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財務会計論の連結キャッシュフローが分からない理由と解決方法
- 財務会計論の連結キャッシュフローについて分からない問題を具体例と共に説明します。
- 期首決済未達の意味とその計算方法について分かりやすく解説します。
- 連結キャッシュフローの理解を深めるための一連の計算手順を示します。
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質問者が選んだベストアンサー
横やり失礼します。既に、詳しい回答を他の方々がなさっていらっしゃるので、私は売掛金の増減に着目した仕訳で説明を試みてみます。 まず、期末の決済未達を考えてみます。P社に売掛金が決済されたことが通知されていないわけですから、取引を認識すると売掛金の減少となります。仕訳は、 (借方)当座預金 4000 (貸方)売掛金 4000 これでキャッシュが増加するわけですが、注意したいのが、この取引は「翌期に期首決済未達になる」ということです。さらに、翌期に実際に決済されることで、同じ仕訳が二重に計上されることになります。 そこで、取消仕訳が必要になるわけです。 したがって、これは当期の期首決済未達にも当てはまるはずです。 (借方)売掛金 3000 (貸方)当座預金 3000 このように、反対仕訳で取消します。 これで、キャッシュが減少するわけです。 あくまで私なりの理解ですので、間違いがありましたら申し訳ありません。
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- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
昨日は勘違いをしてしまって、申し訳ない。責任を取りたく思い、また一度書きます。 未達の3000だけの話をします。親子間の売り買いも3000とします。 3000の未達があり、これは親子間の金の流れです。 子の個別財務諸表には3000のアウトがある。でも親がこれを受取っていないので、親の個別財務諸表には3000が載っておらず、貸借対照表にも3000が無いし、キャッシュフロー表にも3000のインがない。 この時点での財務諸表の数字: 子個別財務諸表には、、、 アウト3000 現金0 親個別財務諸表には、、、 イン0 現金0 まずは未達の仕訳! (1)現金残高3000/イン3000 これにより連結財務諸表では、、、 アウト3000(子個別財務諸表から)、 イン3000(親の未達を連結財務諸表で計上)、 現金3000(同上) となります。 次に、親子間の取引の相殺! (2)イン3000/アウト3000 これにより連結財務諸表では、、、 アウト0、 イン0、 現金3000、 となります。 翌期にもこの3000を考えないとならない。 もしこの3000以外に何も取引が無いとすれば、 子個別財務諸表には、、、 アウト0 親個別財務諸表には、、、 イン3000 が記載されます。親個別財務諸表には、3000が遅れてやってきた、だから今更になってイン3000が記帳された。でもこの3000は既に前期連結で処理済。よって、前期末の未達を今期末に取り消す、、、 (1)イン3000/残高3000 これにより連結財務諸表では、、、 アウト0、 イン0、 と、まぁ、以上がキャッシュフローに関する仕訳。 こんな感じになる、筈。、、、
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
ごめんなさい。3,000は親子の取引なので、相殺するんだった。相殺で正しいです。 外部からの未達と勘違いしました。 こういう場だと、説明する方もされる方も、だんだんコンがらがりますね。 申し訳ない。
お礼
問題文に「売掛金18,000(前期未決済未達を含み、当期未決済未達を除く)」と書いてあり、”前期決済未達を含む”と書いてある事から、3000を引くという事が分かりました。 ありがとうございました。
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
