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コンサート双眼鏡の選び方とおすすめは?
- コンサートで使用する双眼鏡の選び方について迷っている方へのアドバイスとおすすめのモデルを紹介します。
- 理想的な双眼鏡の倍率や実視界、口径について説明し、大規模な会場でもよく見える適正なモデルを検討しましょう。
- Nikonのスポーツスター EX 8×25D CF SPEX8XやVixenのアトレックHR8×25WP、アトレックHR8×32WP、アクションVII 8×40 CFなどのモデルを比較して、明るさや重さなどの特徴を解説します。
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■ 2/2回目 私のお勧めは、 ★★PENTAX Papilio 6.5×21 (中国製/10722円~) http://kakaku.com/item/10910410062/ 290g、見掛視界49°、アイレリーフ15mm、最短合焦50cm、マルチコーティング、BaK4プリズム コストパフォーマンスの高いポロ式です。そして価格相応の光学品質、アイレリーフも◎、口径は21mmと小さいですが、6.5倍の低倍率が明るさ性能を大きく引上げています。 そして特筆したいのが最短ピント距離50cm!。 コンサート用途、美術館の絵画等の鑑賞・フィールドでの昆虫・草花の観察、そして星見用途まで、、コンパクトなくせに用途を選ばない双眼鏡です。 90m距離での近寄り効果は約14m。(これでも十分です) ★Vixen ニューアペックス HR 8x24 (ダハ式/日本製/16035円~) http://bbs.kakaku.com/bbs/10910110313/ 220g、見掛視界49.6°、アイレリーフ12mm、プリズム面を除く全レンズ面にマルチコート ダハ式で、この価格で、なんとっ!、、日本生産製です。 アイレリーフが12mmなのでメガネの人ににはお勧めできませんが、コストパフォーマンスは相当に高い製品です。 ★★★コーワ BD25-8GR 8×25DCF (ダハ式/日本製/19800円~) http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/kowa-kowa-bd25-8gr.html http://www.kowa-prominar.ne.jp/pro/bino/bd25/top.htm 320g、見掛視界50.4°、アイレリーフ15.8mm、最短合焦1.8m、フルマルチコート、高品質プリズム加工 キャベジンコーワの“Kowa”ですが、光学メーカーとしては世界に認められた名門です。 双眼鏡に最も厳しいバードウォッチャーからも高評価を得ている人気機種。 この価格にして世界のコーワ品質はしっかりと与えられています。 無理してでも手に入れる価値は十分あり。 照明が暗い演出時でも直に見て楽しみたい、場合には、 ★★Vixen アルティマZ8×32(W) (ポロ式/日本製/18846円~) http://kakaku.com/item/10910110554/ 520g、見掛視界66.4°、アイレリーフ15mm、ゴム見口、フルマルチコート ポロ式です、日本製です、フルマルチコートです。そしてこのクラス・この形式では相当に軽い方です。 この見え方をするポロ30mmクラスでは、おそらく最安!です。 「安い・軽い・良く見える」と、吉野家の牛丼なみにお得な双眼鏡です。 -------- 価格はぐっと安くなりますが、どうして、、中々優秀でコストパフォーマンスの非常に高い製品です。 ☆PENTAX タンクロー 8×21 UCF R (ポロ式/中国製/4970円~) http://kakaku.com/item/10910410495/ 210g、見掛視界50°、アイレリーフ13mm、マルチコート、BaK4プリズム 1万円以下のコンパクトクラスでは、トップクラスの光学品質。(Papilio 6.5×21とほぼ同等) 像質だけでなく、眼鏡者でも最低限の覗き易さを確保。 ☆ビクセン アリーナM8×25 (ポロ式/中国製/4970円~) http://kakaku.com/item/10910110005/ 300g、見掛視界50.4°、アイレリーフ18mm、マルチコート、BK7プリズム 1万円以下のコンパクトクラスでは、トップクラスの覗き易さ。 