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地震
毎回、同じような質問ですみません。東北の津波で世界一といわれた防波堤が完全に崩壊しました。 それだけ予想を上回るエネルギーだということですが、首都直下も予想をはるかに上回るエネルギーだとすると、もはや関東大震災、そして今回の地震以上の被害がでるのでしょうか。
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元々津波で何度も被害を出している宮城・岩手の太平洋沿岸地域は、おそらく世界一といいきっていいほどの津波対策をしているところでもありました。ある地域は、海沿いに松林の防風林があり、その向こうに高さ7mの防波堤を築きました。防風林と防波堤で、相当なエネルギーは吸収できるはずで、もし万が一それを超えるようなことがあっても、家屋が倒壊するほどの波にはならないだろうと思われました。 しかし、現実はこれです。事業仕分けで200年に1度のスーパー堤防が仕分けられたと批判する人がいますが、今回の災害は1000年に1度ともいえる規模です。基本的にマグニチュードは9くらいが限界で、それ以上のマグニチュードになると地球が割れるとまでいわれています。計算上はマグニチュード9以上はほとんど存在しないのです。それだけ天文学的なエネルギーだったといえると思います。 さて、東京湾の場合は遠浅なので、今回の東北地方を襲ったようなものすごい津波は物理的に発生しないといわれています。 しかし、東京の沿岸部においては津波なんかよりも液状化現象のほうがよほど怖いものになります。大規模な液状化現象が起これば、ビルは土台からかしぐことになります。私はある確信をもって、もし首都直下型大地震が起きればお台場のフジテレビはかしいで人が入れなくなると思います。さすがに倒壊することはないでしょうが、土台からゆらいで、ビル全体が大きくねじられると思います。 今回の地震でも、東北地方があまりに甚大な損害が出たのであまり話題になりませんでしたが、舞浜駅近辺と東京ディズニーリゾートの駐車場で大規模な液状化現象が起きました。 そして断水、停電した状態で火災が発生すると消火活動が全く行えないということになります。いわゆる下町と呼ばれる台東区やあの辺りは火災でほとんどやられてしまうのではないかと思います。 あとはもういつの時期の何時頃になるかになるでしょうね。例えば12月の金曜日の夜9時過ぎだったりするとみんな忘年会で酔っぱらってる飲食店は繁盛していて火災が発生しまくるみんな酔ってるから正常な判断ができなくなるなんてことになるでしょうし、真夏ならみんな薄着していて落下物なんかでケガをするけど病院がパンクして治療が受けられないなんてことになります。 阪神大震災以来耐震対策は進んでいるので、阪神大震災のような倒壊した家屋に潰されるという人は少ないと思います。東北関東大震災でも、損害の多くが津波によるもので、あれだけのすさまじい地震であったにも関わらず、倒壊家屋は思ったほどは出ていなかったようです。 蛇足・本当は津波が怖いのは大阪なんだそうです。大阪湾は南にひらけているので津波が直接届きやすく、しかも大阪は土地が低い(東京は実はかなり山谷がある)ので水がどんどん市内に入ってしまうのです。何が怖いって、その水が地下鉄入口などから地下に入り込み、地下街にいる人たちがおぼれ死んでしまうといわれています。ちなみにこの地下に入る水の恐怖は台風でも起こり得る可能性があります。
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基本的に、関東大震災をベースラインに防災設計していますよね。即ち、M7.9。 機械工学的には、安全率は1.5としていますから、M8.4~8.5までは耐えられるでしょう。しかし、M9.0となると・・・ 浦安市では液状化現象が発生していますから、建物が耐えても、地盤での踏ん張りは「?」かも知れません。 ただし、今回の東北地方太平洋沖地震では、巨大な地震が波状的に発生したため、被害が拡大した可能性があります。も一つ問題は、東京の場合は建物は耐えられても、窓ガラスが割れるから、ナイフが空から降ってくるようなもので、サスペリアの惨状でしょう。車のルーフでも貫通する可能性があります。割れたガラスが回転しながら降り注ぐ・・・ギャー
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ありがとうございます。単なる希望的観測ですが、M9レベルの地震は1000年に一度といわれているからまさか僕が生きているうちは来ませんよね。 また僕の家は窓ガラスも地震で簡単に割れないようになっていますが、多くの家ではそこまで進んでいないということですね。
- kusirosi
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京大の地球物理の田所先生によると、今回規模の地震が東日本に次に来るのは 早くても300年後だそうです。それだけ巨大なエネルギー放出されたんですね。 300年後には、30メートル級50メートル級スーパー防波堤も完成し、 耐震構造の第十三福島原発は、地震で緊急停止後、速やかに点検再始動し、被災地に電力供給するでしょう。 東京も高度防災都市となっているでしょうね。首都も松本や箱根あたりに移転してるかもしれませんが\(^^;)...
お礼
ありがとうございます。首都直下もそのころに来れば被害は少なくなるでしょう。
- h_bopper2002
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現在の建物の耐震基準を上回るエネルギーの場合に限られるものと思いますが、今回の地震以上の被害が出るものと思います。人口密度が高い地域で津波がない災害なので阪神淡路大震災に近いのかもしれません。建物の耐震や不燃材料の技術、インターネット・通信環境などの要素が大きく違うので、関東大震災とは比較が難しいものと思います。
こんばんは。 >東北の津波で世界一といわれた防波堤が完全に崩壊しました。 過日の『200年に一度の確率のスーパー堤防』が 事業仕分けされた事を思い出しました。 >そして今回の地震以上の被害がでるのでしょうか。 …残念ながら『誰に聞いてもムダ』なようですよ。 『自然の営み』は『人知も人智』もはるかに越えていますから。 その自然の営みが無ければ、 『私たち生命体』は『元々存在しない』のですよ。 憂いがあれば、『出きる事を最大限に備えて』下さい。 それでは。
東京直下だとすれば、90年近く前(関東大震災時)の東京と現在の東京では規模が違っていますし、東北の仙台や海岸沿いの市町村とは人口密度も都市機能も違います。比較にならない被害が出るでしょう。 本来、『想定外』を“想定”するのが『対策』だと思うのですが、全て『想定外』ということで済んでしまうのって変ですし、とても頼りにはなりませんよね。
お礼
そうですね。今回の防波堤崩壊だって本来大ニュースになるべきなのに、対して関心を示さないメディアや政府には非常に憤りを感じます。
お礼
ありがとうございます。建物の大幅な倒壊はなくても液状化や窓ガラス、火災などの甚大な被害が予想されるということですね。特に直下型はエネルギーそのものは小さいですが、揺れが非常に大きいので観測されたマグニチュード+1の揺れと考えたほうがいいですよね。絶望的な状況しか想像できませんが、できる限りの準備はしようと思います。