御忍。 「前期末に、 (1)連結上、現金期末残高3,000/営業収入3,000 (2)営業収入3,000/商品の仕入による支出3,000 を行っている。」 ↑ナヌ?前期末に連結上でやるのは、(1)だけですよ。3,000のアウトは、子の個別財務諸表では計上済み。親の個別財務諸表では計上しておらず。だから連結では(1)だけ。 親が子に物を売って、子が親にお金を送金したんでしょ。 まずは前期の話から。子の個別財務諸表で、アウトは記帳済みよ。でも親の個別財務諸表でインが記帳されて無い。だから、連結財務諸表でインを追加。 次は今期の話。親の個別財務諸表では、このインがようやく記帳された。お金が遅れてやって来たわけ。でもこのインは、前期末に連結で追加済みよ。このままだと、同じ金を二回記録する事になるでしょ。だから、連結財務諸表でこのインを取り消す(インを減らす)わけよ。 要するに、キャッシュフローに関する仕訳はこんな感じ↓ 前期の連結財務諸表での仕訳: 現金3,000/キャッシュイン3,000 今期の連結財務諸表での仕訳: キャッシュイン3,000/現金3,000 ひっくり返しただけって話。洗替法みたいね。 ついでに言うと、「今期個別財務諸表+今期連結調整=今期連結財務諸表」になる。つまり、前期に行なった前期連結調整(未達の3,000)は、今期親個別(←個別!)財務諸表に入ってる。だから今期連結調整で取り消すのよ。
お礼
回答ありがとうございます。 何度もお手数おかけしてスミマセン。 質問で一点だけ抜けていました。 「受取手形10,000を当座により回収した」の10,000が抜けていました。 ごめんなさい。 話を戻してやっぱりスッキリしない状況です。 テキストを読むと、決済未達では、 「未達であるS社決済代金がP社に到達したと考え、P社の営業収入をいったん計上する」 と書いてあるので、前期末決済未達では、 現金期末残高3,000/営業収入3,000 そして、「企業集団の観点では現金及び現金同等物の保管場所の変更に過ぎないため、 何の取引も行われていない事になる。そこで、連結上は取引無しとするため、 営業収入と商品の仕入れによる支出の相殺消去を行う」と書いてあり、 営業収入3,000/商品の仕入れによる支出3,000 を行うと書いてあるのですが、これは間違っていますでしょうか? 教えてもらっているやり方だと、営業収入は動いている感じはするのですが、 商品の仕入による支出は何処で動いているのですか? 自分の考えだと、 1.P社は商品30,000をS社に現金販売した。 ●営業収入30,000/商品の仕入れによる支出30,000 2.P社はS社に対する売掛金18,000(前期未決済未達を含み、当期未決済未達を除く)及び受取手形(割引手形分は除く)10,000を当座により回収した。 3.前期末において、S社はP社に対する買掛金3,000を当座により決済したが、P社に未達であった。 ●営業収入18,000/商品の仕入れによる支出18,000 ●営業収入10,000/商品の仕入れによる支出10,000 ●営業収入3,000/現金及び現金同等物の期首残高3,000 4.当期末において、S社はP社に対する買掛金4,000を当座により決済したが、P社に未達であった。 ●現金及び現金同等物の期末残高4,000/営業収入4,000 ●営業収入4,000/商品の仕入れによる支出4,000 -------- 上記の仕訳が出来るから、 回答. ・期首未達 営業収入3,000/現金及び現金同等物の期首残高3,000 OK! ・期末未達 現金及び現金同等物の期末残高4,000/営業収入4,000 OK! ・営業収入と仕入支出の相殺消去 営業収入59,000/商品の仕入による支出59,000 NG! 自分の解答 営業収入62,000/商品の仕入による支出62,000 (30,000+18,000+10,000+期末決済未達4,000=62,000) となり、やはり期首決済未達の△3,000がなぜあるのか?出所がよく分かりません。 それで、Crusadessさんの考えだと、 前期に同じ仕訳を行っているから 営業収入3,000/商品の仕入による支出3,000 を行っているから、取り消して、 商品の仕入による支出3,000/営業収入3,000 なら何となく分かるのですが、これもCrusadessさんから言うと、行っていないという回答。 そうなると、-3,000の仕訳が何処にもないから、3,000を引けない。 テキストのように、 営業収入59,000/商品の仕入による支出59,000 にはならない状態。 自分の考えのどの仕訳が間違っているのでしょうか? あるいは足りないか?やりすぎ?ているのでしょうか? 本当にお手数ばっかりおかけしてすみません。 (多分、もうあきれ返っていると思いますが、お暇な時にお付き合いください。)
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
APCCPAさん、律儀ですな。 こんなに懇切丁寧な人、滅多にいませんよ。 前期末に未達の取引は、前期の連結財務諸表で処理が完了してる。だから今期の連結財務諸表にはいれてはダメ。でも今期の親会社個別(←個別!)財務諸表には入っている、3000が今期の期首に遅れて届いたから。だから、今期の連結上(←連結上!)からは除外する。 短く言うと、こ~ゆ~ことですわぃ。
