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簿記を教えて下さい。
資本計画の問題が解りません。教えて下さい。 新しいソフトウェアの開発のために40万$の設備を購入することを検討している。この設備の耐用年数は4年である。販売予測では年間60000個を単価20$で販売出来るとされている。原価償却を除く固定費は年間20万$、変動費は一個当たり12$である。原価償却は定価法で行われ、残存価値は0である。必要な運転資本は年間売上の1/12である。このプロジェクトの資本コストは15%であり、税率は34%であるとする。このプロジェクトのNPVはいくらか。損益分岐点の売上個数はいくらか。全く解らないので教えて下さい。
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- aokisika
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「現在価値」および「損益分岐点」の概念は理解していらっしゃいますか? これが理解できているという前提での説明でかまいませんか?それともこれらの説明から始める必要がありますか?
- aokisika
- ベストアンサー率57% (1042/1811)
設備投資の採算性の問題や住宅ローンの返済は財務の問題であって簿記の問題ではありません。 「財務・会計」と呼ばれているものは、財務と会計の2つの分野を合わせたものであり、簿記は会計の中に含まれます。しかし、会計の中でもかなり特殊であるため、簿記を含めない部分を狭義の会計と考え、簿記とは別の分野であると考える考え方もあります。 「簿記を教えてください」という表題ですと、簿記に詳しい人が質問を読みます。そして簿記の専門家は会計にはあまり詳しくなく、さらに財務に関しては全く知識を持たず、現在価値の概念すら知らない人が大部分です。 また、財務に詳しい人は簿記に疎いため、この表題の質問は読もうとしないでしょう。 また、「資本計画」と言うと、安定株主対策や、社債か株式かという問題や、種類株式の発行などを指すと思うのですが・・・? 簿記と財務が全く異なる分野であるということすら認識していない人がこの問題を解こうとするのはどうでしょうか・・・ 一応、財務の基本を学習してあるという前提で説明をします。 ある事業から得られるフリー・キャッシュ・フロー(FCF)の現在価値の総和から投資額を引いたものが正味現在価値NPVです。 FCF=税引後営業利益+減価償却費ー運転資本需要 税引後営業利益=営業利益×(1-税率) ですから、まず営業利益を求めます。 営業利益=売上高-変動費-減価償却費-(減価償却費以外の固定費) 減価償却は40万$を4年間で均等償却し残存価格が0ですから、10万$になります。 与えられた数値を代入すると営業利益が求められ、税率から税引後営業利益が求められ、FCFが計算できます。 資本コストが15%なので、これで4年間のFCFを割り引きます。年金原価係数が与えられていませんが、4年間ですから、1年ずつ計算しましょう。 これでキャッシュフローの現在価値が求められました。これから投資額の40万$を引いたものがNPVになります。 損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率) から売上個数を計算しましょう。