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弁理士になるには修士の方が良い?

現在国立大学法人を目指している大学生です。 国立大学法人に入り地財部で働きたいと考えています。そして弁理士となりたいと考えております。 当方理系で 電気情報学科で勉強してきました。調べた所弁理士には修士のほうが良いという人もいれば学部卒で十分という人もいるようです。実際どちらのほうが良いのでしょうか? 私的には大学院では学部のような勉強ではなく、やる事は「研究」で、修士になれば「研究の仕方」が解かっているだけで弁理士ではあまり意味はないと思っています。 しかし、国大法人の知的相談員は博士までもってたりする人がごろごろいます。また企業で30年研究してきたっていう人もいます。 参考の国大法人 http://www.osakafu-u.ac.jp/research/collaboration/staff.html 大学院まで行けば何が学部時代と違って、どう専門性が深まるのか? 結果どっちが良いのか? ぜひご教授して頂きたく考えております。   

みんなの回答

回答No.3

国立大学法人の知財担当経験者です。 まずお聞きしますが、貴方は 1.国立大学法人に入り知財部で働きたい 2.弁理士になりたい これのどちらをご希望されているのでしょうか? 国立大学法人でずっと知財の業務の担当を希望されるのならば、知財について十分な知識をもった上で、理系の大学教員として産学連携担当部門に採用されることが必要になります。大学教員に採用される場合は、博士課程を修了していることは必須条件です。さらに出口を考えない大学院重点化政策が1990年代以降おこなわれたため、安定した定職をもてない博士課程修了者が日本にあふれています。1つポストを公募すれば、最低でも100名程度は応募があります。数百名になることも稀ではありません。 事務職での採用は、本人の希望は基本的には考慮されません。特定の専門分野での継続勤務というような採用は、人事が硬直してしまいますので、よほどその個人に実績と能力がない限りそのようなことはしませんよ。もちろん弁理士の資格をもっていれば採用試験のアドバンテージにはなると思います。 実際に、東大や京大などでも、特許の申請については外部の特許事務所に依頼します。国立大学法人の知財担当として必要なことは、特許の申請書類の作成能力ではなく、この研究の成果が「特許として取得するに値するか」という「目利き」の能力です。これは一朝一夕で身につくものではありません。 なお、例であげられている専門家は、企業で功成り名を遂げた人が、大学なり文科省から1~2年単位の契約で雇用されるものであって、新卒の人が応募できるポストではありません。 弁理士になりたいというご希望については、弁理士は国家資格ですので資格試験にさえ合格すれば可能(弁理士法17条)ですので、大学院を修了することが必須ではありません。知的財産を学べる大学院ならばそれなりの意味はあるとは思います。 知的財産を学べる大学・大学院 http://blog.livedoor.jp/algernon51/

参考URL:
http://blog.livedoor.jp/algernon51/
回答No.2

修士をとるかどうかは直接関係無いでしょう。修士課程では、どうしても研究者指向の理論的な学問に力点があります。それは教授達が研究者指向だからです。 むしろ企業の開発部門などで製品企画業務の経験を積んだ方が、知財の製品化・実用化の見通し能力が付くと思います。 大学から派生したTLOも、大学の特許出願自体は多いのですが製品化に至る特許が極めて少ないこともあり、開店休業のところが多いようです。その意味で、大学の知財部門で修行するのは、経験を積むという意味では、効率が良くないでしょう。 相談員というのは、まさに「相談」であって、ビジネスに結び付ける知識も経験も無い人がやっていることが多いです。博士号を持っていても、だからといって製品化まで引っ張れる人は稀です。博士号は狭いテーマ設定で論文を書いて取るものです。比べて弁理士は、何でも屋です。 将来的にどうしても優秀な弁理士になりたければ、道草を食わずに、現場に入ることをお勧めします。 大学院で良いことがあるとすれば、技術の先見性が養われるかな、ということです。しかし、自分で出願するのでないなら、クライアント次第ですから、特定分野の技術は、一般的に役に立たないでしょう。

ruffiantama
質問者

お礼

返信遅れました。 弁理士になりたい‥というよりも大学の社会連携、知的財産部で働いてみたいと考えております。そしてその中でスキル、専門性も持っていきたいと考えておりますが‥

  • iwashi01
  • ベストアンサー率17% (187/1051)
回答No.1

修士だと弁理士試験で選択科目の免除が受けられます。 よって、資格を取得するための負担が少しだけ減ります。 実際の仕事上は、適性さえあれば、学部卒でも修士卒でも大して関係ない。 ただ、技術は深くわかっているに越したことはない。 それも、研究よりは実際の企業の技術開発経験のほうが有益だと思う。 ちなみに、弁理士は高学歴の人のふきだまりですので、修士程度じゃ学歴で差別化なんぞできません。 それと、いろいろな分野を扱えないと使い勝手の悪い弁理士になってしまいますから、一分野のみ専門性を深めるだけでなく、広くいろいろ知っていることも必要です。

ruffiantama
質問者

お礼

早速のご返答ありがとうございます。 技術の事に関しては学部卒でも良いようですね。やりたい事が知財と決まっていて大学院行くならば、理工系ではなく知財の専門職大学院とかのほうがはるかによさそうですね。

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