いまは団体の後方支援をしているところです。 2.どういった場所でじっさい寝ているのかわかりました。もしかして野宿かと思っていたので、いちおう屋根があるところなんですね。自己完結型の準備については知っているので、そのようにしたいとおもいます。 3.4. 長期ほどよい というのもわかりました。じぶんの出せる資金を考えると何度も行けそうにないですが、復興に長い時間がかかることを考えれば、観光としても行きたいとおもっています。 中・長期とは1~5年くらいを考えていました。説明下さったところでは、それ以上の期間を支援することも考えたほうがよいのですね。 いろいろと教えて下さりとても参考になりました。また何かあったらアドバイスをお願いします。

noname#133076
noname#133076
回答No.1

以前、ボランティア関係の団体でコーディネータなどの仕事をしていました。 復興期ですよね? 復興?ってなんだと思いますか? 自分の生活が自身で何とかなっていくという時期ですよね。ヨソモンの手を借りなくても、事業や生活が何とかなっていきつつある!という時期のことですよね?? 質問者様の想定は、復興期以前ですよね…。 1)活動基盤はその地域の公共団体が、一番適切でしょう…というかそれ以外は難しいでしょう。 あなたが即戦力として活動できる地域や団体、プログラムがあれば、一番いいでしょう。ノウハウがその「現場」に存在していると思われますから、あなたも活動に入りやすいし、あなたが去る時にも後任者に引き継ぎやすいでしょうね。 2)寝袋が必要な時期は、復興期以前です。 寝袋が不安!という程度の心構えであれば、来ないでください…と言われても、仕方ないです。 地域の経済を活性化するためにも、旅館や民宿でお金を払って泊まってください。 また、仮設住宅に被災者がほぼ入居が住んだ時期には、よそ者のボランティアを受け入れはしなくても、地域の人材を有効活用できるようになっているでしょうね。 3)家事でも、配給物資の仕分けなどの軽作業も、保育なども、すべて、必要とされている活動です。 もちろん、介護や医療などの資格があればそれに越したことはないです…。 ただ、じっくりと腰をすえて!の話です(けっして、1~2週間ということではなくて)。 結局は、長期的なボランティア活動で一番のポイントは、そこで出来る人間関係=人と人のつながりの深さなんですよ…心を満たす!というのが、キーワードになるのかなぁ…。 4)…長期って言うのは、数ヶ月から数年にわたってってことです。 旅行であれば、2週間も旅行に行けば長期に感じるかもしれないですけどね…。 2週間程度現地に行って、お手伝いをして来るって言うのは、中長期って言わないです。それが、最低限度の短期の活動です!って、私は「阪神淡路の時」にボランティア希望者に説明していました。 短期(1~2週間)でも、現地に行ってなにかお手伝いをしている中で、人との関わりができ「その人との文通などでの交流」も、長期的な活動(心を支える)というのではありだと思います。 とりあえずは、ボランティ活動に関係しての保険について、地元の社会福祉協議会などに問い合せておいてください。 受け入れる側との交渉は、社会福祉協議会などに間に入ってもらえれば、それが良いと思います。 ご承知だとは思いますが、一番気をつけないとならないのは、ボランティアだからといって自分の希望を相手に求めないことだと思います。

noname#141699
質問者

お礼

丁寧な回答をありがとうございました。 1)>活動基盤 ある団体のボランティアに登録しました。(保険も入りました)誰でもできる活動主体ですが、その他にできる事も探したり提案してみるつもりです。 2)>地域の経済を活性化するためにも、旅館や民宿でお金を払って泊まってください。 そうですね、それも考えてみます。 3)> ただ、じっくりと腰をすえて!の話です(けっして、1~2週間ということではなくて)。 結局は、長期的なボランティア活動で一番のポイントは、そこで出来る人間関係=人と人のつながりの深さなんですよ…心を満たす!というのが、キーワードになるのかなぁ…。 私もその点を考えていました。遠隔地ですが何度か足を運ぶことも考えに入れています。現地の復興しだい、ようすをよく見ながら…ですね。 4)>…長期って言うのは、数ヶ月から数年にわたってってことで >短期(1~2週間)でも、現地に行ってなにかお手伝いをしている中で、人との関わりができ「その人との文通などでの交流」も、長期的な活動(心を支える)というのではありだと思います。 人によっては中・長期でも必要な時だけ手伝ってくれればいい、という場合もあるのではと思いますが、期間、時期などもよく考えながらやっていきたいです。 実際にコーディネーターされた方の話をうかがえて、参考になりました。