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数列の第k項と初項から第n項までの和の求め方と意味
- 数列の第k項と初項から第n項までの和を求める方法について詳しく説明します。
- 数列におけるkやnの意味についても解説します。
- 数列の一般項の求め方や、一般項同士をかけることでなぜ数列の一般項が得られるのかについても具体的に説明します。
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質問者が選んだベストアンサー
捕捉についてですー。 二つの問題の違いは「数列自体にnが入っているかどうか」だけです。 その通りです。 あまりnやkなどの文字にこだわらないでください。 実は、nでもkでもなんでもよいのです。大事なのは、そのアルファベットが何を表しているかが違うのです。 先ほどの例では、第k番目の項は、 初項n、公差-1のとき、一般項は、n+(-1)*(k-1)=n-k+1です。 このとき、nは、数列の初項と、数列の項数を表しているにすぎません。 言い換えれば、第k番目の数は、m-k+1でも構いません。 では、最初の例では、 nが入らない数列のときの数列は、 第n項は、初項が2、末項2n、項数n の等差数列だから 一般項=n/2(2+2n) です。たしかにそうですが、 第K項は、初項が2、末項2k、項数k の等差数列だから 一般項=k/2(2+2k)と書けますよね? これは、経験則ですが、一つの文字で一般項が書ける場合、nを使うことが多く、文字が増えると、k,l,mなどがでてくるよ、ってお話です。
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- d-t-q
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数列の問題はまず、一般項を求めることが最大の課題です。 一般項とは、第k番目の数です。 2n,2n-1,2n-2,2n-3,...,1という数列の一般項を求められますか? 仮に、nが7のとき、 14,13,12,11,...,1となりますね。 これは、初項14,公差-1の等差数列なので、一般項は、14-k+1です。 これをnに置き換えれば、初項2n、公差-1の等差数列となり、2n-k+1です。 お気づきでしょうか、質問者様の間違いは 『一般項=n+(n-1)*(-1)=1となってしまい、一般項でなくなってしまう』というところにあります。 初項n、公差-1のとき、一般項は、n+(-1)*(k-1)=n-k+1です。 数列の中で、「n」というのは動かない「定数」だと思って理解するとよいでしょう。 すなわち、「初項から第n項までの…」という文でわかるように数列が何個あるか、を表しているのにすぎないのです。その数列の中で、k番目の項が一般項なのです。 蛇足かもしれませんが、 n,n,n....n,nという数列の初項から第n項までの和を求めてみてください。 一般項は単純にnでシグマ計算をして終りなのですが、この数列の意味するのは、 n=1のとき 1 n=2のとき 2,2 m=3のとき 3,3,3 n=4のとき 4,4,4,4 n=nのとき nがn個あるという数列を表すのです。 先程述べたように、数列の中でnという値は変化していませんよね。 少しはわかっていただけると幸いです。
補足
回答ありがとうございます。 すみません、まだよく分かりません。 次の数列の第k項と、初項から第n項までの和を求めよ。 という問題で 2 , 2+4 , 2+4+6 , ・・・ 第n項は、初項が2、末項2n、項数n の等差数列だから 一般項=n/2(2+2n) となります。しかし、一般項にkは出てきません。つまり、n項目が一般項ということですよね? しかし、最初の質問の 1*n , 3*(n-1) , 5*(n-2) , ・・・ , (2n-3)*2 , (2n-1)*1 という数列の一般項にはnとk両方がでてきます。つまり、k項目が一般項ということですよね? 「次の数列の第k項と、初項から第n項までの和を求めよ」という部分は完全に同じです。 二つの問題の違いは「数列自体にnが入っているかどうか」だけです。 なのに一般項の文字が違ってくる?・・・ ごちゃごちゃになります。 たぶん私の理解力不足なんだと思いますが・・・すみません
- BOMBARDMENT
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この問題数列の一般項は「第k項」で、第n項は「末項」ですね。このように、項の数が任意の数nの数列もあることに注意が必要です。ここに、kはnを超えない任意の自然数です。 数列の一般項を求める問題では、通常「第n項」で記述することが多いので、このように誤解されるケースが多々あることと察せられます。ですが、数列には、項数が定まっているものもあれば無限個のものもあり、さまざまです。まずは、「nが入っている数列の項は必ず一般項である」という考え方は忘れて下さい。
お礼
回答ありがとうございました。 理解することができました。