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東電の損害賠償についての疑問とは?
- 東電が賠償する理由には過失の有無が関係しています。
- 想定を超える災害によって発生した被害について、設計者や運営会社に責任があるのか疑問が生じます。
- 賠償責任に関しては政府の委員会や指導に従って設計・運用されたことが考慮されるべきです。
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人災の様に、マスコミは報道していますが、そこに「証明」はありません。 よく「想定していないとならない」という声をききますが、今回の様にマグニチュウード9という想定外の地震の破壊力、それも「長周期振動地震」のとてつもない破壊力に「巨大津波」の直撃という災害が根底にある以上は損害賠償が認められる可能性は低いと考えられます。 今回の津波は、釜石スーパー防波堤の破壊状況での試算がでましたが、「時速1000km」「747が250機フルパワー」での力がかかったとされています。 官房長官の発言も、「時期早々」「無責任」と記者団からも言われています。 正直、訴訟にはなるでしょう。 しかし、請求側の「立証証明」がどこまで「人災」に関連づけ出来るかになります。 単に「想定」を起因に訴訟をしても、世界でも4番目になる「激甚災害」ですから、付帯設備が破壊された状況まで原告が証明できるとは思えません。 地震で損傷がでて、津波に更に破壊されたとすると難しいでしょうね・・・ 津波の規模も、3mを超える場合は「巨大津波」とされていますが、これはそれだけの破壊力を秘めていることになり、そこに「加速度力」が加わりますから、予想できない規模となってしまいます。 仮に、「人災」があったと仮定しても、その内容・規模・状況・を災害の部分と線引きができるかになります。
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- jkpawapuro
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>今回の大津波が、大天災でなければなにを大天災と呼ぶのですか? 観測史上に例の無い未曾有の災害であることが最低限必要だと思います。 原発は50年以上使う代物、しかもその被害は通常のビルとケタ違いです。 それだけ物騒なものを作るのに、ビルの基準を当てはめる程度で済むわけありません。 法律で定められる基準とは、最低限必要なもので、決して十分な基準ではありません。 法律に従い速度規制を守っても事故を起こせば責任を問われます。 それは車と言う危険なものを扱うものに、その危険を防ぐための責任が求められるからです。 原発も同じことです。リスクが大きければそれに応じて、十分な安全上の余裕が求められるでしょう。 政府機関がいかなる試算を出そうが、それは免責事由にはならないと考えます。 当時の理論で起こり得ない災害であるなら、それは不可抗力でしょう。 でも今回の地震は過去に例があります。 その対策を怠ったとしか言いようがありません。
お礼
ありがとうございます。数万年・数十万年の歴史の中で一回でもあればダメだというなら 人間の力の及ぶところではありません。それなら原発は全て不可ということです。 CO2撒き散らしますか?? 古文書など、本当のことかどうか分らないです、話を大げさにしているだけかもしれない 又聞きの話かもしれない、全くの創作かもしれないのです。 過去にあったかどうかはまだ確かめられていないのです。
- yamato1208
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あの発言は、国家賠償訴訟を意識してのことでしょう。 ありとあらゆることを、「無駄」と決め付け、「事業仕分け」の名の下に切り捨てしていますから、責任回避での発言なんでしょう。
お礼
困った大臣ですね、ありがとうございました。
- akak71
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原子力発電で、 放射能が外部に出たのは、福島のみ。 近くにあった東北電力の発電所は、放射能汚染はありませんでした。 全部の発電所が放射能が出た場合は、自然災害に該当する可能性がつよい。 今回は、東電の福島のみ、 そうすると、構造的欠陥があり、賠償責任があると思います。
お礼
コメントありがとうございます。そんな考えもありますね
- kumap2010
