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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:重症筋無力症について教えて下さい)
重症筋無力症についての基本知識
このQ&Aのポイント
- 重症筋無力症についての基本知識を解説します。
- 重症筋無力症の診断にはテンシロンテスト又は抗アセチルコリン受容体の陽性が必要です。
- 重症筋無力症の症状の進行によってテンシロンテスト又は抗アセチルコリン受容体の陽性が現れることがあります。
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重症筋無力症の診断を確定する基準は、 以下のようになっています。 ・必須の症状として 運動を繰り返すことによって眼筋,嚥下筋など一部の筋力または全身の 筋力が低下し,休息によって一時的に回復する。 ・参考にする症状として 1.テンシロンテスト陽性 2.次の症状を示すことが多い。 a.眼瞼下垂 b.眼球運動障害ないし複視 c.嚥下困難 d.言語障害 e.歩行ないし運動障害 f.呼吸困難 3.症状に日内変動がある。 4.筋電図検査によりwaning現象が認められる(随意収縮時または50cps以下の最 大連続刺激による誘発筋電図による)。 5.次の合併症ないし症状を伴うことがある。 a.胸腺腫 b.甲状腺機能異常 c.筋萎縮 6.錐体路徴候や知覚障害を伴わない。 テンシロンテストや抗アセチルコリン抗体は、重症筋無力症でも陰性となることはあります。 従って必須ではありません。 胸腺腫は確かに重症筋無力症に合併しやすいですが、 胸腺腫があることで重症筋無力症と診断することは出来ません。 今文面で症状をお伺いする限りでは、 上記の診断基準に当てはめますと、 重症筋無力症が最も疑わしいとすることは出来るとは思います。 ご存知の通り、sIL2は悪性リンパ腫の腫瘍マーカーです。 リンパ節腫脹も多くあるようですし、やはり悪性リンパ腫は疑わしいと思います。 悪性リンパ腫と重症筋無力症を比べたとき、 治療を優先するのは悪性リンパ腫です。 まずは、悪性リンパ腫であることを確定する検査を行ない、 その後悪性リンパ腫の治療を行っていく方針ではないかと推測します。 お大事に。