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国債の価格が下がると、国債を多く保有している金融機関などが
国債の価格が下がると、国債を多く保有している金融機関などが 多額の含み損を抱え経営難に陥る。 このような話をよく聞くのですが、含み損が発生しても国債を償還日 まで保有していれば元本は返ってきますし、低いながらも金利は付くので 損はしないと思うのですが、この考えは間違っているのでしょうか? それとも金融機関に国債を償還日まで保有することができない 理由があるのでしょうか?
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- tac48
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回答No.1
償還日までもては、国債は損しない・・・だからリスク資産から除外する という基本的なお考えは合ってます。 ただ、銀行はお金を預金者から借りて、そのお金を貸したり、債権を保有 して利息をもらったりするのが商売です。国債価格が下がる=金利が上がる =預金者に支払う金利があがるということです。ですから、金利の固定 された債権というものは、仕入れ(預金者の預金金利)が高騰しても 売上(受取利息)がそのままという状態と一緒なのです。さらにある意味 において在庫と一緒ですから、いつまでも在庫を抱えていられるかという リスクもあります。預金量が減れば、当然のように満期まで保有できません。 お金が商品という変な仕事ですから、一般の考え方とは違った損益が発生 します。