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法律によりすべて決まっています。 多少の自然災害ならそもそも防げるように設計されてるので、 それにより起きた被害はすべて東電の自己負担。 しかし巨大な自然災害は防ぎようがないのでそれによる被害は国の負担。 法律の条文にもちゃんと規定があるのですが、 政府は「巨大な自然災害ではない」として支払いを拒否する方向です。 しかも与党内でも「これはどう考えても巨大な自然災害だ」という声もあるようです。 これが巨大な自然災害じゃなかったら何が該当するんだって話ですよね。
お礼
ありがとうございます。そんな考えもありますね っていうより、法治国家かどうかの問題ですね! 私が株主なら、補償した段階で、株主訴訟すると思います。」
- Mokuzo100nenn
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>東電が損害賠償する理由はあるの この問いは、津波の高さをxメートルに想定して、堤防やスーパー堤防をつくった、旧建設省(現国土交通省)や県、市町村の土木課などに賠償責任があるのか、という問いと同じような気がします。 こちらの堤防の方は、実際に数千・数万の人命が奪われたのですから、人災であるとすれば、責任は重大です。 今後、役人・公務員の仕事に関しては責任を問わないが、民間人(法人)に関しては責任を問うなどということになれば、日本国における法の下の平等は維持できないことになります。
お礼
どんな災害にも大丈夫という物は作ることは不可能です。 ☆ 技術者にとっては、クライリテリアを満足出来ていなかったのであれば 責任はありますが、クライテリアを決めるのが政治の領域であることを 認識してください。 ☆ コメントありがとうございました。
- jkpawapuro
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想定外を免罪符のように使う方が多いですが、その想定に化学的な妥当性があるか、どこまで妥当な想定で合ったかが今後大いに問題になるでしょう。 マグニチュード9,5の地震が過去に観測されている状況で今回それ以下の地震で被害があったわけですから、そもそも甘い想定のもとに計画策定をした当事者の責任が、今後大いに求められるでしょう。 想定さえしなければ賠償を免れることができるなら、誰も事故の想定などしなくなりますので。 読売より抜粋 原発事故の際の賠償責任などを定めた原子力損害賠償法に基づき、国が1200億~2400億円を負担するほか、残りも、東電の支払い能力を上回る部分は国が支援を行う方向で被害額の算定作業に入る。中略 同法には「社会的動乱、異常に巨大な天災地変の場合」にはすべてを国が補償するとの例外規定もある。 法律にはこうあるようですね。何が常で何が異常か、過去に例が無いという言い訳は通用しませんので東電の賠償責任は免れ得ないと思われます。
お礼
今回の大津波が、大天災でなければなにを大天災と呼ぶのですか? 12月に国交省が出した超高層建物に対する長周期地震対応の試案では 宮城沖地震はマグニチュード7.6でした。今回は9.0ですから、 普通に考えれば100倍以上です。 こんなものに対して形が残っていただけで立派なものdと思いませんか? コメントありがとうございます
No.6です。ゴメンなさい。追記です。 あと「もし~なら、東電が賠償するのは当たり前だ」の 「もし~なら」をカットするのは、日常茶飯事みたいですよ。 またまた、答えになってなくて済みません。
お礼
枝野さんが、記者会見でテレビに向かって断言していました! 感知顔ではすまない立場の人ですから、法治国家を否定して おられるようですね。
>枝野さんは東電が賠償するのが当たり前と言っています。 疑っちゃいけないのかも知れませんが、これは本当なのでしょうか。 つまり、カメラに向かって直接言った言葉なのでしょうか。 もし活字や又聞きだとしたら、記者が「こいつなら、こんなことを言いそうだ」って予想で書いたりしているみたいです。 そして、それが国民に浸透するとマスコミは「たとえ、本人がそう言ってなくとも、"お前なら言いそうだ"と国民に思われているんだ」と正当化します。 答えになってなくて済みません。
お礼
ネットでググレば、私の聞いたことが空耳でないことが分るでしょう。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
