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エフェクターの接続順について
- ギターから始まり、フェイザー、ディレイ、オーバードライブ、ディストーションの順で接続するのが一般的ですが、ディレイを歪みの後に接続するとディレイ音がかすれてしまうことがあります。
- この接続順では、歪ませた音にディレイをかけることで歪みの響きをより際立たせることができますが、セオリーに従わない接続方法について疑問が生じます。
- 実際には、エフェクターの接続順は人それぞれ好みがあり、音の表現方法や演奏スタイルによって異なる組み合わせを選ぶこともあります。自分の感性に合った接続順を見つけるためには試行錯誤が必要です。
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例えばパープル→レインボー初期のリッチー・ブラックモアは実質そんな感じの接続順でしょうね。 (ただしディレイはテープエコー、オーバードライブ+ディストーションはマーシャルの歪みですが) まあ、当時はPAも貧弱で、エフェクトループ搭載のアンプなんてないという時代なのでそれしか選択肢がなかったという部分はあるでしょうが…。 http://mnavi.roland.jp/guitar/200707_02.html でいう「レトロなディレイ」というやつですね。 この設定の特徴は演奏しているときにはディレイ音が目立たなくて、ブレイクしたときにいきなりディレイ音が前に出てくるということ。「ディレイだぞ」感は強くなります。 反面、残響音が加わった状態で歪んでいるため、当然ながら「自然な残響感」という感じではなく、多少別物の効果になります。音に多少の艶が付く感じというか…。 ということで、「セオリー通りのディレイ」で目指しているのはディレイによる「残響感」なので、意識せずにディレイ音が聞き取れるレベルに設定することは(U2やクイーンなどで使われるエコートリック以外では)演奏のじゃまになるのでやらないんじゃないかと。 好きなギタリストの音源を聞いて、ディレイをどう活用しているか、 あとは自分自身の演奏を聞いて、どう聞こえるかを把握して、問題がなければいいんじゃないかとは思います。
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斬新な繋ぎ方だと思う。基本はGt→DS&OD→PH→DL→AMPです。貴男の問題としているDLの音痩せは恐らく貴男がDLの使い方に慣れていないからだと思いますが?コンパクトにしてもマルチにしても日々勉強なので毎日努力して研究するしかないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 基本の繋ぎ方で歪みワンカッティングででる残響音は、セッティング上はモードがスタンダードにも関わらず、あたかもスムースモードでディレイをかけているような音なんですよね。 やっぱり経験の積み重ねでしょうか。自分が、所有しているディレイの全機能について自信を持って把握しているとは言え兼ねるので、地道に探っていきたいと思います。
- -9L9-
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フェイザーについていえば、倍音成分が多いほうがかかりが良いので普通は歪系の後に置きます。ただしフェイザーなどの変調系を歪系の後に置くとガリガリした歪感が丸くなってしまう傾向があるため、歪系の前に置く人もいるので好みの問題といえるでしょう。 ディレイというのは徐々に音が小さくなるエフェクターですから「かすれて消える」のは当然です。質問のつなぎ方だと消えていかなければいけないディレイ音までブーストされてその後の音と混ざり合って不協和音を生じますから、通常はそういう使い方はしないものです。おそらくあなたはそのグチャグチャな音が「正しい歪のギター音」と思っているのでしょう。 あなたがセオリーの繋ぎ方に満足できないのは、端的にいえば、あなたの耳が音を聴きなれていないからだと思います。 セオリーとしては歪系で前段のエフェクターのノイズを増幅してしまうので、歪系の前にはブースターやコンプレッサーを除いてあまりエフェクターは置かないものです。歪系を二段直列でつないでいることもそうですが、とにかくグチャグチャに歪ませないと実感がないのではないのでしょうか。ですが、仮にライブでそんな音を出したら「汚い音」と言われて終わりです。一音一音がきちんと鳴りませんからね。 一度、練習スタジオなどでマーシャルなどの大きなアンプで大音量で鳴らしてみれば、その音が果たして本当に「いい音」なのかどうかがわかると思います。
お礼
