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一次分数関数について

A=C∪{∞}上の一次分数関数f:A→Aをf(z)=(az+b)/(cz+d) (a,b,c,dは実数、ad-bc≠0)で 表す。一次分数関数全体は、写像の合成を積として群となることが知られている。 これをGとする。 GL2(R)からGへの写像φを g=(a b|c d) (行列)に対し、一次分数関数f_g:z→(az+b)/(cz+d) を対応させる写像として定める。 (1) φが準同型写像であることを示せ。 (2) φが全射であることを示せ。 (3) φの核を求めよ。 (4) 準同型定理を使って、GをGL2(R)の剰余類群として記述せよ。 わかりません。よろしくお願いします。

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  • muturajcp
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回答No.1

(1) g= (a,b) (c,d) h= (r,s) (t,u) gh= (ar+bt,as+bu) (cr+dt,cs+du) (f_g)(f_h)(z)=f_g(f_h(z)) ={a(rz+s)/(tz+u)+b}/{c(rz+s)/(tz+u)+d} ={a(rz+s)+b(tz+u)}/{c(rz+s)+d(tz+u)} ={arz+as+btz+bu}/{crz+cs+dtz+du} ={(ar+bt)z+as+bu}/{(cr+dt)z+cs+du} =f_{gh}(z) ↓ φ(g)φ(h)=(f_g)(f_h)=f_{gh}=φ(gh) ↓ φは準同型 (2) 任意の 一次分数関数f:A→Aはf(z)=(az+b)/(cz+d) (a,b,c,dは実数、ad-bc≠0)で 表すとしていて g= (a,b) (c,d) に対して,g∈GL2(R),φ(g)=f_g=fだから、全射 (3) z=(az+b)/(cz+d) cz^2+(d-a)z-b=0 a=d c=0 b=0 ad-bc=ad≠0 ker(φ)= { (a,0)|a∈R,a≠0 (0,a) } (4) G~GL2(R)/ker(φ) g∈GL2(R)に対して g(ker(φ))={sg|s∈R,s≠0}∈GL2(R)/ker(φ)