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早稲田大学と慶應義塾大学の受験について
- 都内の高2が早稲田大学と慶應義塾大学の受験を考えています。試験傾向や勉強の指針について知りたいです。
- 早稲田大学と慶應義塾大学の両方に受かることは可能なのでしょうか?受験予定科目も知りたいです。
- 早稲田大学と慶應義塾大学を受験した経験がある人の話を聞きたいです。勉強方法や両方受けるメリットについて教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
結局「余力」があるかどうかということです。私立最上位の受験層は、「寄せて上げて」の極端にとんがったシフトを敷くため余力があまりありません。例外は、「ほぼ万能」の国立併願組でしょう。 早慶乱れ撃ちでダブル合格を勝ち取るには、早稲田のためには国語、特に古典が欠かせないし、慶應のためには小論文対策が必要。小論文も論述型の試験に慣れていればそれほど負担感はないのですが、私立文系の国語は記述量が少なく小論対策を別に講じなければならない。 三年夏くらいまでは基礎固めと称して出題形式を意識せず並行して学習を進められるのだろうけれど、それ以降具体策として過去問などに手を染め始めると、意外に双方で合格点に達する手応えを得ることができずに(特に採点基準を客体視しにくい慶應)、どちらかに絞らねば共倒れになるのではないかと学力的に精神的に「不安が広がる」。 その結果として余力のある生徒の多い「国公立型の指導をする、つまり早慶を滑り止めあるいは第二志望にできる最上位の高校」の生徒でない限り、「国語重視か否か(英国社バランス型か英語偏重型か)」のふたつのラインに分かれてしまう傾向にあるのだと思います。そしてそれぞれの最高位置に早稲田と慶應があります。 成績はそんなに計画通りに上がるものではないということであり、周りに両方の対策を区別なくこなせる生徒がいないあなたの高校は、最上位集団を形成してはいないということでもあります。ダブル合格の真のライバルをあなたはまだ見ていない。 地力で後れを取る私立専願型から早慶ダブル合格に必要なのは、夏までに英語と地歴の力を徹底的に引き上げておくこと、国語はマークばかりでなく記述型を想定し準備しておくこと、に尽きると思います。来年の今ごろは古典と小論との苦手なほうに相当の時間を費やすことになるでしょうから、それまで「貯金」をしておくということです。 センターが東大上位並みに得意なら、安全にセンター型でのダブル合格も狙えたのでしょうが、あなたの年から慶應はセンター利用入試を廃止します。
その他の回答 (3)
早慶ダブル合格した者です(センター利用)。 一般入試でも両方受験した人が多いですね。 小論文なんて、テキトーで問題ないみたいですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 センター利用で早慶ダブル合格ですか。すごいですね。確か90%以上は必要だったと思います。 小論文はテキトーですか笑。
- BXV02341
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質問の内容に、ちょっとびっくりしました。 私の知る受験生は(昨年と一昨年)、早慶を受ける場合は全員両方受けていました。(指定校推薦は除きます。) 大昔で恐縮ですが、自分自身もそうですし、友達もだいたい両方受けていたと思います。 もちろんダブル合格のケースも多いです。 入試問題では、早稲田は重箱の隅をつつく的な細かい知識を問いがちで、慶應は比較的普通というか、国立の問題に近い、という傾向はあります。ただ、同じ大学の中でも、学部により、問題の難易度・傾向がかなり違い、一概に早稲田だから、慶應だから、ともいえないと思います。たとえば、あなたの受験科目ではありませんが、早稲田の商は数学が難しいが、政経は易しいなど……。(非常に差があります。) なので、早稲田・慶應のどちらかに絞るというよりは、それ以外の大学も含めて、大きく考えたほうがいいと思います。 今はとにかく、基礎力をつけていく時期ですね。「あと1年足らず」と言わず、今日から本格的な受験生のつもりで、各教科の力をどんどん上げていくことをお勧めします。それによって、1年後の選択肢が広がります。 ところで、気になるのは、文系学部をたくさん挙げている点です。