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chkdsk c: /r コマンドの実行について
PCがフリーズしがちな際、しばし、chkdsk c: /r コマンドを実行して修復しますが、 再起動後 stage5/5まで終わったらPCが快適に動作します。 ここで質問です。 1.chkdsk c: /r によって、何がどう修復されるのか? 2.このコマンドによってデータが損失する危険性は低いと考えてよいでしょうか。 2は考え方ですが、使うのは一般のPCでサーバではありません。 初歩的な質問におつきあいいただくと幸いです。
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>1.chkdsk c: /r によって、何がどう修復されるのか? chkdskはセクタが不良かどうか検査する。 そこが未使用セクタであれば、そのセクタを2度と使用しないようにマークする。 そこが使用中セクタであれば、可能な限り読み出しを行い、データを別の位置に移動させ、そのセクタを2度と使用しないようにマークする。 >2.このコマンドによってデータが損失する危険性は低いと考えてよいでしょうか。 セクタを検査し不良セクタが発見された場合、そこが使用中であれば、データが損失しているのが発覚する。 「損失が発覚するだけ」であり、損失は既に発生しているので、このコマンドの実行によって損失の可能性が変動したりはしない。 但し、セクタの検査を頻繁に行うことにより、HDDへのアクセス頻度が増えるので、HDDの全体的な寿命は短くなる。そういう観点から言えば「データ損失の機会が増す」と言える。 データの損失を抑える(損失する可能性を低くする)最も有効な方法は「電源を入れない状態で保管しておく」なので、データの損失が怖い場合は「HDDを丸ごとバックアップし、バックアップ先のHDDをPCから取り外して、電源を入れない状態で保管しておく」のが一番。 それが無理なのであれば「なるべくアクセス回数を減らす」しかない。つまり「なるべくchkdskはするな」と言う事になってしまう。 しかし、安定動作を望む場合は「定期的にchkdskを行って修復をしておく」のが良い。 両者は相反するので、両立は出来ない。 従って「通常使用しているHDDは『消耗品』と捉えて、いつぶっ飛んでも良いように最新のバックアップを取っておきつつ、chkdskでこまめに修復を繰り返す」のが最善の策となる。
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- 0909union
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/Rのラインヘルプの説明(chkdsk /?) 不良セクターを見つけて、読み取り可能な情報を回復します (/F も 暗黙的に指定されます)。 で、ネットで検索 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=HDD+%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AF&lr=lang_ja このうちの http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060223/230496/ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20061220/257410/ などでまずセクターとは何か勉強してください。注意しなければならないのは、UNIX系とWindowsで付属してるディスク管理(修復、チェック)ツールの違いです。 ディスクは、パーテェーションなどように使用領域を設定するのと、そこへファイルシステムを作成するものと、そのファイルシステムを論理的に正しいかチェックするコマンドに分かれます。 Windowsではファイルシステムを作成する事を、フォーマットと呼んでいます(ファイルシステム作成とよんでいないでしょ)。 ほとんどのコンピューターでは、書き込み単位(サイズ or 量)が決まっています。これはOSが決めているといっていいでしょう。この決めているのがファイルシステム作成でいわゆるフォーマットです。 その最小単位をセクターと呼んでいる。1セクター=何バイト と表現されます。 それらがなぜ壊れたり、修復しないといけないのか、上記のURLで説明してます。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%B8%8D%E8%89%AF%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E3%81%A8%E3%81%AF&lr=lang_ja さらに上記のURLのようにすると詳細な解説があります。 >2.このコマンドによってデータが損失する危険性は低いと そのように言い換えるのは危険です。損失はあります。当然ですよね、正確に書かれていないので、その箇所にあるものが、何かわからないのですから。 ただ、ほとんどの場合ひどくない状態で発見されるので(SMARTなどで)、書き込み用のヘッダーなどの損失ですみます。 なので、ルートにその部分のファイル&フォルダーがコピーされます。 最近テレビなどのメディアで騒がれた、データーを削除しても復活できる。なんてことは、上記の事をしっていれば、当然の話なんです。単にヘッダーを削除しただけなので、領域を上書きされない限り、残骸がそのまま残ります。その残骸を、できる限り、不良として、ルートに残すだけです。
お礼
ありがとうございます。データの復元については説明をうけたことがありますが、chkdskとの関連性までは結びつきませんでした。
お礼
詳細、かつ簡潔なご説明ありがとうございます。HDDは消耗品という意識を考慮したうえで守るべきデータを管理してもらうよう、ある意味教育する(というと大げさですが)必要性を覚えました