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内陸型地震
これから先、首都直下地震が起きるといわれていますがどれくらいの被害が予想されるのですか。現在、ほとんどの建物は耐震対策がすすんでいるようですが効果はあるのでしょうか。また内陸型だから津波の被害はないですよね。
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首都直下と言った場合、阪神淡路大震災タイプ(活断層が動く)と、関東大震災タイプ(プレート境界が動く)があります。普通は前者を指しますが、ここでは両方お答えします。 ◆阪神淡路大震災タイプ 津波はほぼありません。起きても数十センチくらいです。 揺れによる被害が激しい範囲は数十キロメートルの範囲にとどまります。そのかわり非常に激しい揺れが生じます。 活断層が生じることもありますが、その周りの古い建物は全滅するでしょう。 ◆関東大震災タイプ 東京湾や相模湾で大津波を生じることがあります。津波は10メートルを超えることもあります。 揺れによる被害の範囲が広域にわたります。また、長周期地震動が発生して高層ビル内で被害が拡大するほか、石油タンクの火災なども発生しやすくなります。 ◆両者に言えること 政府による想定経済損失は94兆円~112兆円と試算されます。人的被害は万単位です。 下町の木造家屋などは軒並み倒壊するでしょう。新しい建物は、構造的にはほぼ持ちこたえると予想されます(ガラスが落ちたり壁に亀裂が入ったりはします)。 木造家屋の密集地帯などでは火災が発生します。 またがれきなどで道路が軒並み寸断され、緊急車両などが通れなくなります。避難にも支障をきたします。 建物の耐震性能はここ15年くらいで相当に向上しているので、建物が潰れて何十万人も死ぬようなことはありません。 その後、1000万人単位で帰宅難民が生じます。道路が通勤ラッシュのようにごったがえします。また、トイレに5時間待ち、水を飲むのに10時間待ち、というような深刻な物資不足に陥ります。避難所にもとても人が入れない状態になります。 政府機能が麻痺し、救助、復旧、復興に時間がかかります。報道機関もやられるので、情報も入りづらくなります。 その後は多くの企業が長期的な活動停止状態に陥り、全国的な不況や物資不足になるでしょう。
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- trajaa
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建物本体の耐震化が出来ても、建物中の設備が激しい揺れに耐えられるか? 水回りや電気系通信系の配管は耐えられるか? 建物以外の地中にある、上下水道、電気、ガス、通信経路は耐えられるか? 実際に今回も広い範囲で液状化現象が起きていますね。 津波の恐れが無いので根刮ぎなぎ倒される事は無いとしても・・・・ 出火が怖いですね。 大規模な火災になると火災旋風などが起きるので、ちょっとした公園に避難した程度では逃れられないかもしれない。
お礼
津波は来ないのですね。よかったです。ただそれでも備えは大切なのですね。 東北の方の無事を祈ってます。
- 島崎 信也(@zakky74)
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M9.0の時の様な大きな地震は来ません。他の方の類似する質問にお応えしておりますので、詳しくはそちらをご参照くださいませ。 仕組みから観て起きる訳がない大きな地震の被害を予想する必定がございません。不安や心配なのは分かりますが、根拠のない噂や情報に振り回されるよりも、地震の仕組み・メカニズムや、宇宙自然がもたらす力のメカニズムや心の仕組みについて理解する事が先決かと思います。 ご安心くださいませ。 小さな余震は、大きな地震が来ない事を知らせる朗報の様なものでございますれば、M9.0の時の地震は既に安定化に入っております。僕は東京にいますが、あの時でさえ東京の高層ビルなどは耐えました。これより安定化に向かう小さな余震などは、日本の技術力と精神性によって十分に耐えれます。 一番の危機は去りました。 後は、類似する質問に対する僕の回答をご確認下さいませ。
補足
貴公が投稿された回答が理解できていないようでしたらすみません。 今回の余震が安定化のためのようですが、首都直下は早かれ遅かれくるのですよね。
お礼
直下にもいろいろなタイプがあり、すべてを警戒しなければいけないということですね。これも宿命と受け止め、できる限りの備えはしたいと思います。ご回答ありがとうございました。