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飛散した放射線物質はいつまで有害なのでしょうか

是非ご教示ください。 東京在住です。 福島第一原発から飛散した放射性物質が地面に付着して、そのままそこに存在したら、 どのくらいの期間人体に有害な状態が続くのでしょうか? 放射性物質の量にもよるかと思いますが、ご教示よろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.7

 多くの方がご存じのように、半減期が長いセシウムなどでは、放射能が半分になるまでに30年かかるというようなことはあるのですが、例えば、チェルノブイリ事故では、ヨウ素による健康被害は子供に対してありましたが、セシウムによる健康被害は調査しても全く見つかっていないそうですし、安心されてよいのではないかと思います。  ましてや、東京に住んでおられる場合は、過去のデータに基づいて科学的に考えれば、ヨウ素も含め、そもそも今回の事故による健康への被害は全くないと考えられますので、気にされなくてだいじょうぶかと思います。

  • mdhcf960
  • ベストアンサー率27% (45/163)
回答No.6

今の放出量なら、ヨウ素131だけ考えればいいレベルなので、半減期は8日ですから、約一か月位で直接的な害は殆どなくなるのではないかと思います。 放出される放射能の量がもっと増えてくるとセシウム137の影響が出てきて、半減期は30年とかのレベルになる可能性もあります。 更に今度の真水による炉心の冷却に失敗すると、炉心のメルトダウンという最悪のシナリオも現時点でまだ確率がゼロではないので予断を許さない状態です。仮にメルトダウンが起きると、プルトニウムという半減期が2万4000年もある猛毒の物質が大量に放出される可能性が出てきて大変な事態が想定されます。 現時点ではメルトダウンを回避できる可能性は十分にあると思われるので、関係者には仮に長期戦になってしまったとしても、焦らずあきらめず頑張ってもらいたいです。

回答No.5

必ずしも私の専門ではないため、ザクっとした説明になることをご容赦ください。 全ての放射性物質は、安定した状態になるまで、放射線を出しながら崩壊しつづけます。 逆に言えば、安定した状態の元素になれば、放射線は出ず、無害になると言えるでしょう。 放射性物質が放射線を出して変化する量は一定ではなく、放射性物質の量に異存します。 量が多ければ沢山放射線を出して沢山変化し、量が少なければ変化は少しだけになります。 放射性物質が変化して、量が半分になる日数を「半減期」と呼びます。 今回の福島原発の事故により、主に飛散しているのは放射性ヨウ素とのことです。 放射性ヨウ素は、放射線を出して安定した原子「キセノン」に変わるのだそうです。 ですから、放射性ヨウ素がキセノンに変わってしまえば、無害な状態になると言えます。 放射性ヨウ素の半減期は8.1日とのことです。 8.1日で、今ある放射性ヨウ素の半分がキセノンに変わって無害になるわけですね。 8.1日経つごとに、1/2→1/4→1/8→1/16→1/32…と減少していきます。 今、仮に「安全な放射線量」の8倍の放射線量のヨウ素が検出されたとすると、それが 「安全な放射線量」になるまで、約24日かかることになります。 先日は、飲み水から規制値の100倍のヨウ素が見つかったとのニュースがありました。 これが規制値に収まるためには、約56日かかることになります。 半減期は物質によって違いますので「この放射性物質が見つかった」とのニュースがあったら 「物質名 半減期」で検索してみると良いかと思います。

  • nakagori
  • ベストアンサー率23% (53/221)
回答No.4

放射性物質の種類により半減期は違います。半減期の長いものはそれこそ何万年という単位です。今回の原発にMOX燃料を使っているものがあると報道されていますが、MOX燃料にはプルトニウムが含まれています。プルトニウムの半減期は非常に長いです。プルトニウムは肺に蓄積されます。ジョン・ウェインやスティーブ・マックイーンが肺がんで亡くなったのもアリゾナ州での原爆実験が原因だという説もあります。 放射性物質による被曝には二種類あります、体外被曝と体内被曝です。肺や甲状腺、骨など取り込まれた放射線(体内被曝)は除去できません。

21dctdct
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

回答No.3

放射性物質から出る放射線の種類は、α線(ヘリウム原子核)、β線(電子線)、Γ線(中性子線)の3種類があります。人体への影響がΓ線がもっとも大きい。    上記は学生時代の知識なので、最新情報は違うかも・・・ 放射性物質から出る放射線を出し続ける期間は、基本的に永遠。なので、自然界でも放射線がある。 通常は放出する放射線の量が半分に減るまでの期間を半減期と言う期間で示す。 短いものだと1ヶ月ぐらい。長いものだと100万年。 なので、どんな燃料で、どんな燃やし方をしているかで生成される放射性物質が変わってくるので、即答不可能。 放射性物質は、通常身の回りにあるものの同位体と言うもの、(呼吸に必要な普通の酸素と、放射線を出す酸素が有るって感じです) なので、人体に入った場合、特定の器官に蓄積される場合があり、その器官が集中的にダメージを受ける。 治療は、たとえばカルシウムの放射性物質を吸引した人には、カルシウムをどんどん投与して、なるべく早く放射性物質のカルシウムを排泄させてやろう。って感じ。

21dctdct
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.2

今でもチエルノブイリの工場の近くで観測すると、センサーがバリバリに反応しているようです。 何かの動画で見ましたけど、調査している人がやってくるので、その人たちを案内する人がいて、防護服は着ていなかった。 取材する人は着せられていた。 どうして案内する人は着ていないのかというと、どこらへんが危険か知っているので、無茶はしないが、知らない人は不用意に近づいてしまう危険があるから、万が一に備えて外から来る人には防護服を着せているらしい。 外部から調査で来る人が宿泊するホテルがある。 泊り込んで働くことは許されず、時間でその地域から外に出るように指示されているらしい。 怖くないですか?と従業員に人に聞いたら「そりゃ恐いが、今のところこの体制で勤務している人の中に異常が出ていないので、今の勤務体制なら安全だと思っている」と言っていた。

21dctdct
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

  • usbus
  • ベストアンサー率22% (156/692)
回答No.1

少量ならあっという間に自然処理されます。 チェルノブイリ事故ですら10年で草木が生え始め、 20年で動物まで住めるぐらいに復活しています。

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