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財務会計論の連結での税効果会計が良く分かりません
- 財務会計論の連結での税効果会計について理解が不十分で、特に繰延税金負債について疑問を抱いています。
- 資本項目や株式取得日における時価と帳簿価格の関係、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の変動なども理解しきれていません。
- 特に、問題の抜粋では繰延税金負債を繰延税金資産にするべきかどうか迷っており、理解できるようになりたいと考えています。
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連結するにあたって建物を時価評価していますよね?そのときの仕訳が・・・ 建物*** 評価差額*** 繰延税金負債*** 毎期、行われる減価償却によって繰延税金負債は徐々に取り崩されていきます。そのときの仕訳が・・・ 減価償却費*** 減価償却累計額*** 繰延税金負債*** 法人税等調整額*** なので、借方に繰延税金負債がきます。あと、売却した場合は繰延税金負債がすべて取り崩されることになります。 それと、これは評価差額の実現に伴う繰延税金負債の取り崩しです。未実現利益の消去の際に生じる繰延税金資産の減価償却に伴う取り崩しとごっちゃにしないように気をつけて下さい。 建物売却益*** 建物*** 繰延税金資産*** ↓ 減価償却累計額*** 減価償却費*** 法人税等調整額*** 繰延税金資産***
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- Crusadess
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お疲れ~。ど~しても解らないの?大変ですな。教えちゃうよ。 建物は600,000から660,000に変更されるわけでしょ、連結の開始仕分けで。つまり、この時に借方に建物が60,000、貸方に評価差額と繰越税金負債がはいる。 その後の「実現」でどうなるか。「実現」ってのは、償却したり売却したりすることでしょう。 開始仕分けで既に発生している繰越税金負債を、実現によって減らすの。だから貸方にある繰越税金負債を、今度は借方に入れるってわけ。 (1)開始仕分けで、繰越税金負債が発生(貸方)。 (2)実現により、繰越税金負債が減少(借方)。 渇!
お礼
ありがとうございました。 やっとすっきりしました。 教科書にも、取り消すみたいな事はさらっと書いてあったのですが、読んでも意味が分からなかったのです。 しかし、やっと理解出来ました。 2つとも回答があってどちらも甲乙つけたかったのですが、先に回答して下さった方をベストアンサーにさせてもらいます。 今回はありがとうございました。
お礼
毎回、回答をいただき感謝しております。 やっと理解出来ました。 一度、テキストを読んだ時に、取崩しますとは書いてあったのですが、意味が良く分かりませんでした。 しかし、今回の説明でこういう事をいっていたのだなってやっと理解出来ました。 テキストも分かりやすく書いてくれていたら、もっと楽できたのに・・・ 取崩すとはこういう事なのですねー。 ありがとうございました。