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学術論文と国際会議プロシーディングについて
- 学術論文と国際会議プロシーディングについての疑問を解説
- 学術論文と国際会議プロシーディングの業績価値について考察
- 研究者がプロシーディングを多く出す理由について分析
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質問者が選んだベストアンサー
個々の学会によって違うでしょうが、国際会議のプロシーディングでは、オリジナリティが求められないことが多いと存じます。 プロシーディングの数が多いのは、ほぼ同じ内容を発表しているからでしょう。 業績を論文などの数で表すという風潮には合点がゆきませんが、 それはともかくとして、 会議のプロシーディングの価値は、“無いよりはあった方がまし”という程度だと思います。
その他の回答 (2)
学会によっては自分の学会が主催した国際学会の長文のプロシーディングス(査読つき)をまとめて学会誌の中の1冊として発行してしまうところもあるので、結構さまざまです。 その辺はM2ぐらいになると分かります。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。
- kamiyasiro
- ベストアンサー率54% (222/411)
ご質問者の言われる業績の価値というのは, 見かけの人事評価に使われる数字のようなものですか? 多くの先生方は, 意図して,プロシーディングスに力を注いでいるわけでなく, 学会発表を2~3回やったら,1本にまとめるというサイクルじゃないかなと思います. 人事評価を得ようという目的ではなく,研究そのものを目的としているからこそ, 当然の結果と思います. それから,院生の育成の場として学会発表は重要ですし, 企業と共同研究していると,年度単位で成果を出さないといけないので, 実験系の分野のように,論文を量産できる場合以外は, 査読付きプロシーディングスで出しておいて,成果にカウントするということが 行われることもあります. そういう意味でも,キチンと研究しているからこそ,そのような比率になるのでは. 業績の価値?としては,よほど厳しい学会の発表以外は, キチンとしたジャーナルの方が人事評価としては価値があります. ご指摘のとおりです. また,日本ではインパクト・ファクターまで評価する人事はあまり見ませんね. ですから,人事優先の方は,通りやすい第3国のジャーナルとか せっせと投稿している人もいます. やはり,研究の価値というのは,社会に貢献できてなんぼだと思います.
お礼
早速ご回答いただきありがとうございます。 >ご質問者の言われる業績の価値というのは, >見かけの人事評価に使われる数字のようなものですか? はい、その通りです。 >人事評価を得ようという目的ではなく,研究そのものを目的と >しているからこそ,当然の結果と思います. 特に、ポスドクの方はみんな、アカポスに就くために、(国際会議の為の時間を割いてでも)人事評価の高い学術論文の方を、精力的に出そうとしているのかなぁと思っていたのですが、そうでは無いみたいですね。 それぞれのやり方があるんですね。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 オリジナリティの面においても、国際会議プロシーより学術論文の方が価値が高いのですね。勉強になりました。