受験のまっただ中にいる人(受験生や予備校など)は、大学名や偏差値中心に考えがちですが、入学したら、その学部の勉強をする日々が待っています。文系とはいえ、どの学部で学ぶかは、その先の人生にも関わってきます。興味を持てない学部に入ると大変ですよ。(入ってから、しまった!と思う声をけっこうききます。) 中には、早稲田に特別の思い入れがあり、早稲田ばかり軒並み受ける人もいます。(慶應も同じでしょう。)それだけの熱意があれば、早稲田のキャンパスにいるだけで充実したキャンパスライフを送れるかもしれません。でも、あなたの場合は早慶どちらでもいいようなので……。 これから1年のあいだに、自分がやりたいものは何なのか、ぜひ自分自身とじっくり対話していってください。
お礼
びっくりされましたか。私の高校は偏差値は高いのですが、進学者の大半が指定校、推薦、AOなどで合格するために私のように一般入試組は極度に少ないのです。そのため、一般入試に関する情報を手に入れにくいのです。また私は予備校などを利用する気は毛頭ないので、そういう人たちに出会う機会もないです。なのでインターネットを利用しました。 つまり、今は幅広い進路に対応できるように基礎学力を確固たるものにして勉強を進めていくことを意識するべきだということですね。 将来を見据えたアドバイスまで有難うございます。ただ数学とはどうしても友達になれなかったので完全に放置状態なのと、文系系統の学問ならどれにも強い関心があるので文系を中心に考えさせていただきました。ただ私は欲張りなので、早慶両校にとても強い憧れがあり何が何でもダブル合格を目指したいのです。 参考になる回答有難うございました。
- reirei0653
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現役の早稲田商学部生です。 私の父親が早商卒だったので私は慶應を受けませんでしたが、私の高校の友達は早慶を併願している人が多数いましたよ。結果どちらにも受かった人もいるし、片方だけ受かっている人もいました。 私や友達もよく早慶どっちかに絞ったほうがいいんじゃないかという話をしたり聞かされてきたのでその気持ちは痛いほどよく分かります。 受験が終わった私の経験から言いますとぶっちゃけ関係ないと思います。 質問者様がおっしゃられている試験傾向を気にするのはせいぜい高3の9月くらいからです。周りはだいたい10月、もしくは11月前後にはじめるものが多かった気がします。 12月以降は過去問を解くしかないので志望する学部か否かを問わず解きまくります。 心配なされていることはどちらも欲張って対策をしても両方中途半端に終わってしまうのではないかということであると思いますが、いざ自分の志望する学部であるならばどちらも結局本気でやることになるのです。 どちらか片方の過去問ばかりの研究をしていてもむしろ時間の無駄であるとさえ言えます。 というのは先ほども言ったように直前期はほんとに過去問しかやることがないので実際に過去問が足りなくなるというほど解くからです。 最低限の傾向対策は当然必要ですが、過度の対策は必要ないですし大学側もそのような対策テクニックではなくその大学に入ってしかるべきの学力を持つ人を求めているのですからそういった心配は必要ないと断言できます。 勉強のおおまかな指針としては高2においては基礎学力を完璧にすることをこころがけて高3においても学校の勉強を大切し、自分なりの勉強法を確立したうえで受験勉強をするのみです。 なにはともあれ来年の大学受験がんばってください! 私も来年は就職活動が始まりますのでお互い頑張りましょう^^
お礼
なるほど、実際に試験傾向などを意識するのは受験期後半でよく、過度に意識する必要はないということですね。とにかく今は確固たる基礎学力を身につけ、勉強法の見直しなどをしていけばいいわけですね。 経験を交えての回答はとても参考になりました。有難うございます。 はい!来年お互いに頑張りましょう。
お礼
つまり、英語と地歴を確固たるものにすることを前提にした上で、古典と小論文対策に時間を割いていくということですね。慶應がセンター利用を廃止するのは知りませんでした。私の高校は中堅上位校ですが慶應早稲田上智の進学者が多く、しかもその多くは推薦AOで入っていきます。国立進学者は極端に少ないので、そういう万能型の人々にはあまり会ったことがないのです。 参考になりました。ありがとうございます。