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2次方程式の解の存在範囲
aは実数とする。 2次方程式2x^2-4ax+a+3=0が次のような実数解をもつとき、aの値の範囲を求めよ。 1.解がともに1より大きい。 2.解がともに1より小さい。 3.1つの解が1より大きく、 他の解が1より小さい。 条件が¢異なる2つの実数解£ならなんとか解けるのですが、 この問題は¢実数解£となっているので、 そのときの違いと解き方を教えてほしいです。
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いろいろやり方があると思いますが、「ax^2+bx+c=0」の2つの解をα、βとおいて、積αβと和α+βについての条件に言い換えて、α+β=-b/a、αβ=c/aを使う方法が個人的に好きです。 問題1⇔α>1かつβ>1 ⇔α-1>0かつβ-1>0 ⇔(α-1)(β-1)>0かつ(α-1)+(β-1)>0 (←ここがポイント!) ⇔αβ-(α+β)+1>0かつ(α+β)-2>0 ⇔・・・(あとはαβ=(a+3)/2、α+β=4a/2=2aを代入して連立不等式を解けばOK) 問題2⇔α<1かつβ<1 ⇔α-1<0かつβ-1<0 ⇔(α-1)(β-1)>0かつ(α-1)+(β-1)<0 (←ここがポイント!) ⇔αβ-(α+β)+1>0かつ(α+β)-2<0 ⇔・・・ 問題3⇔(α>1かつβ<1)または(α<1かつβ>1) ⇔(α-1>0かつβ-1<0)または(α-1<0かつβ-1>0) ⇔(α-1)(β-1)<0 (←ここがポイント!) ⇔αβ-(α+β)+1<0 ⇔・・・ ※ 問題3別解 : 問題3の条件は問題1でも問題2でもないときなので、(問題1の結果または問題2の結果)の余事象を求めることによって求める。 以上の解答はこのままだと虚数解を含みます。なので、最後に判別式D=4a^2-4・2・(a+3)≧0との共通部分を求めればよいです。異なる2つの解ならD>0とするだけです。
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- nag0720
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こういう問題は、 f(x)=2x^2-4ax+a+3 とおいて、f(1)の正負を調べると分かりやすいでしょう。 2x^2-4ax+a+3=2(x-a)^2-(a+1)(2a-3) なので、この2次関数の頂点のx座標はaです。 1.解がともに1より大きい。 ⇔ f(1)>0 頂点のx座標=a>1 判別式≧0 2.解がともに1より小さい。 ⇔ f(1)>0 頂点のx座標=a<1 判別式≧0 3.1つの解が1より大きく、他の解が1より小さい。 ⇔ f(1)<0
- naniwacchi
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こんばんわ。 おおまかな考え方だけ。 「異なる2つの実数解」は、単に「解が存在する」ことしか考えていません。 ・判別式に対する条件か、 ・2次関数のグラフと x軸との交点が存在するための条件(頂点の y座標) を考えることになります。 (この 2つの条件は同じことを言っているので、出てくる式も同じになります。) いま問われているのは、さらに「解自体の値に対する」条件がついています。 ・解をα、βとおいて条件を式で表し、解と係数の関係を用いるか ・2次関数のグラフがどのような位置(x軸との交点)にならねばならないか のどちらかを使うことになります。 もちろん、解が存在しないと話にならないので、その条件も考え併せることになります。
- emisdf
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設定する条件は 2x^2-4ax+a+3=0 ・・・(1) (1)の判別式をDとすると(1)が実数解を持つので D≧0 ・・・(2) また(1)の2解が x = A , B (A≧B、D=0の場合A=B)とすると 条件1.は A > 1 , B > 1 及び(2)が条件となります。 同様に 条件2.は A < 1 , B < 1 及び(2) 条件3.は A > 1 , B < 1 及び(2) これで計算すればaの範囲がそれぞれ求まると思います。 ¢(セント)とか£(ポンド)のことはわかりかねます。