ちょっと規約に抵触するかもしれないんですが、今回は 人の安全に密着しているので訂正を 1.ECCSは動かなかった? ECCSの解釈が古いかと。 大昔のECCSは ・高圧炉心スプレイ系(HPCS) ・低圧炉心スプレイ系(LPCS) ・低圧注水系(LPCI) ・自動減圧系(ADS) の4系統でした。 しかし現在はそれに加えて以下の機能があります ・低圧注水系(LPFL) ・高圧炉心注水系(HPCF) ・原子炉隔離時冷却系(RCIC) このうちRCICと云うのが味噌で、これは電源が無くても 炉内の残圧を動力源として動く冷却系で、これが事故直後 に動作したことは確認済みですね。 (政府も確認した東電発表資料等で明記されてます。) だからこそ、現在の状況で収まっているという見方も できますし、RCICの能力をもっと大きくしておけば?という 事も言えますが。 (でも残圧が無くなれば動作しませんし、難しい問題ですね) 2.スリーマイルで被ばく被害はなかった? 健康被害を懸念するレベルではありませんでしたが、住民の 被ばくはありました。 放射性ヨウ素131なら555GBq(15キュリー)などという放出 が発生して、周辺住民や従業員が0.01 - 1mSv程度被ばく していますね。 3.福島はチェルノブイリクラス? チェルノブイリクラスになるのはチョット無理ですね。 チェルノブイリなどの黒鉛炉は「アクセル全開の車をブレーキ で制御する」タイプ。 それに対して西側の軽水炉は「止まろうとする自動車を 無理やりアクセルを踏み続けて動かす」タイプ。 従ってチェルノブイリの場合は事故後によって制御機能を 喪失して、核分裂反応が通常の10倍程度まで拡大した。 それに加えて大量の水があったので、上空9000mほど までも「炉心の核燃料を含めて」巻き上げた。 福島第一の場合は事故後に制御棒の投入にも成功して いますし、もう反応は止まっている。 あとは残留熱とベントを開くことでの放射性物質の大気 放出ですが、この段階ならスリーマイル程度にはなりますが 流石にチェルノブイリにはなれない。 今後色々な事が判明すると思いますが。 放水するより、直ぐに非常用電源を回復して(例えば現在 の方法)冷却しておいた方が良いんじゃないの?という 意見があるのも、こういう所から来てます。
お礼
ありがとうございます。そんな考えもありますね
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
答えと云うより心情を書いてしまったかもしれないんですが。 http://www.fepc.or.jp/present/safety/saigai/songaibaishou/index.html まずは上のURLをご覧いただきたいんですが。 天災が原因であれば、その被害の範囲は免責です。 また国との契約で600億円を超える範囲は「国会の議決を受けた 上で」国が賠償すると云う約束が出来ているので、その範囲では 今回は「法律上の責任」はないように思えます。 もちろん、今後「天災に関わらない東電の過失」が証明されれば 別ですけどね。 道義的責任が難しいですね。 元職としては、損害を賠償する道義的責任は感じます。 ですから、その費用を補償に回すのが最適なのか、今後も安定して エネルギーを供給するために遣う方が人々のためになるのか、「人々」 というバックリした集団の事より個々の人々を見るべきか?等々の 議論が起こることは賛成ですが、冷静に議論できるか、また遡及して 契約等を変更するのは法治国家として如何なものか?等々も考えて しまいます。 結局「法的責任については現段階では不明。道義的責任は別の 問題だし議論の内容や議論すること自体が問題」ですかね。 日本って、どうしても冷静になれずに集団で一部を、しかも叩きやすい 相手、例えば企業ですが、一斉に叩く風潮があって.....。 関東大震災でも考えなしに一気に集団が突っ走って、外国人を殺した だとか。 しかも、いまじゃそれが間違いだったと多くの人が反省してますよねぇ。 その「事象」の間違いは反省して再発もある程度防止するけど、「仕組 み」は反省しない、ちょっと事情が違えば平気で同じことをやっちゃう。 国民性ですかね?
お礼
ありがとうございます。そんな考えもありますね わたしは、想定を作った色々な人々がおり、みんなで 納得したのですから賠償はありえないと思っています。
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お礼
枝野さんは物事の重大性と無謬の重大性を認識してないと思います。 賠償責任が認められれば、日本中の原発はすべて廃止ですよね