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電機子抵抗と電子ガバナ回路の調整
この度はよろしくお願いいたします. モータドライバを用いての速度制御で,電子ガバナ回路の動作を最適化する為に 可変抵抗を調整する必要があるそうで,調整の材料として,モータの電機子抵抗を用いるそうなのですが,例えばモータの電機子抵抗が5[Ω]であれば電子ガバナ回路の可変抵抗もこの値にすると言う事なのでしょうか? ちなみに用いているドライバはhttp://www.okatech.net/pdf/jw-143-2_man_ver1.2.pdfです. そして,電子ガバナ回路のしくみと役立ち方がが良く分からないのでこちらの方も教えて頂けないでしょうか? よろしくお願いいたします.
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ちなみにモータの電機子抵抗が10[Ω]等の場合は可変抵抗以上なので 最大の5[Ω]になるように調節すれば宜しいのでしょうか? →グラフを見ると、5[Ω]は、96%くらいですが、10[Ω]は調整範囲外なので、100%(右いっぱいに回転)にセットするしかないと思います。 フィードバック制御が正確ではなくなるが安定に動作するとありますので、使えないことはないと思いますが、負荷が変動したとき回転数が多少低下することがあると思います。 この制御装置は入力電圧DC24[V]-入力電力300[W]の直流モータ用ですが、モータの電機子抵抗が10[Ω]もあったら、24[V]電圧を加えても2.4[A]しか電流は流れません。(モーターを固定して回転させない状態で) どんなことをしても300Wの電力をモーターに送り込むことはできません。 使用を予定しているモータの定格にマッチした制御装置を選び直す必要がありそうです。
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- m_and_dmp
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取説の11ページ、「電子ガバナの調整」を見て、電機子抵抗が5Ωなら、可変抵抗器の回転量をグラフから読み取り、右回りいっぱいの96%(目分量です。)にセットします。可変抵抗器にはメモリがついています。(6ページ参照) ちなみに、電機子抵抗が3.9Ω以上では、正確なフィードバック制御は得られないと記述されています。 このタイプの電子ガバナは、モーターが回転しているとき電機子に発生する逆起電力を検出し、その値からモータの回転数を推定し、フィードバック制御により所用の回転数になるようにモーターに加える直流電圧の値を制御します。 電気子に発生する電圧は、逆起電力(モーターの回転数を表す。)と電気子抵抗に電流が流れることによる電圧降下の和になりますので、電気子抵抗が分からないと逆起電力を正確に測ることができません。
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ありがとうございます. 電子ガバナとはエンコーダの様な役割なのですね. ちなみにモータの電機子抵抗が10[Ω]等の場合は可変抵抗以上なので 最大の5[Ω]になるように調節すれば宜しいのでしょうか?
お礼
ありがとうございました こちらの効果について良くわかりました