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通常のレンズとマクロレンズの差について
中望遠レンズを考えているのですが通常レンズとマクロレンズの差は何なのでしょうか? マクロはマクロが撮れるというのは当たり前ですが通常撮影ではかなり差が出るのでしょうか? 例えばSIGMAの70-200mm F2.8レンズですと以下の2種類があります。 通常型 APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM http://kakaku.com/item/K0000169987/ マクロ型 APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM http://kakaku.com/item/10505012049/ 価格が倍近いですがどれほど違うのでしょうか
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> 通常レンズとマクロレンズの差は何なのでしょうか? キヤノンやニコン・・・などのカメラメーカーの場合。 ・通常のレンズは撮影距離「無限大」近辺時に最高性能となるように設計されています。 ・マクロレンズは撮影距離「最短」近辺時に最高性能になるように設計されています。 マクロレンズはガイドレール付きのスタンドなどに固定し、被写体の正確なコピーなどの撮影にも使用されるレンズです。 一例:この写真は一眼レフではありませんが、マクロレンズ撮影スタイルのイメージとして。。。 http://www.nikon.co.jp/news/2003/ktn_tm_stand_03.htm スタンドに固定した最短距離近辺でピントを決定した状態で、ズーム(変倍)してもピントの移動偏差がほとんど「0」になる「ズームマクロレンズ」は、非常に設計が難しく、一般民生用では、過去にニコンが一本発売しただけです。 ・Ai AF Zoom Micro Nikkor ED70-180mmF4.5-5.6D 話がややこしくなるのが、シグマやタムロンなどのマクロレンズ表記。 一般にレンズメーカーと呼ばれるシグマやタムロンは、撮影倍率0.3倍程度に撮影できるレンズにマクロの名前を附しています。 しかし、これらレンズメーカー製ズームマクロの描写性能はメチャクチャで、お世辞にも褒められたモノではありません。 一例: 「AF 70-300mm F/4-5.6 LD MACRO」VS「SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」 http://xylocopal.exblog.jp/3020286/ タムロンは論外。 シグマは低分散ガラスを3枚使用しているので、タムロンとの比較では、色収差が少なく良好に見えます。 ですが、キヤノンやニコンのマクロレンズとの比較では、まったく戦いにならない描写性能です。 回答としては・・・ ・一般にレンズメーカーと呼ばれるシグマやタムロンのズームレンズに付加されたマクロ機能は「おまけ」程度に考えた方が良い。 従って、ご質問の2本は、望遠レンズに高性能ガラスは欠かせません。 純粋なレンズ性能を比較した場合、新色消しガラス「FLD」を2枚使用したマクロ無しの新型をオススメします。 HOYAの開発したFLDガラスはキヤノンの蛍石と同等の超高性能色消しガラスです。
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- tomatine
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マクロ専用レンズと、ズームレンズのマクロ機能とは分けて考えた方が良いですよ。 ズームレンズのマクロ機能は、比較的近づいてもフォーカスがあうように設計されている、と言うだけです。 簡単に言えばフォーカスレンズの動作領域を拡張したものです。 (もちろんそれに伴う設計変更もされていますが) マクロ専用レンズのような近接設計に特化した設計や性能にはなっていません。 価格が倍ほども違うのは、マクロ対応よりも、発売が新しいから高いという部分が大きいと思います。 マクロ対応レンズでも型落ちは安いですから。 90mmマクロがあるのなら、安い方で良いのでは? αのカメラはDMF機能がマクロ撮影に超便利ですね。 私も一時愛用してました。
補足
良く判りました、ズームのマクロは 近いところも撮れますよ、と言う事ですね。有難うございました。
- x530
