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タイルか塗り壁か悩んでいます。

新築を考えています。2LDK平屋で28坪の木造在来工法です。当初、外壁は塗り壁でやる予定でしたが、INAXのボーダータイルで見積を取ったところ、現状より100万円のアップで出来そうです。タイル自体は一番廉価なものですが、親水性でメンテナンスも不要です。 妻と2人暮しで共に40代半ば、子どもの予定も無いので、タイルにして長持ちさせる必要性も感じないのですが、色々と打合せしていると、つい住宅性能を上げたくなります。タイル張りはやはり贅沢でしょうか? また、親水性って、半永久的なものでしょうか?20年後も汚れが落ちるのか疑問です。 ちなみに建物総額2300万円(タイル時)です。1700万円の25年ローンを考えています。

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回答No.1

INAXの親水性タイルとは「ナノ親水」のことと思われますが、INAXの親水機能はTOTOの ハイドロテクトとは違い、科学的に親水作用を起こさせるのではなく、簡単に言えばナノ単位 でタイル表面に溝をつけて、その溝に常に水が溜まった状態にすることで親水性を保持 しようとしています。そのため、数十年という単位での機能維持は難しいと思われます。 TOTOのハイドロテクトは、酸化チタンと紫外線による「光触媒」による親水機能です。 酸化チタンをタイルに焼き付けていますので、紫外線さえ当たれば(真っ暗闇でない限り紫外線 は当たります)親水機能は半永久的に効果を発揮します。又、ハイドロテクトは、抗菌作用も あるため、「コケ」「藻」「カビ」などの発生も防ぎます。 タイルの意匠性を除き、親水機能の面だけを考えると、TOTOハイドテクトタイルをおすすめ しますが、タイルの場合、意匠性がかかわってきますので、その点INAXはタイルのトップ メーカーですので種類も豊富です。なにを中心に考えるかが大切だとおもいます。 意匠性よりも機能ということでしたら、TOTOのハイドロテクトコーティングをおすすめします。 これは、塗料の中に先述のハイドロテクト機能を持たせているので、汚れやコケ、藻などの 発生を防ぎますし、雨で汚れが落ちます。10年保もついていますし、塗り替えの期間も 20年に1回程度のペースで結構です。 屋根を瓦屋根ではなく、スレート系の屋根にされるのでしたら、屋根の塗り替えも必要に なりますので、1階部分をタイル張りにして、2階をハイドロテクトコーティングにすれば 屋根と一緒にリフォームをすれば効率的と思います。 メンテナンスなしでということでしたら、屋根も瓦にされることをおすすめします。 ▼INAX「ナノ親水」 http://www.inax.co.jp/inax/story/technology/nano.html ▼TOTOハイドロテクト http://www.toto.co.jp/products/hydro/ ▼ハイドロテクトコーティング http://item.rakuten.co.jp/apade/eco-ex/ ▼ハイドロテクトタイル http://www.nagoya-mosaic.co.jp/ecoproject/hydrotect/ http://www.danto.co.jp/catalog/recommend/hydrotect/index.html *名古屋モザイク、ダントー共に、TOTOからハイドロテクト技術を供与されてタイルを   生産しています。