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AFPとFP技能士
AFPは民間資格であり、2年ごとに更新が必要 FP2級技能士は、国家資格であり更新不要 試験自体は、同じという認識でいいでしょうか。
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AFPの資格を持つ者です。当然、同時に2級FP技能士でもあります。 > FP2級技能士は、国家資格であり更新不要 > 試験自体は、同じという認識でいいでしょうか。 はい、その通りです。 厚生労働省が管轄する技能士試験[法律は労働安全衛生法及びその関連法規]に合格した者が、合格した等級及び技能に応じて名乗る事ができます。 実施団体は『日本FP協会』と『金融財政事情研究会』の2団体がFP技能士の試験実施団体として、認定されておりますが、試験のレベル及び合格によるその効果に変わりはありません。 > AFPは民間資格であり、2年ごとに更新が必要 凡そその通りです。 2級FP技能士の試験に合格した者の内、日本FP協会が認定する研修講座を終了し、日本FP協会に登録手続きをした者がAFPと名乗る事ができます。 AFPの認定資格を更新する為には、登録(更新)から2年間に、協会が定めた単位を15単位以上取得した上で、更新の手続きをしなければなりません。AFPの資格を喪失しても2級FP技能士としての辛苦は喪失いたしません。 では、何故に2級FP(国家資格)とAFP(民間資格)という2種類の資格が存在するのか? これは、FPと言う資格は元々は民間資格であり、私が勉強をしていた頃は、『日本FP協会』と『金融財政事情研究会』の他にもう1団体(団体名は忘れました)が、夫々独自に試験を行い認定をしていました。 その後、現在の2団体が実施団体として残り、厚生労働省に対して「技能士試験に『FP』と言う分野を認めてほしい』と働き掛けたお陰かどうかは不明ですが、FP技能士という資格名が誕生。 しかし、FPと言う資格はアメリカで作られた資格であり、ご質問文には出てきておりませんが『CFP』は国際資格です。日本FP協会はアメリカの国際認定団体のカリキュラムに添った研修を行った者に『CFP』と言う資格を付与できる日本で唯一の団体であり、日本国内限定資格として、CFPよりも簡易な『AFP』と言う資格を制定しました。そして、アメリカの国際認定団体に対してもAFPに関するカリキュラム承認も取っております。以上のような経緯が有った為、AFPは2級FP技能士と同一の試験レベルですが、日本FP協会が認定するカリキュラムに従う必要があるため、残りました。
お礼
詳しく説明していただいてありがとうございました。