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被爆について
福島原発事故で被爆者が出たとの報道がありますが、 よくわかりません。 公式発表では、原発の外部で測定された放射線量は 1204マイクロシーベルトとのこと。(報道中の最大のもので) 人体に影響が出てくる数値は数百ミリシーベルトという 解説がありました。 1204マイクロって、約1ミリなので 人体に影響がある数値の100分の1程度だと思うのですが、 なぜ被爆者が出るのでしょうか。
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「被爆」とは戦争等で爆撃を受ける事です。 放射線を受けた場合は、正しくは「被爆」ではなく「被曝」になります。 「被曝」は通常とは異なる環境に曝される事を意味する言葉ですから、健康に影響が無い程度の強さでも、放射線或いは放射性物質に曝されれば、「被曝」と言う事が出来ます。 又、報道では「1時間あたり1204マイクロシーベルト」と言っていました。 これは、その強さの放射線或いは放射性物質に曝され続ければ、1時間毎に1204マイクロシーベルトだけ、被曝量が増え続ける程の、放射線或いは放射性物質の量だと言う意味ですから、その強さの放射線或いは放射性物質に、2時間曝されれば2408マイクロシーベルト、1昼夜(24時間)曝され続ければ28896マイクロシーベルト、3週間曝され続ければ606.816ミリシーベルトになる訳です。 尤も、1204マイクロシーベルトになったのは一時の事で、その1時間程後には70.3マイクロシーベルトに低下したそうですし、時間が経てば更に放射線量は低下するでしょうから、健康被害が生じる程被曝するおそれは殆ど無いと思います。 【参考URL】 被曝 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E6%9B%9D シーベルト - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
その他の回答 (2)
それは単語から受ける印象の問題です。 被爆、というと爆発を被るみたいに感じられるわけですが、字が違います。 正しくは、被曝です。 この場合の曝は、爆発の爆でなく、曝露の曝です。曝(さら)されている、というだけの意味です。 つまり量が多かろうが少なかろうが、放射線をあびた、という意味で、被曝というのです。 原発事故が無くても、地面や空からいつもある程度(健康には全く、全く影響の無い量)の放射線を受けて、被曝しているのです。
お礼
ありがとうございます。
- mimi1tou
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全く影響ないって報道で言ってましたね。安心しておけばいいと思う。 あれが騙しなら後で怒ればいいと思う。 心の被爆者よりはるかまし
補足
そうですね。 被曝量は0.1ミリシーベルトなので問題ないっていう記事が出ていました。 (1204の10分の1) 公式発表の値は正確なものだと思います。
お礼
わかりやすく説明いただきありがとうございます。 現時点では、すぐさま周辺住民に深刻な健康被害が出るという事態ではないということですね。 安心しました。