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ギター アルペジオ ハンマリングやプリングについて
アルペジオの練習をしています。 例えばGならば下を押さえて弾いているのですが 6弦3フレ 5弦2フレ 1弦3フレ 上の三つを押さえたままで弾くのは開放弦を含め コードGの音に出てくる「ソ・シ・レ」なので 分かるのですが ハンマリング、プリングなどはコードにない音が入ってしまうのですが これはどうして良いのでしょうか? どんな(ところ・弦)でもハンマリング、プリングを用いた アルペジオはしてよいのでしょうか? 疑問の意味がお伝えしづらくすみません。 どなたかご回答いただければ幸いです。
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>どんな(ところ・弦)でもハンマリング、プリングを用いた アルペジオはしてよいのでしょうか? それで、かっこよく聞こえるのであれば、何をしてもOKです。 「G」と書いてあれば、初心者は「ソ・シ・レ」でよいのですが、上級者は色々な音を加えて味付けをします。 「G」と書いてあるということで、「ソ・シ・レ」を弾くというのは間違いでもなんでもなく、それでOKですが、では、初心者もプロも同じように「ソ・シ・レ」の音だけを出しているのかと言えば、多分そうではないだろうということが想像できると思います。 プロも初心者と同じように「ソ・シ・レ」だけを弾くのであれば、プロの値打ちがありません。 例えば、「赤色」と言えば、子供は原色の「赤」一色だけですが、大人の「赤色」には、「ワインレッド」「ファイヤーレッド」「えんじ色」「マルーン」「紅色」「血のような赤」「ケチャップのような赤」「夕日のような赤」等など、多様な「赤」があります。 コードも同じように、初心者は「G」と書いてあれば、「ソ・シ・レ」でよいのですが、上級者は、「ソ・シ・レ・ミ」「ソ・シ・レ・ラ」「ソ・シ・レ・ファ#」「ソ・シ・レ・ド」など、基本の「ソ・シ・レ」に音を追加して「にごり感」を出します。にごらしたと思ったらまた原色に戻したり、にごったまま次のコードに行ったりします。 これらの「にごらすための音」は、ソロ奏者が、メロディを気ままにフェイクするなどの軽い変更を加えるのと同じ意味合いのものです。 メロディを演奏するときには、譜面に書かれたとおりに演奏するのが基本で、初心者はそれで十分ですが、プロの奏者が譜面どおりというわけには行きません。やはり自分のセンスで、少しリズムを崩してみたり、あいまに速いフレーズでテクニックを見せたり、譜面には無い音を加えて変化を与えるなどが普通です。プロの奏者が譜面どおりに演奏したら笑われますし、人気も評価も出ません。 伴奏のアルペジオも同じで、初心者は「ソ・シ・レ」でよいのですが、上級者になるに従って、技術やセンスにもとづいて、アルペジオの中に巧みに音を挿入して変化をもたせ、よりカッコよく聞こえるように弾きます。 感性でにごらしたそれらの和音を、コードネームでいちいち細かく書き表すことは不可能ですし、書くほうも弾くほうもわずらわしいばかりで意味もありません。基本の「G」という記号を書くことで代表させています。「G」という記号を見たら「ソ・シ・レ」を基本にして、各奏者が技術センスに応じて工夫して、できるだけかっこよく弾くということです。
お礼
初心者にも分かりやすい表現でご回答ありがとうございます。 かっこよければOKも、確かにそうですねw 音を加えて色合いを変えているですか・・・深いですねー。 試してみる方向性が分かったのでスッキリしました! ありがとうございます!