いろいろな意見を聞いて、やはり自分なりのやり方で行こうと思います。回答ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 一応自分にも意見や経験は多少なりともあるのでまず反論から入らせてもらいますと、歪みでグッチャグチャになった音が好みだとかそういう表現はしていませんし、事実でもないです。それに歪み2連続でつなげて、クランチ用とオーバードライブ用としているので両方同時にかけることはまずありません。勝手な憶測で「こいつノイズみたいな音が本物だと思ってるんだ」というような解釈をされてとても心外です。 本題に入らせていただくと、ディレイが勿論、やまびこ現象のような効果で音が減衰していくことはわかっています。一回弾いた音をずっと鳴らしっぱなしにするならば、ディレイのフィードバックレベルをMAXにすればいいだけですし。 そうではなくて、例えばクリーンの時にディレイをかけて、一回カッティングをすると音像がどんどん小さくなっていきますよね。距離感で言うと1m,3m,6m,10mという感じで遠のいていくイメージです。 ところが、セオリー通りの繋ぎ方で歪み(ブルースドライバーのクランチ)で同じように一回カッティングをすると、クリーンの時とは比べ物にならないくらい減衰するのが早いのです。これも距離感で言うと1m,200m,1km,2kmといったイメージでしょうか。しかも自分の後ろ側に遠のいているような感じです。 あとスタジオにはよく入っています。JCを使わせられなければ基本的にマーシャル・JCM2000にギターからディレイのみに繋いでプレイしています。 ここで思うのが、マーシャルの歪みは完全にディレイの後の接続でかかっていますよね?自分のディレイはアンプのSEND→DD-20→RETURNでの仕様も可能で、ギターアンプ直+センドリターンでディレイのセッティングでもやることがあるのですが、これも前述の繋ぎ方と同等の効果を得られます。 これとの比較でまた意見もらえればと思います。 上記の例でのディレイ(BOSS DD-20)のセッティングは LEVEL:MAX,TONE:3時,F.BACK:9時,MODE:STANDARD,TEMPO:330msec です。参考までに。
- erumera
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自分で納得できているのなら問題ないじゃないですか。一発目にフェイザーが来てるのはビックリ・・・ってこれはセオリーなの?じゃないなら格好良いアイディアだな。俺、やったことねぇ。 個人的にはディレイは「最後の技」だと思っているので後ろにもってきてますけど。これがダメなんですよね? レベルの調整とかどうしてます?歪みが強すぎたりしません? あとはアンプのセッティングですよね。 アンプで歪み作ってます?俺はいつでも「パッ」と何の加工もしていない音が欲しくなるのでアンプは常にクリーンで、歪みはエフェクターで作っています。だから真空管アンプは嫌いです(笑)。だって安定しないんだもん。 ごめんなさい、回答になってませんけど、繋ぎ方にセオリーはないと思うなぁ。 マーズヴォルタのオマーのエフェクターセッティングなんて笑うよ?
お礼
ご回答ありがとうございます。 エフェクターマニアの先輩がいるんですが、その先輩にもディレイの位置が気になるけど、自分で納得する繋ぎ方がいいと思うって言われました。 基本的にディストーションのB1のセッティングではゲインは8~9時ほどでやってます。上げても粒が揃うエフェクターですがハウリングがすごいので…。で、このエフェクトのときにディレイをかけるのは単音若しくは2音鳴らしてすぐミュートしてプレイする、なんていうか難しいですね、一回一回区切りながら弾くスタイルなので音がごちゃごちゃになるようなプレイではないです。 歪みをかけた状態でカッティングを一回「カッ」っと入れて、それの残響音を問題の接続の仕方と自分の接続順で比べたのですが、ディレイ最後だと2回目のやまびこでもう音が遥か彼方にいます。フィードバックレベルによらず。ディレイレベルはMAXなんですけどね… フェイザーは記述しなくてもよかったんですが、まぁ歪みの後のフェイザーは音が汚すぎたので最初に持ってきました。 まぁ納得する繋ぎ方でやっていきたいと思います、ありがとうございます! オマーのボードググってみたらすごいですね、要塞…
お礼
ご回答ありがとうございます。 この回答を見て、視野が開けたような気がします。 たしかに自分が目指しているディレイというのは残響感ではなくて、ディレイ音がくっきり聞こえるようにするものです。 セオリー通りの繋ぎ方でいくというのは、おっしゃられたような残響感、例えばエコーとかコーラスみたいなかすかな残響音を得られるということですかね。 自分の解釈がご回答の内容に合っているかわかりませんが、要は得たいディレイ音の価値観の違いで繋ぎ方を変えるのだということでしょうか。 好きなギタリストの音源は原曲やライブ音源などで研究してくっきりとしたディレイ音を再現したいと思っていたので、やはり納得のいく自分の繋ぎ方で行きたいと思います。 丁寧な解説ありがとうございます。助かりました。