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注文書についての内部統制

私はアパレル企業で内部統制を担当しているのですが、 この業界の慣習として?注文書での発注を受けても商品の生産数が決まっていて、注文書どおりに納品しないなどということが良くあるそうです。 で、計上は出荷基準なので、財務諸表上は出荷ベースの数字しか関係ないと思うのですが、注文書と、出荷する商品の食い違いがあった場合の考えられる内部統制上の問題点てありますか?

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回答No.1

注文書はあくまで発注者側の注文の依頼です。 これに請書を出していれば契約成立ですから、最悪は納品が完納できないと損害賠償でしょう。 でも実務では請書を出さないことは多いですね。結構これは発注者側も納得していて、注文書は別にして現実には生産者の生産能力との調整で決めると言うことも多いように思います。 内部統制としては、注文の裏づけのない生産が起こる余地がないか、仕様等が必ず先方と確認されているか、それらはしかるべき責任者の決裁を受けているかと言うような観点が重要だと思います。 注文書は得意先の社内事情もあり、その扱いはこちら側だけでは決められないこともありそうです。 できればそういう例外の起こる事情を整理して、生産を手配する際の標準的な社内の手続きを決めたらよいと思います。 理想的には注文書を確保してそのとおりに生産するのがベストですが、そのとおりにできない場合はそれによる起こる弊害を調べて、それが生じない仕組みを作ると言うことではないでしょうか。 内部統制は、管理のために業績を抑制することが目的ではありません。それよりは起こりうるリスクを管理しながらそれを防止して、業績を向上させるためであると思ったら良いと思います。

ttaro
質問者

お礼

お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 本当に、勉強になりました。 今後、このようななかなか業界体質が古いのですが、このようなかたちに会社をしていきたいと思います。

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