2P1Eと2P2Eのブレーカーの使い分け、三相にCTは3個いらない?サーマルリレーの過負荷検出も3線分いらない?
単相3線式回路に配線用遮断器を取り付ける場合、
100V回路には2極1素子形を取り付け、極性が決まっている。
この時過電流検出素子は接地側ではなく電圧側に入るように取り付ける。
200V回路には2極2素子形を取り付け、両極に過電流検出素子が入る。
これで正しいと思うのですが、
100回路に2極1素子形を取り付けるのは、過電流検出素子を省略できるからなのか、
取り付けてはならないからなのかどちらなのでしょうか?
単3の場合、中性線に両外線より大きい電流は流れることはないはずなので
過電流の検出は両外線で行えばよいから省略できるのか、
中性線にヒューズを取り付けてはならない、中性線が断線すると負荷容量によって過電圧がかかる可能性があるから、
同様に中性線に過電流検出素子は接続してはならないというような理由があるのでしょうか、
(中性線欠相保護付ELBは考えない)
それともそれ以外に理由があるのでしょうか?
同じように、三相にCTを取り付ける場合、
CTはR相とT相に取り付けて、S相の電流は二つの合成から知ることが出来る。
これもS相は省略してるだけなのか、取り付けてはいけないのかどちらなのでしょうか?
モーターのサーマルリレーの熱検出部分も2個しかないのは省略しているだけ?
CTもサーマルリレーの過負荷検出部もS相に取付けていないのは、
三相はS相を接地していることが多いと思うのですがこれと関係があるのでしょうか?