お礼
何度も回答ありがとうございます。 前期末に、連結上、 現金期末残高3,000/営業収入3,000 営業収入3,000/商品の仕入による支出3,000 を行っている。 個別C/Sでは、当期に 現金及び現金同等物3,000/営業収入3,000 が行われている。 だとすると? なぜ連結C/Sでは、 商品の仕入による支出3,000/営業収入3,000←△3,000の箇所 が必要になるのですか? あくまでも当期の連結C/Sを作るのに、前期の連結での処理を考えないといけないのですか? 原則法は当期の個別C/S同士を合算して、連結会社相互間のキャッシュフローを相殺消去するのですよね? どうしても前期の連結で行ったから、当期はそれを連結上除外という流れがしっくりきません。
補足
問題文に「売掛金18,000(前期未決済未達を含み、当期未決済未達を除く)」と書いてあり、”前期決済未達を含む”と書いてある事から、3000を引くという事が分かりました。 ありがとうございました。
- apccpa
- ベストアンサー率76% (39/51)
まず、1つお詫びされていただきたいのが現金による営業収入には決済未達なんてありませんので30,000は今回、問題にならないということです。前回の回答では30、000ベースで考えていました。申し訳ないです。 頭を整理して欲しいのですが、 今回、問題となっているのは売掛金の決済未達があることによって、P社の営業収入の中に含まれる売掛金の決済による収入と、S社の仕入支出の中に含まれる買掛金の決済による支出による金額が異なっていることです。この結果、P社の営業収入とS社の仕入支出にずれが生じ、両者の金額を相殺できなくなっています。 で、P社の売掛金の決済による収入はいくらなのかというと18,000です。ですが、これには前期にS社が決済した金額である3,000が含まれています。一方で、S社の買掛金の決済による支出にはこの3,000は含まれていません。なのでまずこの3,000分、P社の売掛金の決済による収入を修正する必要があります。では、この金額というのは本来ならばどこに含まれているべきなのか?ということを考えると、決済未達がなければP社の期首残高に含まれていなければなりませんので期首残高にプラスしてあげます。よって、仕訳が・・・ 営業収入3,000 期首残高3,000 となるわけです。これにより、P社の売掛金の決済による営業収入は18,000から15,000に変わりました。 しかし、当期にも4,000の決済未達が生じています。この4,000はS社の買掛金の決済による支出には含まれていますので、P社の売掛金の決済による収入を4,000分修正する必要があります。そして、この4,000というのはP社の期末残高にも含まれていなければなりません。よって、仕訳が・・・ 期末残高4,000 営業収入4,000 となるわけです。これにより、P社の営業収入は15,000から19,000に変わりました。 で、30,000+10,000+19,000=59,000となります。
お礼
問題文に「売掛金18,000(前期未決済未達を含み、当期未決済未達を除く)」と書いてあり、”前期決済未達を含む”と書いてある事から、二重記帳となっている為に58,000から3,000を引くという事が分かりました。 ありがとうございました。
- apccpa
- ベストアンサー率76% (39/51)
キャッシュアウトフローは借方、インフローは貸方ですので30,000+3,000ではなく、-3,000となります。また、-4,000ではなく+4,000です。まだ、しっくりこなければ、また聞いて下さい。できるだけ答えます。
お礼
何度もありがとうございます。 回答でいただいた内容は分かります。 よって、 キャッシュアウトフローは借方だから、 1.P社は商品30,000をS社に現金販売した。 1は連結で相殺消去する為に、取り消すから借方で △30,000ですよね。 (営業収入30,000/商品の仕入れによる支出30,000)←借方=キャッシュアウトフロー そしてapccpaさんの言うとおりに、 -30,000-3,000+4,000=△29,000 という事ですよね。 しかし、テキストでは-30,000+3,000-4,000=△31,000 だからおかしいので分からないという事なのです。 よろしくお願いします。
- apccpa
- ベストアンサー率76% (39/51)
