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OPアンプを使ったPI制御器について
OPアンプを使ったPI制御器で、PI制御中に故障信号の入力で比例ゲインの抵抗をFETでOFFしている回路があるのですが、シミュレーションをしてもうまくいかず動作が良く分かりません。 PI制御中に比例ゲインの抵抗をOFFするとどのような動作をするのか、ご存じの方お教え願います。
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こんにちわ。52065さんの以前の質問により、以下の予備知識があります。 1.誤差増幅器は反転増幅器であり、指令電圧とHCTからのフィードバック電圧がそれぞれ抵抗R1とR2で入力されている。 2.誤差増幅器の帰還素子として、C1+R3とFET+R4が並列になっている。 3.故障発生時にFETがONになる。 故障発生時にFETがONし、R4が並列に接続されることから、このR4はC1の電圧を放電するためのものです。放電しておかないと、故障復帰時にいきなりPWM出力が100%出たりして危険なためです。たぶん R4 < R3 になっているのではないでしょうか。 通常の動作時はR4は無視できるので、帰還素子はC1とR3です。フィードバック電圧から見た伝達関数は、 C(s) = R3 / R2 + 1 /(s C1 R2) になります。つまり比例ゲインは、R3 と R2 で決まります。
お礼
LCR707様 毎回、ご丁寧な回答をありがとうございます。 特に今回はこちらの期待以上の回答が頂けましたことに、改めてお礼を申し上げます。