光学品質はタンクローよりも1ランク下ですが、タンクローとの口径差+4mmのアドバンテージが品質の差を埋めています。 デザイン・質感ははっきり言ってチープに見えますが、眼鏡者には断然お勧めの双眼鏡。 -------- >8倍は近い場所からでは逆にはみ出して見えにくいでしょうか? 見掛視界が標準の50度で8倍の場合には、実視界は6.25度(= 50度÷8倍)になります。 例えば近距離30mの場合には視界範囲(横幅)は約3.3mになり、90mの場合には約10mになります。(計算式は省略) キャストが走る等の移動が速い場合には、広視界ほど追掛け易いですが、30mで3.3mあれば大丈夫だと思います。
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- kamakiri83
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一番最初の回答者さん、、 普段は、他の回答者さんの投稿内容に突っ込みは入れないのですが、あまりにも間違いだらけですので、指摘・意見を入れさせて戴きます。 >人間の瞳経は6.5ミリメートル前後です 2~7mm程度の範囲で、周囲の明るさに応じて変化します。 >望遠鏡の瞳経がこれと大きく外れると違和感があります >小さいと倍率ほどの倍率は難じず小さく見えます >大きいとと眩しく感じます その時の瞳孔径に対し射出瞳径が小さいほど、肉眼視よりも暗く感じ、像は鮮明に見えなくなります。 (倍率像が小さくなることなんてありません) その時の瞳孔径と射出瞳径が同じ場合には、肉眼視と同じ明るさに感じます。 その時の瞳孔径よりも射出瞳径がいくら大きくても、肉眼視と同じ明るさにしか感じません。 >長時間使って目が疲れないのは7倍50ミリメートルです 目の疲れに関係するのは、鮮明さ・像質・収差の程度・良像範囲・アイレリーフ、これら全てが関係します。 超高級ブランド機であまりにも像が鋭すぎて、そのせいで目が疲れる場合もあります。 単なる「倍率×口径」で、それが決まるわけではありません。 >でも重いですね 7×50の瞳径は7.1mmになりますが、双眼鏡を使う状況で人の瞳孔径が7mmまで開く事は殆んどありません。 7×50は星見用途に最適スペックと良く言われますが、日本の光害状況ではどんなに条件が良い環境でも、(離島でも行かない限り)瞳孔径は6mm程度までしか開きません。 並みの夜の暗さで瞳孔径が5mmくらいの場合には、口径50mmのうち35mm分の口径しか使われないことになります。また、高い明るさ性能は光害までも明るくさせますので、逆に星像のコントラストを落としてしまう場合もあります。 星見の話は余計でしたが、その重さは一般の用途にとっては無駄にしかならない重さです。
お礼
口径が広ければ広いほど良いと思っていましたがそうではないのですね。 7×50が良いと私もいろいろなところで見かけましたが、ご指摘してくださいまして ありがとうございました。 星を見るときの話ですがとても為になりました。 ありがとうございました。
- kamakiri83
- ベストアンサー率86% (20/23)
長文になりますので、2回に別けて回答します。(ゴメンなさい) ■ 1/2回目 ステージ~席が最遠となる条件距離は、大阪城ホールで80mくらい、代々木第一体育館で90mくらいです。 肉眼で人物の顔の表情まで確認できる距離は、ステージの照明下の人物で約15-17mくらいまで。 90mの距離を8倍で見た場合には、約12m(=90m÷8倍)まで近づいた大きさで見えます。 この倍率大きさで肉眼並みに鮮明に見える双眼鏡ならば、十分な近寄り効果が得られ、席がどこだろうが、キャストがどこに位置しようが、何時でも好きな時に、その双眼鏡は有効に使えます。 「肉眼並みに“鮮明”に見える」これを得るのに必要な条件は、 より大きな口径・より低倍率・より高品質、そして対象がより明るいことです。 光学系にとって主性能となる“明るさ”は=鮮明さでもあります。 明るさ(鮮明さ)は、口径の2乗に比例し、倍率の2乗に反比例します。 この主性能となる明るさは、口径÷倍率=の光束径で接眼レンズから射出されます。 この径を射出瞳径と言い、この径の面積分(瞳径の2乗)が眼球に照射されますが、その時の瞳孔径を超える分の光量は、瞳孔を通過できません。 