仕訳で考えると・・・ (1)まず、期首未達を考えるんです。営業収入3,000 期首残高3,000という仕訳をきることによって、P社の営業収入が3,000減り、期首残高が3,000増えました。(P社営業収入30,000→27,000) (2)次に期末未達を考えるんです。期末残高4,000 営業収入4,000という仕訳をきることによって 、P社の営業収入が4,000増え、期末残高が4,000増えました。(P社営業収入27,000→31,000) この2つの仕訳により、期首においても期末においても未達が無い状況になったのです。 つまり、どういうことなのかというと、未達のないS社の仕入支出とP社の営業収入が一致したということなのです。 連結CSは難しいので腑に落ちるまでに時間がかかるかもしれませんが、根気よくがんばって下さい。
お礼
何度も回答ありがとうございます。 本当にお手数おかけしてスミマセン。 apccpaさんの (1)営業収入3,000/期首残高3,000 (2)期末残高4,000/営業収入4,000 は分かりました。 そして問題を見ると、 「1.P社は商品30,000をS社に現金販売した」 から、 営業収入30,000/商品の仕入れによる支出30,000 ではないですか? そしたら計算式として、 営業収入30,000+3,000-4,000=29,000 ではないですか? しかし、テキストでは、 30,000-期首決済未達3,000+期末決済未達4,000=31,000 なのですよ。これが分からないのです。 何度もすみません。 よろしくお願いします。
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
前期末の未達ですよ、この3000っての。 この3000は、既に前期末の連結財務諸表で処理済なんですよ。前期の個別財務諸表では処理されていなかったけど、連結において処理された。この「処理された」というのがポイントよ。 前回処理した3000を、今回もまた処理しちゃマズいでしょう。同じ物を二回も処理することになるから。前期の連結財務諸表で処理したものを、今期は個別財務諸表で処理してる。同じ処理を前と今、二回してる。だから今期になって、二度目の処理を取り消すわけよ。 解るかな~?
お礼
回答ありがとうございました。 一応というレベルですが、理解出来ました。 まだまだ連結キャッシュになれてなく、少しひねられた問題だと頭がパニックになるかもしれませんが、 現時点では分かったと思います。 ありがとうございました。
- apccpa
- ベストアンサー率76% (39/51)
期首未達の3,000って本来、どうなってなければならないと思いますか?前期にS社が決済したわけですからP社の個別CSの当期の営業収入に含まれているべきではなく、現金及び現金等価物の期首残高に含まれるべきですよね?なので、まず営業収入から3,000を引いて期首残高に3,000足すんです。 次に期末残高の4,000ですが、これは本来当期のP社の営業収入及び期末残高に含まれるべき金額です。なので、営業収入に4,000を足し、期末残高にも4,000を足します。 そうすると、S社のP社に対する仕入支出とP社のS社に対する営業収入が一致しますので晴れて両者の金額を相殺できるのです。説明すると、未達を考慮しなければP社の営業収入は58,000、S社の仕入支出は59,000で一致していません。しかし、未達を考慮するとP社の営業収入は58,000-3,000+4,000で59,000となり、両者の金額が一致するというわけです。 私はキャッシュの問題、一切仕訳を書かないので分かりづらいかもしれません。もし不明な点があれば、補足して下さい。
お礼
回答ありがとうございました。 やっぱり読んでもしっくりきていません。 例えば、 1.現金販売では、 営業収入30,000/商品の仕入による支出30,000 次に、2.期首決済未達では、 営業収入3,000/現金期首残高3,000 3.期末決済未達では、 現金期末残高4,000/営業収入4,000 そうすると、 30,000+3,000-4,000=29,000 とならなければいけないと思うのですが、 30,000-3,000+4,000と回答ではなっています。 どうしても記号が逆になってしまいます。 上記の何処が間違っていますでしょうか? よろしくお願いします。
お礼
問題文に「売掛金18,000(前期未決済未達を含み、当期未決済未達を除く)」と書いてあり、”前期決済未達を含む”と書いてある事から、3000を引くという事が分かりました。 ありがとうございました。 問題の解決は不可能かと思っていたのですが、やっと謎が解けました。 もう誰もこの問題に関しては相手にしてくれないと思っていたのですが、 忘れたころに回答を頂き、とても感動しました。 心情的ですが、ベストアンサーにさせていただきます。