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No.3です。 > 参考資料にも書いてあったTAMRONのSPAF90mmマクロレンズを私も持っているのですがこれはマクロ専用と考えたほうがいいのでしょうか? ・このレンズは、歴史に残る名品です。 私も持っています。 このレンズは、F2.0クラスの65mmマクロレンズに1.4倍のテレコンバーターを組み合わせ90mmF2.8とした特殊構造のレンズです。 この構造により、最短撮影距離~5メートルくらいまでのワイドレンジで非常に優れた描写性能を誇るレンズです。 流石に距離無限大ではコントラストの低下など苦しい面がありますが、マクロ専用だけに使っては、もったいないレンズです。 マクロ域~一般の中景(室内撮影や綺麗なオネーサンのポートレート撮影など)に向く非常に便利なレンズです。 予算の関係もあるでしょうが、タムロンSP90をお持ちならば新型の「APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」の方が良いと思います。
補足
何度も有難うございます。 私もTanlonSPAF90mmを名品と分かる位にカメラを知りたいです。デジタルになってAPSCサイズになったので拡大率が大きくなったのが惜しいですね、逆に1.4Xのテレコンを取ればいいのに、と素人考えで思ってしまいました、テレコン機能が付いている事も知りませんでしたが。 前に紹介頂いたページではタムロンが酷評されていましたが このレンズは瓢箪から駒みたいな感じですね。 なかなか詳しい話をお聞きできて大変有意義でした。 70-200mmはその方向で考えます。有難うございました。
- bardfish
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前者の高い方は2010年11月発売で手ブレ補正付き。最近ですね。 後者の安い方は2008年10月発売で手ブレ補正なし。 価格の違いは発売時期の違いが大きいでしょう。それと手ブレ補正機能の有無。 手ブレ補正機能だけでこれだけの価格差にはならないでしょうからやはり発売時期でしょう。 それに、このタイプのレンズでの「マクロ」というのは「簡易マクロ」になります。 マクロレンズでは撮影倍率が「1:1(等倍)」か「1:2(0.5倍)」。挙げられたレンズは「1:3.5(0.28倍)」ですので通常レンズよりは大きく写せますがマクロレンズほどではない。 最短撮影距離も通常版よりは短いと言うだけです。 通常撮影で大きな差を感じることはまず無いでしょう。 因みに、撮影倍率というのは最短撮影距離にて結像面(フィルムやイメージセンサーの位置)に写る被写体の大きさが実物に対してどれくらいかというもの。
補足
マクロでもピンキリなのだという事が分かりました、発売時期によって価格差があるんですね、手振れ補正の有無も確かに大きそうです、私のαは本体に手振れ補正があるので安いほうを買ってもいいかなと思いました、有難うございました。
- E-Dec
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本レンズはマクロレンズというよりも、近接撮影能力(最短撮影距離の小さい)に優れる ズームレンズという位置付けの製品だと思われます。 シグマのサイトでも製品分類としてマクロレンズのカテゴリに入っていません。 通常、マクロレンズは撮影距離による収差変動の少ない全体繰り出し方式か、あるいは その収差変動を動的に吸収するフローティング機構を装備するのですが、本製品には 採用されていません。 通常のレンズでも最大撮影倍率が1/3~1/4程度まで寄れるのであれば、近接撮影能力は 高いと言えますので、そういう意味でマクロをアピールしているのでしょう。 価格差は非マクロレンズの方が新しいため、まだ十分に市場での値が下がっていない点や、 最新設計による贅沢な光学系が大きな理由でしょう。
補足
マクロでもピンキリなのだという事が分かりました、発売時期によって価格差があるんですね、有難うございました。
補足
詳しい説明有難うございます。 参照ページも参考になりました、手厳しい論評で大変興味深い内容でした、レンズは装着するレンズにLDレンズ等を多く搭載した新型が色収差などでも優位と言う事ですね、皆さんのおかげでマクロの意味する位置づけが少し分かってありがたかったです。 ところで 参考資料にも書いてあったTAMRONのSPAF90mmマクロレンズを私も持っているのですがこれはマクロ専用と考えたほうがいいのでしょうか?なんとなく評判がいいので以前に買ったのですがマクロ撮影をするでもなく、大口径でもないのに普通の撮影に使うとくっきりした絵が出来るぐらいにしか認識していませんでした。 このレンズは何がどの様にいいのでしょうか? もし見られたら教えて下さい。