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軌跡の問題に関する質問
- 座標平面上の半径rの円盤Dが、原点を中心とする半径1の円に内接しながら滑らずに転がる。
- 円盤D上の定点Pの動きを調べるために、以下の質問について考えてみましょう。
- (1) 円盤Dが長さαだけ転がった位置にきたとき、Pの座標(x,y)をαを用いて表せ。
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これは内トロコイドの問題になり、設問(3)では特別な場合で楕円を描きます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%89#.E5.86.85.E3.83.88.E3.83.AD.E3.82.B3.E3.82.A4.E3.83.89 (1) 質問されていませんので、次の式が導かれたものとします。 x=(1-r)cos(α)+a*cos{α(1-r)/r}, -r<a<r y=(1-r)sin(α)-a*sin{α(1-r)/r} (2) いつか最初の位置に戻るということから 周期性がある と考えます。 cos(α),sin(α)の周期は2π、cos{α(1-r)/r},sin{α(1-r)/r} の周期は2πr/(1-r) です。 これらの和や差をとったものも周期をもつためには、m,nを自然数として次式が成り立つことが必要十分です。 2πn=2πmr/(1-r) ∴r=n/(n+m) n,mは任意に選ぶことができますので、このことから r は有理数(ただし0<r<1)である ことが示されます。 (3) 設問(1)の式が得られていれば、r=1/2 で次式が得られます。 x=(1/2)cos(α)+a*cos(α) =(1/2+a)cos(α), -1/2<a<1/2 y=(1/2)sin(α)-a*sin(α) =(1/2-a)sin(α) この形を見れば、cos(α)^2+sin(α)^2=1 を利用して三角関数を消去すれば x^2/(1/2+a)^2+y^2/(1/2-a)^2=1 という楕円の方程式が得られますので、これを図示するとよいです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ellipse_as_hypotrochoid.gif # ちなみに、この質問は「数学カテ」の方が良いと思いますよ。
お礼
詳しい解説ありがとうございます!理解できました!