人の瞳孔は昼間の晴天下で約2mm程度まで絞られ~真っ暗闇に十分に目を慣らして7mm程度まで開きます。 明るい照明下のコンサートステージを見つめる状況では、人の瞳孔径は3mm前後だと思いますが、双眼鏡の倍率を8倍とした場合には、24mm(= 瞳孔径3mm×8倍)径の口径分の性能しか使いませんので、32mm口径の双眼鏡を持っていても、24mmを超える口径分は無駄になってしまいます。 ただし、バラード系の曲の演出時には、照明は暗くされますので、その状況の瞳孔径4mm程度の時には32mm(= 4mm×8倍)口径は有効になります。 ただ暗い対象は、多少は明るく見えてもやはり暗くにしか見えないので、その様な時には、大型スクリーンで見たほうが楽しめると思います。 それにコンサート用途では軽量性・コンパクト性は重要ですので、明るい照明下を前提として口径は21~25mmでも大丈夫ではないでしょうか。 倍率についてですが、8倍機種には10倍機種も殆んど場合でラインナップされてますが、2倍差の2乗分で10倍の方が暗くなってしまうため、8倍を選んだ方がメリットは高くなります。(より低倍率が◎) “より高品質”についてですが、基本スペック(倍率×口径)の実性能を理論値性能に近づける~遠ざけるは、品質次第となります。 品質=コーティンググレード・コート範囲・プリズム材質等・精密精度・光学設計レベル・etc.、これらは一概には価格に比例しますが、双眼鏡の形式が品質価格に関係性を持っており、低価格品ほど要チェックポイントとなります。 双眼鏡にはプリズム形式にポロ式とダハ式があります。 ポロ式は、ボテッとしたオーソドックスなデザインですが、プリズム形状・光路がシンプルで高精度が出し易く、価格の割に優れた光学系を作ることができます。 ダハ式は、プリズム形状と光路を複雑化することで、スリム(スマート)で軽量・コンパクトに作れますが、複雑ゆえに要求精密精度が非常に高く、ポロ式に比べ1.5~2倍のコストが掛かります。 そして実売1万円以下(コンパクトクラスの場合で)のダハ式では、コストに無理があるため、どうしても手抜きしなくてはいけない部分が出てきてしまいます。(あのニコンでさえも) あと、アイレリーフも要チェックポイントですね。 アイレリーフとは、視界全体をケラレなく見ることができる目と接眼レンズとの許容離れ。 万人が覗きやすいと感じる離れの目安が15mm(ハイアイポイント)で、この値が大きいほど接眼レンズの径も必然的に大きくなりますので、その分も合わさり、より覗き易くなります。(眼鏡者の場合には最低でも13mm以上は欲しい) 視界については、見掛視界は標準の50度に近いほうが良いでしょう。 より広角な視界ほど万人ウケは良いのですが、低価格な双眼鏡ほど、また、広角ほど視野周辺に収差(ボケ・歪み・像流れ・色にじみなど)が残りやすいため、低価格製品で視界を欲張るのは禁物です。 ご検討の4機種(全て中国生産品)の中では、 コンサート向けにぎりぎり合格点が出せるのは、「アトレックHR8×25WP」だけですね。 ※ 2/2に続く、
お礼
ありがとうございます。 上記ご回答の方へお礼は書かせて頂きました^^
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
人間の瞳経は6.5ミリメートル前後です 望遠鏡の瞳経がこれと大きく外れると違和感があります 小さいと倍率ほどの倍率は難じず小さく見えます 大きいとと眩しく感じます 長時間使って目が疲れないのは7倍50ミリメートルです でも重いですね
お礼
倍率が高いとやぱり疲れるのですね 上記で回答して下さった方が一部訂正をしてくださいましたが debukuro様の回答も参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
大変専門的な回答を有り難うございました。 何故そのスペックが良いのか、そのメーカーが良いのかが大変詳しいご説明のおかげで 納得することができ、またとても勉強にもなりました。 そしてコンサート会場の大きさまで教えて頂けるとはとても有り難かったです。 行ったことがあってもどれくらい距離があるなのかなんて全く分かっていませんでしたから^^; 今回自分で候補にあげた物を焦って買わなくてよかったです^^; お勧めして頂いたものの中から選ぼうと思っています。 今2つに絞ったのでもう少し悩んでみます(笑) 有り難うございました。